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( ^ω^)ブーンがタッチタイプをマスターしたようです

1 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:07:15.46 ID:eM7tUZsT0

お久しぶりです。今回は本編ではなくボツネタ編です。
事実上三股という浮気症もいいとこだねほんと

    敬愛するまとめサイト様
【ttp://vip.main.jp/344-top.html 】

投下します。

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/20(水) 23:07:55.85 ID:nRK9jZ0YO
ガンガレ。

3 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:09:31.00 ID:eM7tUZsT0



暗い……暗い闇の中……。

果たして、今僕はどこにいるのだろうか。
ここは、僕の望んだ世界か? はは。それじゃあまりにも僕が暗すぎるじゃないか。
だってここは、真っ暗闇。黒で統一された世界だぞ?
いつから僕はこんなに根暗に? はは、笑えないな。


「あんた……。いずれ来ると思っとったけど、やっぱ来たんやね」




4 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:10:42.68 ID:eM7tUZsT0

暗闇の中、背後からふと聞こえた声。
その声の主を確かめようと振り返った時、暗闇は消え、小さなスポットライトのような光に照らされた女性が一人。

僕は、この人を知っている。誰よりも、この人を知っている。
この人の名は・・・・・・

( ・∀・)「でぃ、なのか?」

(#゚;;-゚)「そうよ。あんたの望んだ場所へようこそ」

名はでぃ。
そして僕にとってかけがえのない存在。最愛の妻だ。



5 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:11:43.82 ID:eM7tUZsT0







十話 気持ちが後ろに向いている時は何をやっても上手くいかない







6 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:13:02.08 ID:eM7tUZsT0


( ^ω^)「おま、いい加減にしろお」

('A`)「三十連続目的地wwwwwww」

(#^ω^)ビキビキ

今僕がいるのは我が家。僕とドクオで二人っきりだ。男と二人……。深くは考えないのが賢明だ。こんな夜更けに……もうやめよう。

ドクオが僕を励ましに来てくれてから、ずっとゲームをやっていた。
すごろくの超特大版のようなゲームである。通称、桃鉄。

しかしながら、全くもってゴールに辿り着けない。理不尽なくらいに辿り着けないのだ。
それでも頑張るアタシ(笑)

7 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:14:35.05 ID:eM7tUZsT0

('A`)「そんな気持ちでやってたらいつまでたっても運は味方しねーぜ!」

( ^ω^)「馬鹿にすんなお、今僕の手中にあるカード。このカードを次に使えば一瞬だお!」

(;'A`)「ま、まさか銀河鉄道カードか!?」

( ^ω^)「これが僕の力だお!」

('A`)「はい剛速球カード」

『パリン! 銀河鉄道カードが割れた! 銀河鉄道カードが割れた! ゴールドカードが割れた!』

( ゚ω゚)「GYAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!」

('A`)v「急行カードでも使ってろ」

(#^ω^)「お前だけはゆるせねぇお!!」

8 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:15:17.15 ID:eM7tUZsT0

プルル プルル プルル
ドクオの携帯電話が突然鳴り出した。こんな時間で、かつドクオにかけてくる人なんていない。
唯一僕くらいはいるけれども、その僕は今ここにいる。

( ^ω^)「ドクオ、電話だお」

('A`)「ん? ああ。んだよこんな時間に・・・・・・はいもしもし」

『私だ。ヒートだ。今暇か? いや、暇じゃなくてもいい。今すぐ駅前の公園まで来い』

('A`)「はあ? んだよいきなり」

『緊急事態だ。ショボンが関係してることかもしれない』

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/20(水) 23:15:41.90 ID:Lp4p339UO
支援

10 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:16:30.13 ID:eM7tUZsT0

('A`)「・・・・・・わかった。今から行く」

『あの一緒にいるピザも呼んでくれ。数は多いほうがいい』

('A`)「ブーンか? ああ。わかった。隣にいるから一緒に行くわ」

『わかった。じゃ、頼んだぞおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

(;'A`)「うるせえ! って、もう切ってやがる・・・・・・」

( ^ω^)「・・・・・・なにかあったのかお?」

('A`)「ん、ああ。緊急事態だそうだ。駅前の公園まで行くぞ」

( ^ω^)「・・・・・・わかったお」

何か、起こるかもしれない。そう思うと僕の心臓がドクンと高鳴った。
奮起したわけじゃない。これは多分、怖いんだ。

11 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:17:16.21 ID:eM7tUZsT0

また戦うかもしれない。そう考えれば考えるほど心は冷たい鎖か何かに縛られる感覚になる。

('A`)「大丈夫か? なんなら俺だけで・・・・・・」

( ^ω^)「行くお。ここで止まったら、もう前には進めないお」

('A`)「そうか。じゃ、行くぞ」

( ^ω^)「お」

自分の指にはまっている緑色の指輪を一瞥し、僕は玄関へ、ドクオは『窓』へ。

・・・・・・ん? 何か常識的に考えておかしくないか?

12 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:17:51.38 ID:eM7tUZsT0

(;^ω^)「ちょ、窓っておま!」

('A`)「ん? 何が?」

(;^ω^)「なんで窓から出るんだお!? 死ぬお」

('A`)「バーカ。いいから靴履いて来い」

(;^ω^)「・・・・・・意味がわからんお」

そんなことをぼやきながらもそそくさと玄関に行き靴を履き外に出る僕。
で、ドクオは・・・・・・

「何ぼーっと突っ立ってんだよ。ほれ、はやく行くぞ」

(;^ω^)「お?」

ドクオの声が聞こえた。辺りを見渡すが、どこにもドクオの姿はない。
一体どこへ、どこへ行ったんだ?

13 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:18:48.08 ID:eM7tUZsT0

「上だ、上」

(;^ω^)「は?」

('A`)「ほれ、はよいくぞ」

(;゚ω゚)「と、飛んでるううううううう!?」

('A`)「馬鹿。指輪を使え指輪を」

(;^ω^)「え?」

指輪って言われても。泳ぐのはネットサーフィンをイメージして打ち込めばよかったけど
イメージはともかく、空を飛ぶイメージと文字なんてあるのか?

('A`)「んだよ、はやくしろよ」

(;^ω^)「言われてもわかんないお。そんな文字なんてあるのかお?」

14 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:19:34.73 ID:eM7tUZsT0

('A`)「I can fly」

(;^ω^)「なんというご都合主義―――――!!」

僕の叫びはご近所さん一帯に響き渡り、田村さんの家では、ようやく眠りについた赤子が起きてまた寝かすのに一時間かかったそうだ。
そしてそれについて怒鳴られたという。しかしこれはまた別の御話。なんてね。

こんなことを考えながら、あんなことを叫んでおきながら『 I can fly 』って打つ僕はいい加減駄目なのだろうか。いや、駄目なんだろうなきっと。

( ^ω^)「おお、飛べたお」

空を自由に駆けるツバメをイメージして、ツバメになりきる妄想を脳内で描く。
それと同時に文字を打ち、エンターキーで確定すると体が宙を舞った。
自由に空を飛んでいる。今僕は、鳥になっている。気分的なものだけどね。

15 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:20:08.15 ID:eM7tUZsT0

('A`)「いいから行くぞ」

( ^ω^)「お、公園だったかお」

('A`)「そうだ。んじゃお先に失礼!」

(;^ω^)「お、早いお・・・・・・でも、僕だって負けないお!」

⊂二二二( `ω´)二⊃「ブーンだおおおおおお!!」

(;'A`)「うおっ! なつかしっ!」

そんな感じで僕らは公園へと向かい空を駆け出した。







16 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:20:41.00 ID:eM7tUZsT0


          【駅前の公園】


ノパ听)「・・・・・・」

从 ゚∀从「・・・・・・」

炎髪の少女に、金髪の少女。
互いに黙りあい、睨み合う。

キーボードを片手にしている場所も、姿もまるで同じである。

そして、二人同時に駆ける。



17 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:21:20.78 ID:eM7tUZsT0


ノハ#゚听)「るあああああああああああああああっ!!」

从#゚∀从「ああああああああああああああああっ!!」

共に至近距離からの発砲。

炎髪の少女は金髪の少女の辺り一面を取り囲むようにして射出し、
金髪の少女は炎髪の少女の身体を貫くように連続して正面に射出す。

しかし互いに放たれた弾丸は、体に触れる前で何かに弾かれ地面へと落ち消滅する。

ノパ听)「何故だあああ!!」

从 ゚∀从「ああ!? 何がだよ!?」

地を滑走しながら月光を受け、細身の長剣を振るう炎髪の少女。
それを右手で持った短刀で弾き、余った左手でボディブローを狙う金髪の少女。

しかしボディブローは決まらず、後方へと距離を取られ避けられる。

18 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:22:05.15 ID:eM7tUZsT0

ノパ听)「何故お前は戦うんだ!! 戦う理由があるのか!?」

从 ゚∀从「てめえには、関係ねえっ!」

再び詰められた距離。詰められた距離の中で短刀を小振りし、牽制する。
無論、見えない壁のようなもので防がれるのだが。

ノパ听)「人を傷つける武器でしかない指輪を何故求めるんだ!!」

从 ゚∀从「はっ、そのセリフ。親父さんが聞いたら泣くぜっ!?」

再び振るわれた短刀を下から上へとアッパー気味に振り上げる細身の長剣。
地を抉り、地面を削りながら空を舞う。

同時に、短剣も大きく弧を描いて飛ぶ短剣。空を舞い、やがて重力の法則に従い落ち、地面へ突き刺さる。

短剣が弾き飛んだことを確認し、
炎髪の少女は、すかさず体全体の重力を乗せてタックルを行う。

19 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:22:48.99 ID:eM7tUZsT0

从;゚∀从「うおっと・・・・・・!?」

ノハ#゚听)「おおおおおおおおおお!!!」

タックルをまともに食らい、ゆらゆらと揺れる金髪の少女の頭を跳びつきながらに、がっしりと鷲掴みした炎髪の少女。
そのまま地面へと自分の体重を乗せ、金髪の少女の頭を思いっきり叩きつける。

从; ∀从「ぐうっ―――――!?」

冷たい地面に仰向けに転ぶ金髪の少女。頭を思いっきり叩きつけられ脳が揺れ立てないことを自覚すると、両手を放り投げ長い髪を揺らす。
月光で反射する金髪がきらりと煌くと同時に、炎髪の少女が細身の長剣を相対していた少女の首根っこへ突き出す。

ノパ听)「答えろ。あんたが指輪を欲しがる理由を!」

从 ゚∀从「けっ・・・・・・」

ノパ听)「早く言えっ! 自分の状況がわかってるのか!?」

20 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:23:29.12 ID:eM7tUZsT0

炎髪の少女の言葉を聞き、口元を尖らせながら「へっ」っと笑う。
何に対してなのか。何故、この状況下で笑えるのか。不思議に思い、辺りを一瞥するが何もない。
何の余裕か分からない。それに対して問おうとした瞬間、金髪の少女は口を開く。

从 ゚∀从「甘い、お前は甘い。それで追い詰めたと思えば―――――」

吹き飛ぶ体。地に叩きつけられ、そのまま大きく跳ね、宙を舞う。
何が――――? と視線を下ろすとそこにはしょんぼりと眉を垂れ下げた男が、黒いマントを羽織り、いかにも不審者のような格好で立っていた。
全身から汗が噴出す。何に対してなのか。しかし疑問はすぐに解けた。

これは、恐怖だ。絶対的な力の差を戦わずとも感じられる異常なまでの殺気。
目には見えないが、全身で感じ取れるだけの絶望的な力の差。それに対しての、恐怖。


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/20(水) 23:24:18.00 ID:aTe9PpbyO
支援

22 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:24:43.26 ID:eM7tUZsT0

ノハ;゚听)「ひっ・・・・・・」

思わず、体が強張る。殺される。不味い。このままじゃ、殺される。殺される――――!!
そういった感情が少女の中で入り乱れ、一種の錯乱状態を引き起こし、着地に失敗する。
地面へと落下した時、鈍く、重い痛みを感じながら地を転げる。
痛い。素直に思ってしまった。

しかしそれが駄目だった。それが、大きく隙を生んでしまった。

从 ゚∀从「形勢逆転、だな」

(´・ω・`)「何が形勢逆転だ。僕が来なけりゃ君は死んでたじゃないか」

从 ゚∀从「分かってねーな。こんな甘ちゃんにやられるわけねーだろ」

(´・ω・`)「まあ、あれの娘だからねぇ」

从 ゚∀从「ちげーねぇなっ! はははは!」


23 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:25:32.48 ID:eM7tUZsT0

ノハ#゚听)「っ!!」

全くの赤の他人に自分の父親を馬鹿にされ、貶され、侮辱され、黙っている子供がいるだろうか。
少なからずいたとしても、普通は黙っていない。眉を吊り下げた男の一言にはそれだけの意味が詰まっていた。

恐怖で竦んでいた足が動く。恐怖で震えていた身体が動く。
今は恐怖よりも、怒りが先行していた。

ノハ#゚听)「父さんをっ! 馬鹿にするなあああああああああああああ!!」

从;゚∀从「まだ動けたのかっ!」

倒れた体を起こしながら地を駆ける。体にはまだ痛みが残っている。
だがそれでも、踏みとどまるわけにはいかない。この怒りを、この怒りの根源である男が目の前にいる以上、目的となる男がいる以上、

諦めるわけにはいかなかった。

たとえ力量差が圧倒的であったとしても。たとえ、負け戦であったとしても。

24 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:26:09.45 ID:eM7tUZsT0

ノハ#゚听)「るああああああああああああああああああ!!!!」

叫び、振るう。
再び地を抉り、弧状を描き振り上げる細身の長剣。

目標は只一つ。
この戦いの大本。つまり―――――しょぼくれた眉の男。

(´・ω・`)「来るかい!? ぶつけてみるかい!? その弱小な力を、試してごらん!」

炎髪の少女は引き下がれない。たとえ、負けるとわかっていようとも


今はただ



渾身の力を振るうだけ―――――!!



25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/20(水) 23:26:17.37 ID:aTe9PpbyO
支援

26 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:27:43.30 ID:eM7tUZsT0


ノハ#゚听)「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

地を裂く咆哮。耳を劈く雄叫び。
そして、直撃す剣。

(;´・ω・`)「ぐうっ!!?」

押している――――!! その確かな結果が少女に振り切るだけの力を与える。
攻撃は、見えない壁で防がれている。しかしそれでも押している。

もう一踏ん張り。あと少しでこの壁を叩き壊せる。そんな予感がした。
叩き壊すために、今有る力を以って腰を入れ、体重を乗せ、全力で振るう。

ノハ#゚听)「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

パリン、と音を立て何かが割れ辺りに透明色の破片が飛び散った。
そして剣が振り切られ、男の胴を切り裂く。

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/20(水) 23:28:16.08 ID:w9M6340LO
待ってた支援

28 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:28:33.64 ID:eM7tUZsT0

从;゚∀从「しょ、ショボンさんっ!」

(;´・ω・`)「ば、馬鹿な! どこにそんな力が!」

ノハ#゚听)「貴様等が・・・・・・貴様等が侮辱した父の力だっ!!」

はあ、はあ、と息を荒げ、両肩を大きく上下に震わせながらに叫ぶ。
押し切った。やり遂げた。

そう確信した。


いや、そのはずだった。


しかし




29 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:29:06.01 ID:eM7tUZsT0


(´・ω・`)「まあ、全部」

ノハ;゚听)「がっ!?」

突如、眼前まで距離を縮め、炎髪の少女の首根っこを掴み晒し上げる。
ぎりり、と首が絞まり、枯れた声が漏れる。
足元を見れば、胴を切ったのにも関わらず血が全く滴っていない。しかし手ごたえはあった。なら、何故? どうして? 疑問がただただ脳内を埋め尽くしていく。

(´・ω・`)「演技なんだけどね」

ノハ;゚听)「んぐっ! んぐうう!!」

肉が引き裂かれるのではないかと言わんばかりに首を締める力が更に大きくなる。
終わった。そう確信できるほどに絶望的な状況。

持てる力を全て使い、全力を以って挑み、敗れたのだ。

30 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:30:53.99 ID:eM7tUZsT0

最早、胸中に希望などという感情は欠片も存在していなかった。
遠のく意識と激しい痛みの中、全身の力を抜き、意識を闇の中へと手放そうとしたその時。


「きったねえ手で触れんじゃねえよ変態野朗があああああああ!!!」


絶望という名の闇の中
一筋の希望の光が、降りてきた。

しかしそれでも、少女に力は残されておらず、意識は闇の中へと消えていった。
脳内で響く男の叫び声を残しながら。








31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/20(水) 23:31:21.36 ID:aTe9PpbyO
支援

32 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:33:02.22 ID:eM7tUZsT0




( ・∀・)「でぃ……何故、こんなところに」

(#゚;;-゚)「あんたが望んだからでしょうにね。ウチは呼ばれたから来ただけのこと」

闇で閉ざされた世界にはいつの間にか光で溢れていた。
一室の部屋に、ぼくらはいた。そこは、モノクロで彩られた世界で、現実味はあまりにもないものだった。

( ・∀・)「君は、僕が……」

(#゚;;-゚)「はあ。……あんたは何を気にしとんのよ。ま、無理もないか。ウチを呼ぶくらいなんやから」

( ・∀・)「その、呼ぶってのはどういうことなんだ? それにここは……」

(#゚;;-゚)「ここは、あんたの夢の中。現実のあんたはのんきに寝てる。呼ぶってのは言葉どおり、ウチを呼んだこと。そりゃもう、恥ずかしいくらいにね」



33 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:34:05.65 ID:eM7tUZsT0

ああ、そうか。ここは僕の夢の中か。なら確かに合点が行く。
時たま自分の意識が在る中で夢の中を自由に動き回れるときがある。
明晰夢だったか。そんな名前の奴だ。

( ・∀・)「そうか……。夢の中なら納得だ。でぃを呼んでたってことも」

(#゚;;-゚)「……今のあんたの顔、凄く情けないからあんまり見たかないんだけどね」

そんなに酷い顔なのだろうか。
確かに、僕は寝る前にでぃのことを考え、でぃのことを思っていたかもしれない。
でも、何が悪いのだろうか。最愛の妻を失ったのだ。これくらいの感情は湯水の如く湧き出てくるものだ。

(#゚;;-゚)「今のあんたは、うちの知っとるあんたじゃない。そんな失ったものを気にして落ち込んだ表情を浮かべるのはあんたじゃない」

夢の中だってのに、厳しいなでぃは。

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/20(水) 23:34:21.07 ID:aTe9PpbyO
支援

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/20(水) 23:34:38.94 ID:aTe9PpbyO
支援

36 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:34:39.75 ID:eM7tUZsT0

( ・∀・)「いいよもう。もういいんだよ。もうおきなくてもいい。でぃが、いるならそれでいい」

(#゚;;-゚)「情けない。ほんまに、情けないわ。そんな言葉聞きとーなかったわ」

( ・∀・)「罵倒されても、構わない。でぃだから。だからずっと……」

(#゚;;-゚)「こんの……アホンダラ!!」

(;・∀・)「っ!」

ドゴォオ、といった重たい音が響く。パシン、とか、パチンとかいう乾いた音ではなく、そんな可愛らしい音ではなく
もっと重たい音だ。ああそうだ。これがでぃだ。怒った時は女っぽく平手打ちなんかじゃなくて、本気で拳を握り殴ってくるのがでぃだ。

37 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:35:23.80 ID:eM7tUZsT0

(#゚;;-゚)「あんたを待ってる子がおるんよ!? あんたの目的はなんやったんや!?」

僕の、目的……

(#゚;;-゚)「ジョルジュ君はどないしたんよ! 娘は、どうなったんよ!」

ジョルジュ……ヒート……


(#゚;;-゚)「あんたのその指輪を持つ意味をゆうてみい!!」


僕が、指輪を持つ意味……


ああ、そうか。
でぃが僕に伝えたかったこと、でぃが夢に現れたこと。

なるほど。そういうことか。

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/20(水) 23:35:31.21 ID:Lp4p339UO
支援

39 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:36:32.31 ID:eM7tUZsT0

( ・∀・)「守るため……。大事なモノを守るためだ」

でも、それでも。

(#゚;;-゚)「わかっとんなら、なんでウチを呼んだ!」

( ・∀・)「……辛いからだ。寂しいからだ。僕は、そんなに強くない。本当はもっと弱くて、すぐに心なんて崩壊してしまう」

(#゚;;-゚)「……」

( ・∀・)「でぃ、君を、君を失ったあの日。僕はもう誰も奪わせないと誓った。でも、もう……疲れたんだ……」

しばらくの沈黙。
お互いに黙り込み、険悪な雰囲気が漂っている。

40 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:37:09.16 ID:eM7tUZsT0

(#゚;;-゚)「……あんたが辛いのもわかる。でも、あんたは今立たなきゃならんの」

どうして。そう言いたかったが、でぃの表情が酷く悲しげに見え、言葉を飲み込んだ。
とてもそんなことを言える軽々しく言える雰囲気じゃない。

(#゚;;-゚)「失う痛みが分かるあんたが、取り残される痛みを分かるあんたが、ここで諦めたらアカンのよ……」

(#゚;;-゚)「娘に……ヒートに同じ痛みを味わわせんといて」

でぃが何を言いたいか。でぃが何を伝えたいのか。分かってしまった。

(#゚;;-゚)「ウチは、いつもあんたの傍におる。せやから今こうやって夢の中で会える。
     今はまだ、こっちに来る時やない。あんたは、今娘を助けてやらんと駄目やろ?」


(#゚;;-゚)「それが、父親が背負う義務やない」



41 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:38:03.60 ID:eM7tUZsT0

( ・∀・)「……それを言うのは、卑怯じゃないか」

(#゚;;-゚)「卑怯でええ。卑怯でええから、いっといで」

そんなことを言われて、引き下がれるわけがないじゃないか。
娘を出されて、引き下がれるわけが、ないじゃないか。

(#゚;;-゚)「ヒートは、駅前の公園におる。指輪を使う奴等と戦こうとる」

( ・∀・)「……時間は、ないんだね」

(#゚;;-゚)「ウジウジせんと、はよ行きいな」

( ・∀・)「……ほんとに、手厳しいね君は」

(#゚;;-゚)「知っとることやろそんなことは。さ、いってきな」

( ・∀・)「……ああ。いってきます」

(#゚;;-゚)「いってらっしゃい。あんた」

42 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:39:43.21 ID:eM7tUZsT0
守るものがある以上、僕はこの指輪を使わなくてはならない。
大事な人が待っている以上、僕は行かなくちゃならない。
本当はまだ、ここにいたい。ここで、でぃと一緒にいたい。

でも、今は

娘を守らなくては、ならない――――!!


( ・∀・)「逃げずに、戦うのは難しい。……それでも、逃げていたら何もかも終わってしまう。
      なら、僕は戦うさ。大切な人を守るためだけに」

(#゚;;-゚)「カッコつけちゃって」

( ・∀・)「それでこそ、僕じゃないか」

(#゚;;-゚)「ふふ、そうやね」


直後、強い光に全身が飲み込まれた。

43 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:40:48.14 ID:eM7tUZsT0





('A`)「ドクオさま、ただいま参上ってな!」

空を駆け、飛び続けていた速度のまましょぼくれた眉の男の顔面へと蹴りをお見舞いする。
その力により吹っ飛んだ男の手から落ちる炎髪の少女を両手でキャッチ。

(´・ω・`)「まるで正義のヒーローだね」

しかし、吹き飛んだにも関わらず、男にはまるで無傷。かすり傷ひとつついてはいなかった。
だが、そんなことを考えて動揺などする場合ではない。

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/20(水) 23:41:05.83 ID:aTe9PpbyO
支援

45 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:41:34.27 ID:eM7tUZsT0

しかし、吹き飛んだにも関わらず、男にはまるで無傷。かすり傷ひとつついてはいなかった。
だが、そんなことを考えて動揺などする場合ではない。

('A`)「けっ。すかしてんじゃねーよ」

(´・ω・`)「君じゃ僕の相手は務まらない。せめて君三人分ぐらいじゃないとね」

('A`)「試してみるといい。相対している相手を軽く見るのは戦いにおいてやっちゃいけねーことだぜ」

(´・ω・`)「いっちょ前に言うじゃない」

('A`)「オタクを舐めんなよ。エロゲ知識だ」

46 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:42:06.52 ID:eM7tUZsT0

じりじりとした空気が、公園を包み込んでいた。
もし、一般人がこの空間に居た場合はどういう感情になっていただろうか。
恐怖で逃げ出すのだろうか。それとも、珍しい物でも見る目で近づいてくるだろうか。

しかし、幸いにも一般人は一人していなかった。


( ・∀・)「さーて。それじゃちゃっちゃとやるかな」

(;'A`)「ちょ、モララーさんいつの間に」

( ・∀・)「神出鬼没が僕のアイデンティティだよ。それに今はそんなことを行ってる場合じゃない」




47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/20(水) 23:42:10.14 ID:4eyOob8v0
1ヶ月で6人ヤって80万GET!!
http://kat.cc/2031e5

48 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:43:30.88 ID:eM7tUZsT0


(´・ω・`)「くくく……2対2とはまた、なかなか熱いじゃないか」

('A`)「2対2? なーに勘違いしてやがんだよ」

(´・ω・`)「は?」

「……………ーーーーううううううううううううううううううううううん!!!」

(;´・ω・`)「何だ!?」



⊂二二二( `ω´)二⊃「ブーンだおおおおおお!!」




49 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:44:34.68 ID:eM7tUZsT0

( ^ω^)「内藤ホライゾン、ここに参上!」

('A`)「おっせーっよ。ピザ」

( ^ω^)「うるさいおガリチビ」

('A`)「だーらっしゃい。いいから今は」

( ・∀・)「ボスを倒してクリアと行こうじゃないか」

('A`)「そういうこった」

( ^ω^)「この際なんでモララーさんがいることには触れないでおくお!」

( ・∀・)「さあ、ショータイムと洒落こもうじゃないか」


50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/20(水) 23:45:18.28 ID:aTe9PpbyO
支援

51 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:47:17.88 ID:eM7tUZsT0


(´・ω・`)「くく、面白い……。雑魚が束になってかかってきても他愛もないことさ」

( ・∀・)「そのしょぼくれた眉毛全部引き千切って髪に困ってる老人に分けてやるよ」

(´・ω・`)「なかなか面白いジョークだ」

( ・∀・)「だろう? なかなか面白いだろう」

互いに口元をゆがめ、にやりと小さく笑う。
笑いながらに、ジリジリと睨み合い、キーボードを具現化させる。

そして地を駆ける。

52 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:48:20.35 ID:eM7tUZsT0




(´゚ω゚`)「じゃあ、その力を見せてもらおうかなあああああああああああああ」

(;^ω^)「来るお!」



三人の集まっている場所を幾千もの針が取り囲むようにして現れた。
それは、まるで針の檻のような雰囲気を持っていた。



十話 おわり

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/20(水) 23:48:26.32 ID:aTe9PpbyO
支援

54 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/20(水) 23:50:36.48 ID:eM7tUZsT0

以上で、ボツネタ編終了です。
本編書いてる途中ですがまだ書ききれてないです。

支援ありがとうございました。

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/20(水) 23:51:19.54 ID:eM7tUZsT0
あ、あと一応質問とかあればお願いします

56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/20(水) 23:53:01.28 ID:aTe9PpbyO
支援

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/20(水) 23:53:35.29 ID:aTe9PpbyO
>>1
乙!

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/20(水) 23:55:02.29 ID:3bW/v2nW0
乙乙

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/20(水) 23:55:41.74 ID:olrmWCnW0
乙!!!

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/20(水) 23:56:30.66 ID:vZjptcmc0
乙!!

61 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 00:00:32.71 ID:/bL7QPqQ0

あー

本編投下したいとか思ってきたので今から一気に書き溜めします。
自分で携帯保守でも使おうかなと思います。

乙ありがとうございますー

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 00:10:25.26 ID:BrEghoCeO
保守

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 00:10:53.70 ID:vRPlQnqA0


64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 00:15:11.03 ID:wWG7SU+bO
ハイパー書き溜めタイム発動か

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 00:16:21.42 ID:c37yiWRjO
乙!

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 00:19:57.50 ID:y6nSEVT20
今から読む乙!

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 00:20:51.48 ID:BrEghoCeO
保守

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 00:34:17.79 ID:aW1yfSTp0
保守してやんよ

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 00:35:36.59 ID:491+8/1H0
保守

70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 00:52:30.25 ID:BrEghoCeO
保守

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 01:00:58.73 ID:kGh57+ZAO
保守

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 01:18:42.75 ID:BrEghoCeO
保守

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 01:31:54.24 ID:491+8/1H0
ほしゅ

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 01:47:06.69 ID:BrEghoCeO
保守

75 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 01:51:15.25 ID:/bL7QPqQ0

大体半分くらい書けまんた。kbに直すと約10kbくらい
ほしゅしてくれてる人ありがとうございます。

今のうちに質問とか受け付けます。いやないだろうけど。
キャラの紹介とかをこういったところでやるのはあまり好ましくないかもですけど
そういう質問類も喜んで答えます。

とりあえずささっと書いてきます

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 02:11:24.28 ID:BrEghoCeO
保守

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 02:29:44.93 ID:BrEghoCeO
保守

78 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 02:30:15.31 ID:/bL7QPqQ0
三時ごろには投下できると思ったり思わなかったりです

79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 02:33:05.87 ID:vRPlQnqA0
寝れねぇwwwwwwww

80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 02:50:01.47 ID:491+8/1H0
いっそのこと今夜はオールナイトだぜ!!

81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 02:56:24.84 ID:/bL7QPqQ0
いえい! とりあえず三時には投下するぜ!
で、できてないんだけどね

82 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:02:15.67 ID:/bL7QPqQ0

本編投下しまーす

83 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:03:23.62 ID:/bL7QPqQ0




さて、今僕は何故だか知らないがモララーさんとジョルジュさんに説教を受けている。
隣にドクオもいるのだけど、ドクオに関しては今ぼーっと携帯ゲーム機でカチャカチャやっている。

( ・∀・)「君はいつもそうだ。なんだって他人のせいに……」

獣が鳴く絶命の叫びと、肉を切り裂く音を出す辺り恐らくモンスターハンターであろうと思う。多分Gだ。最新の奴だ。
  _
( ゚∀゚)「もっと主人公としての自覚をだな……」

考えれば、僕とドクオでよくセカンドを二人でプレイしていたんだった。
足りない素材があれば、二人で仲良く取りに行って、先に出すと嫉妬を少しこめた声で「おまwwww」とか笑っていた。

( ・∀・)「ヒートが真面目に人の話を聞かないのは別にいい。むしろ可愛いから許す。というか抱きしめたい。ちゅっちゅしたい。あの柔らかな唇に包まれたい。
      だけど君はなんだね。その服装は。不審者じゃないか。ドクオ君は、まあなんか許すとして。
      もっとしゃんとしたまえよ」


84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:03:55.78 ID:491+8/1H0
支援

85 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:04:14.84 ID:/bL7QPqQ0




さて本題に戻ろう。何故僕は今説教を食らっているのだろうか。
それも、なんか凄く関係のないことを言われてる気がしてならない。
ジョルジュさんはなんか結構的を得たことを言って来るのだけれど、モララーさんに関しては半分以上が娘の話になってくる。
お前いい加減子離れしろよ。ヒートさんよく反抗期にならなかったな。自分の父親がこんなだったら僕は間違いなくぐれるな。

('A`)「そうだぞブーン。もっとちゃんとしろよ」

(;^ω^)「説教中にモンハンやるお前に言われたくはないお」

( ・∀・)「人のせいにするんじゃない!」

( ^ω^)「オトナっていつも理不尽」




86 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:05:29.02 ID:/bL7QPqQ0







十二話 頑張る私へのご褒美(笑)







87 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:06:16.48 ID:/bL7QPqQ0

そろそろ、何故説教を食らっているのかを言ってもいいのだろうか。
いや、むしろそろそろ言わなくちゃ不味い気がする。話が前に進まない。

( ・∀・)「それじゃ本題に移ろうか」
  _
( ゚∀゚)「そうだな。これ以上話してもキリがないしな。カメラのないとこでゆっくり二日間くらいかけて話そうか」

( ^ω^)「オトナの事情(笑)」

( ・∀・)「それじゃ、そろそろ本題に入るからドクオ君ゲーム機を切ってね」

('A`)「あ、ちょっと待ってください。もう少しでラオジャン倒せそうなんで」

( ^ω^)「うるせえセーフモードにしてろお」

('A`)「いやんいけずう」

携帯ゲーム機の端末をセーフモードにして、ポケットの中へと押し込ませる。
ただ説教を垂れるためだけに呼んだわけじゃないんだな。

88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:07:30.17 ID:491+8/1H0
支援(笑)

89 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:07:33.26 ID:/bL7QPqQ0

一応、今いる場所はモララーさんのお店である。
随分前に空き巣に入られてヒートさんが捕まえようとしたところ、犯人が暴れてヒートさんを殴ったらしい。
それでその現場を見たモララーさんが発狂しながら犯人をフルボッコにして店の壁やら窓やらが破損していたんだけど、どうやら修理したみたいだ。
ちなみに今その犯人は病院で全治三ヶ月の重症を負っている。アカンよヒートさんを傷つけたら。この人ほんと見境なくすんだから。

( ・∀・)「まあ、今日呼んだのは君たちの戦力うpのためさ」
  _
( ゚∀゚)「ドクオに関しては頭の回転が速いから別に問題はあまりないんだが。
     ブーン、お前の力がちょっと足りないからな」

( ・∀・)「ほんと大事なとこで何もできないわ、ほとんど僕かジョルジュかドクオ君かで片付けるかだから、もういい加減 
      ('A`)ドクオがタッチタイプをマスターしたようですに改名してもいいんじゃないかって裁判起こそうと思ったくらいだよ」

うわ、なんかすっごいフルボッコにされてるよ僕。
べっ、別にアンタなんかに言われても悲しくなんてないんだからねっ! あれ、目から汗が……

それはそうとして、今日はじゃあ特訓、とかになるのかな。
前にドクオに特訓にされて、成果は一応あったんだよね。一応水中戦も可能になったわけだし。人生初の気絶体験までしたし。

で、今回は何だろうか。どうせ拷問に近い何かなんだろうな。

90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:08:29.13 ID:491+8/1H0
しぇーん

91 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:09:53.95 ID:/bL7QPqQ0

( ^ω^)「で、何をするんですかお」

( ・∀・)「む。開き直るとは。まあいいや。ではジョル君説明してくれ」
  _
( ゚∀゚)「なんだよその呼び方……。まあいいや。
     とりあえず今回はお前ら独自の『必殺技』みたいなものを編み出してもらう」

('A`)「必殺技っておま……引くわ」
  _
( ゚∀゚)「うるせー。そこのピザ野朗の妹も既に使えるんだぞ」

(;^ω^)「そ、そんな! どうしてツンが……」

僕にとって大事なのは妹が戦いに巻き込まれているとかではなく
何故僕より先に妹がそんなもんを覚えているのかということだ。
これじゃますます僕は空気じゃないか。

どう考えてもこの特訓でまず最初に必殺技を編み出すのはドクオだろう。
で、次に僕がやっとのことで覚えるみたいな。

92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:10:45.61 ID:491+8/1H0
支援

93 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:12:05.72 ID:/bL7QPqQ0

( ・∀・)「いや、店に手伝いに来てもらった時に」

( ・∀・)『ツンちゃん。必殺技とか覚えてみない?』

ξ゚听)ξ『えー? なんでそんな物騒なものを』

( ・∀・)『覚えたら今日のおやつをケーキにしてあげよう!』

ξ゚听)ξ『さあはじめましょう』

( ・∀・)「といった感じで普通に覚えたよ。別に名前はないけどなかなか凄い技だったね」
  _
( ゚∀゚)「ああ、半径10メートルくらいを包み込む大爆発だもんな」

( ・∀・)「ファイアーウォール貫通するしね。ただまあ、やっぱり連続しては使えないみたいだけど」

よし。今日ツンにケーキでも買って帰ってもう二度と逆らわないようにしよう。殺されてしまう。
流石にそんな物騒なものを覚えられたらもうどうしようもない。

94 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:12:52.73 ID:/bL7QPqQ0

('A`)「ちなみに、モララーさんとジョルジュさんは覚えてるんですか?」

( ・∀・)「勿論。……ただ僕のは単純に剣なんだけどね」
  _
( ゚∀゚)「俺のは……見せたほうが早いな。外出るか」

('A`)「寒いから嫌です」
  _
( ゚∀゚)「るせーキリキリ働け」

('A`)「働きたくないでござる! 絶対に働きたくないでござる!!」

ノパ听)「いいから行くぞ。ほら」

('A`)「お、おう……」

あらやだ。この子達ったら手なんか繋いじゃって。ほんと御暑いことね。オホホホホ……
って


95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:13:28.34 ID:491+8/1H0
しえん

96 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:14:02.10 ID:/bL7QPqQ0

(#゚ω゚)(#・∀・)「「何いちゃついとんじゃゴルァアアアアアアアアアアアアアア!!」」

僕の叫びとモララーさんの叫びは店内に轟き、店の外まで及んでいた。

从 ゚∀从「ちーっす」

そして来たる僕のマイハニー。設定上だけど。あくまでフラグが立てばだけど。
あーフラグ立てばキャッキャウフフが誰にも邪魔されることなくできるのにな。

だというのになんだこの目の前に広がる地獄絵図は。
ドクオとヒートさんのいちゃつくこの絵図は。
僕よりもモララーさんのほうが怒りを隠しきれていない。怒りの限界沸点が100だとすればもうモララーさんは150を超えているだろう。

拳を握り、ぷるぷると肩を震わせながら、目を真っ赤にして血の涙を流すその様は今の僕には少し輝かしかった。
でも同時にこの人とは正直関わりあいたくないとも思った。

97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:14:46.20 ID:491+8/1H0
支援w

98 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:16:44.67 ID:/bL7QPqQ0

('A`)「ほら、あーん」

ノパ听)「あーん」

('A`)「うまいか?」

ノハ*゚听)「うまい……うまいぞおおおおおおおおおおお!!!」

(*'A`)「へへ、そりゃ良かった」

ノハ*゚听)「はははっ!!」

(*'A`)「ははっ」

どこまでいちゃつくのだろうか。
ファックしたい。こいつらを僕は今肉片一つ残さずファックしたい。
だがしかし、ここで憎むべきはヒートさんではなくドクオだ。
お前の名前はなんだ。ドクオだろう。独身男性だからドクオだろ。またモテない男性だからドクオだろ?
それなのになんだこの本末転倒のこの状態は。お前今すぐ改名しろ。許すまじ。許すまじドクオ。


99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:17:15.80 ID:491+8/1H0
しえん

100 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:18:14.72 ID:/bL7QPqQ0


(#´゚∀゚)「ブツブツブツブツブツブツ…………」


ほれみろモララーさんが狂ってらっしゃる。いや、でもいい。今ならばいい。
容赦なくやってくれて構いません。むしろやってください。あの馬鹿どもをどうぞ存分にやってください。
蹴散らせ! 公衆の面前でいちゃつくカポーを全て蹴散らせ! 奴等は害悪だ! 僕らのゴミだ!

从;゚∀从「……えーっと、今北産業」
  _
( ゚∀゚)「ドクオとヒート
     いちゃつく
     モララーブーン発狂」

間違ってない。間違ってないけど言葉に出されたらなんか辛い。
こういうのは胸のうちに秘めてるからこそ効果があるんじゃないか。自己満足言うな。

くそ! もういいよ!
誰も僕のことなんて分かってくれないんだ! 分かってくれるのは先生だけ、先生だけなんだ! 髪を切れば許してくれるはずなんだ!


101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:19:07.58 ID:491+8/1H0
カップルは滅びればいいと思うよ

102 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:19:55.50 ID:/bL7QPqQ0

……さっさと必殺技覚えて帰ろう。ツンといちゃつこう。ぶん殴られるだろうけど。アイツツンデレというかツンだし。
最近ほんとただのツンだし。「私の半径10m以内に近づかないこと。殺すわよ」とか平気で言ってくるし。ほんとに今なら殺され兼ねないからやっぱ止めよう。

あー

ほんと、辛いことだらけだな。いいよもう。あずまんがでも見て癒されるからいいよ……

( ^ω^)「……特訓しましょうお」

('A`)「俺はいいや」

ノパ听)「じゃあ私もいいや」

('A`)「二人で考えるから」

ノパ听)「それはナイスアイディアだ!」

(#・∀・)「(うちのヒートが……うちのヒートがああああああああ)」

僕には届いたよモララーさんの心のメッセージ。あの二人がこれ以上発展するようなら僕は全力でモララーさんのお手伝いをします。

103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:20:53.33 ID:491+8/1H0
支援

104 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:21:59.91 ID:/bL7QPqQ0
  _
( ゚∀゚)「んじゃ、特訓すっか。ほれピザ。外出るぞ」

(;^ω^)「さっきブーンって言ってたのにどうしてピザなんだお……」
  _
( ゚∀゚)「細かいこと気にするなよ。だから モ テ な い ん だ」

( ゚ω゚)「さっさと必殺技体得するおっ!!」

从 ゚∀从「ん? 必殺技?」
  _
( ゚∀゚)「ん? ああ。今必殺技みたいなものを覚えてもらうようにしてんだよ
     タッチタイプマスターは結構いるからな。もし街中で暴れだしたら止めなきゃならないだろ?
     そのとき覚えてたら結構役立つからな」

从 ゚∀从「ああ、なるほどな。よし。じゃ、俺も手伝ってやるよ」

こ、これはまさか……。ふ……フラグがたった! なんというイベント!
もしこのまま二人で仲良くできれば僕にももれなくフラグが立つんじゃないか?
これで僕もリア充の仲間入りじゃないのか?


105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:23:07.13 ID:491+8/1H0
フラグ折れろ!

106 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:23:18.59 ID:/bL7QPqQ0

だって考えたら ドクオ×ヒート ジョルジュ×クー の二つが組みあがってるわけだろう?死ねばいいのに。
だとしたら 僕×ハインリッヒ これは……なかなかアリじゃないですか? 素晴らしい。金髪でいかにも馬鹿そうな人だけど、アリだ。むしろ最高だ。

( ^ω^)「ああ、ありがとうございますお!」

从 ゚∀从「よっしゃー! ならやろうぜー! 善は急げってな。さっさと外出てやろうか!」

(;^ω^)「あっ、ちょっ、後ろ首掴まないで下さいお! 痛い痛い! 髪一緒に掴んでる! はげる! この若さではげちゃうお!」

僕の叫びもむなしく涙目になりながら店の外へと出た。
店外に出る直前までドクオとヒートさんのキャッキャウフフという声は聞こえたが、何も聞かなかったことにした。
これ以上まともに聞くと本当に発狂しそうだったからだ。ではモララーさん。あとはお願いします。

ああ、今僕は凄く幸せだ……

手を繋いでなくても、僕等は心で繋がっているから(笑)


107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:23:51.47 ID:491+8/1H0
しえん

108 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:23:59.68 ID:/bL7QPqQ0

  _
( ゚∀゚)「ではレッスンその1」

( ^ω^)「はいですお」
  _
( ゚∀゚)「自分の得意な操作は?」

(;^ω^)「そ、操作?」
  _
( ゚∀゚)「そうだ。操作だ。ワーム型の発射タイプだとか、電子操作型だとか、色々あるだろ? その中でどれが一番得意かってこった」

やべえ。割と真面目な講義だ。

(;^ω^)「えっと、僕はワームくらいしか扱えないですお」
  _
( ゚∀゚)「お前はこの十二話の間何をやってきてたんだ。このゴミクズめ」

( ;ω;)「だって気付いたらドクオかアンタかモララーさんが全部倒してるんだから仕方ないじゃないのよ!」

从;゚∀从「泣くなよ……」

109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:24:17.27 ID:491+8/1H0
支援

110 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:24:48.13 ID:/bL7QPqQ0


  _
( ゚∀゚)「得意な能力の判定がつかないから、レッスン2に移動」

( ^ω^)「はいですお」
  _
( ゚∀゚)「自分の性格は?」

(;^ω^)「自分の性格なんてわかんないですお」
  _
( ゚∀゚)「お前はこの十二話の間何をやってきたんだ。このキモピザめ」

( ^ω^)「間違ってないから反論はできない」

从;゚∀从「開き直るなよ……」




111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:25:07.88 ID:491+8/1H0
支援wwww

112 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:25:49.20 ID:/bL7QPqQ0
  _
( ゚∀゚)「段々オチが読めてきたが、レッスンその3」

( ^ω^)「はいですお」
  _
( ゚∀゚)「必殺技のイメージとかあるか?」

(;^ω^)「え、えっと必殺技だから相手が死ねばそれでいいんじゃないですかお?」
  _
( ゚∀゚)「もうちょい具体的になんかないか?」

( ^ω^)「エターナル・フォース・ブリザードとかかお」
  _
( ゚∀゚)「お前はこの十二話の間何を考えてきたんだ。この邪気眼中め」

( ;ω;)「またこのオチかおっ!」

从;゚∀从「気持ちはわかるわ……」




113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:26:14.24 ID:491+8/1H0
支援

114 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:26:34.93 ID:/bL7QPqQ0
  _
( ゚∀゚)「じゃ、最終レッスン。次実戦な」

( ^ω^)「はいですお」
  _
( ゚∀゚)「お前の心は何で構成されているんだ?」

( ^ω^)「愛」
  _
( ゚∀゚)「じゃあ、脳内は?」

( ^ω^)「おっぱい」


115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:26:47.54 ID:491+8/1H0
しえん

116 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:27:29.36 ID:/bL7QPqQ0
  _
(* ゚∀゚)「合格だああああああああああああ!!!!」

( ^ω^)「いえーい」
  _
( ゚∀゚)「好きなカップは?」

( ^ω^)「B〜Cの間」
  _
(* ゚∀゚)「合格だああああああああああああ!!!!」

从;゚∀从「駄目だこいつら早くなんとかしないと……」


117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:27:56.10 ID:491+8/1H0
おっぱい!おっぱい!

118 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:29:05.64 ID:/bL7QPqQ0

き、厳しいレッスンだった。
僕は少し成長したような気がする。大体レベル2くらい上がったと思う。
つ、疲れた……。精神的にかなり……。
  _
( ゚∀゚)「んじゃ。実戦練習すんぞー」

( ・∀・)「それじゃ、僕も手伝うとしようかな」

(;^ω^)「いつの間に……」

( ・∀・)「神出鬼没が僕の代名詞なんだZE!」

从 ゚∀从「おっさん、それ古いし気持ち悪い」

( ;∀;)「うっせ! うっせ! 三十八だからって軽蔑すんじゃない!」

三十八なんだこの人……。なんというかもう……
見てられないよね……。頑張ってくださいほんとうに。


119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:29:51.72 ID:491+8/1H0
支援w

120 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:30:28.38 ID:/bL7QPqQ0

从;゚∀从「ま、まあ、その、頑張れよ……」

( ;∀;)「どっくんにヒート取られるし、最近ヒートってば冷たいし。
       僕の入った後の風呂は入ってくれないし。ヒートのパンツ被ってたら殴られたし……」

最後は確実にあんたが悪い。
  _
( ゚∀゚)「ああもういいから、さっさとやるぞ」

( ^ω^)「はいですお」

从 ゚∀从「んじゃ、俺も手伝うとするかー。で、何すんの?」
  _
( ゚∀゚)「まあ、まず……」

( ^ω^)「まず?」
  _
( ゚∀゚)「避け続けろ」

(;^ω^)「はい?」

121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:30:58.30 ID:491+8/1H0
しえん

122 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:31:31.62 ID:/bL7QPqQ0

そして眼前に現れた弾幕。いや、いやちょ―――――――!!

(#)#゚ω(#))「うひょおおおおおおおおおおおおおおあぶふぇしやあああああああ!!」

叫び声と共に避けようと思った僕が馬鹿だった。ただ幸いしたのはゴム弾だったことだ。
いや……痛いのには変わりないんだけどね……

从;゚∀从「うっわ、顔の原型留めてないじゃん……」
  _
( ゚∀゚)「ほーれー避けないと死ぬぞー」

(メメ;^ω^)「ちょっ! へいやっ!」

軽やかなホップ、ステップ、ジャンプ!
ああ、カーチャン。僕今すごく輝いてるよ―――――!!

ほら、こんな二つの弾だって……

((#)゚ω゚(#))「なんのそぶへらっしゃあい!!」


123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:32:10.61 ID:491+8/1H0
wwwwwww

124 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:33:05.82 ID:/bL7QPqQ0

从;゚∀从「まーた派手にやったなー」

アカン。節子これ以上はアカン。にーちゃん逝ってまう。
ギブアップ。そうだとりあえずギブアップをっ……

(メメメ;^ω^)「ギブアッープ! ジョルジュ先生っ! もう止めてー! 俺のライフはゼロよーっ! だからギブアップです!」
  _
( ゚∀゚)「はン……」

(メメメ;^ω^)「ギブアッープ!」
  _
( ゚∀゚)「ギブアップだ? 馬鹿が。プロレスでもあるまいし、真剣特訓にそんなものがあるか。馬鹿が」

(メメメ^ω^)「……」

この時僕は悟った。

駄目だこの人。止める気全くない。というか楽しんでる。
そして僕は動くのを止めて、全てを諦めた。
よし、気絶をしてしまおう。そうすればきっと止まるはずなのだと。

125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:33:40.49 ID:491+8/1H0
支援

126 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:34:47.79 ID:/bL7QPqQ0

(メメメ-ω-)「南無ッ!」
  _
( ゚∀゚)「あ?」

意識を落として、目を瞑る。あとは我慢して、ただただ我慢してればそのうち気絶するから……
ゴム弾が直撃して、直撃して、直撃して――――

(メメメ;゚ω゚(#)「いてえっ!!」

我慢できずそのまま意識を取り戻した。

从;゚∀从「青アザだらけじゃねーか……」
  _
( ゚∀゚)「(そろそろか……)
     ピザ野朗! お前は何のために指輪を持ってるんだ!?」

(メメメメ;゚ω゚)「さ、さあ!? ぽ、ポテチ十年分かお!?」
  _
(;゚∀゚)「そうじゃなくてよ……」


127 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:37:22.11 ID:BrEghoCeO
さる を くらいました

128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:38:22.41 ID:xwhaig/4O
同タイミングでさるwwwww
支援

129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:39:15.74 ID:xwhaig/4O
さる回避

130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:40:21.61 ID:xwhaig/4O
さるさん撃退

131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:41:11.24 ID:xwhaig/4O
支援

132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:41:27.03 ID:BrEghoCeO
なんというwwww
さるさん破壊

133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:41:52.66 ID:vRPlQnqA0
シエンヌ

134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:42:03.24 ID:BrEghoCeO
支援

135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:42:17.04 ID:xwhaig/4O
支援

136 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:42:23.52 ID:/bL7QPqQ0

期待はずれの言葉が返ってきて表情が少し落ちているものの、攻撃の速度が落ちることはない。
弾幕も全く減ってはいない。もはや、避けることに精一杯で頭など回せやしないんだから。
でも、声は正常に発せないくせに妙に冷静なんだよな今。

……何のために指輪を持ってるんだろうか。
確かに集めたらポテチ十年分という、まあ多少なり魅力的なものはあるが。
でも、それだけで暴れまわる奴らが現れるのだろうか。宇宙から侵略してくる奴は出てくるのだろうか。
いや、それはない。

きっと裏に何か大きなものがある。
そうでなければ、そこまで人を大きく動かすことなんてできない。

莫大な金がかかっているだとか、そういうものでなければ……。

――――! そうか。なるほど。もし、願いが一つ叶うなんて設定だとしたらどうする?

そうだとしたら、みんな血眼になって探すだろう。必死に奪うだろう。
既にこの指輪が常識を大きく無視しているんだ。だとしたら、願いが一つ叶うなんて造作もないことじゃないか?

137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:42:47.59 ID:BrEghoCeO
ktkr

138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:42:56.67 ID:xwhaig/4O
支援

139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:43:35.10 ID:491+8/1H0
しえん

140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:43:50.44 ID:vRPlQnqA0
お、復活kt

141 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:44:11.13 ID:/bL7QPqQ0

だとしたら、危険だ。
もし、危険思考の働く暴君だった場合どうなる?

そんな奴にこの指輪が渡ったりなんかしたら……


大切な人達はどうなる?


ヒートさんといちゃついているとはいえ、なんだかんだで居て当然の存在になってるドクオは?
この街の秩序を必死に守ろうとしているジョルジュさんとクーさんは?

モララーさんとヒートさんの平和な日常は?
なんでかんだで可愛い妹のツンは?

そしてその輪の中にいることができる僕は?

142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:44:39.19 ID:491+8/1H0
支援

143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:45:27.44 ID:BrEghoCeO
みんなありがとう
自作支援

144 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:45:40.31 ID:/bL7QPqQ0

駄目だ。

絶対に駄目だ。


そんなこと、許してたまるか。

守る。守り抜く!

この日常を。この生活を。とても安定した生活とはいえない。


でも!

そんな生活に今僕は満足してるんじゃないか?

なんだかんだで、満足してこの毎日を送っているんじゃないか?
多少の非現実さを帯びているこの日常を。


145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:45:55.42 ID:491+8/1H0
支援

146 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:46:43.92 ID:/bL7QPqQ0

だとしたら、

意地でも、是が非でも

守りぬかなきゃならないんだ―――――!!

(メメメメ#゚ω゚)「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

何かが、こみ上げてくる。
僕の体から何かがこみ上げてくる。

初めてキーボードを具現化させたときのような何かに包まれる感覚が、僕の全身に駆け巡ってきている。

(メメメメ#゚ω゚)「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」





147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:47:46.46 ID:491+8/1H0
なんか熱い?
支援

148 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:47:55.15 ID:/bL7QPqQ0

 僕が望んだものは?


                 今求めているのは?


     指輪を持つ意味は?


                     何のために戦っているんだ?

――――全部

(メメメメ#゚ω゚)「この生活を守りたいからだおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
  _
(;゚∀゚)「なんかカッケェ!」

しかし待ってるのは辛い現実だった。


149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:48:22.17 ID:491+8/1H0
支援

150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:50:12.47 ID:jJ8c8EP8O
うほっ来てた支援

151 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:50:33.04 ID:/bL7QPqQ0

(メメメメ#)゚ω゚(#)「ひでぶっ!」

ああもう……主人公補正とかないのかよ……
どう考えても今のは覚醒フラグだろうに……ぐふ

ああ、なんだよ。あの叫びはさ。あの回想シーンみたいなのは……
誰がどう考えてもあそこは覚醒してジョルジュさんが「よく……頑張ったな」とか言う場面だろ。

んであわよくばハインさんに
「ったく! 無理すんじゃねーよ! この……ばか」とか言われてタオルを渡されるべきだろ……。

あ、駄目……痛みがしびれて、感覚が……あかんわ……

意識が……



僕の めのまえ は まっくら に なった 。


152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:51:01.78 ID:491+8/1H0
おまwwwww

153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:51:38.21 ID:jJ8c8EP8O
オワタwwwww

154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:51:48.72 ID:BrEghoCeO
これよりスーパーながら投下タイムが始まります。
書き溜めぶちぎれました

155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:52:51.79 ID:491+8/1H0
マターリ支援タイム!

156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:53:50.47 ID:jJ8c8EP8O
しっえしえにしてやんよ

157 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 03:55:32.94 ID:/bL7QPqQ0

「おーい。大丈夫かー?」

ううん……? 誰だ……? 僕の眠りを妨げる者は……
今はただ眠いというのに……

ただ、この体中にある痛みで二度寝は無理そうだけどもね……

从 ゚∀从「ほれい。おきろって」

( つω-)「らめえ……カーチャンあと三分だけぇ……」

从#゚∀从「誰がカーチャンかっ!」

(メメ;゚ω゚)「俺の痛覚デラベッピンッ!」

うう、痛いよ。こんな死人にムチを打つなんて酷いよ。
いや、でも死人じゃないからいいのか? いや、よくない。痛いだけじゃないのよ。

っていうか……

158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:57:15.31 ID:491+8/1H0
支援

159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 03:59:23.39 ID:jJ8c8EP8O


160 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 04:01:44.42 ID:/bL7QPqQ0

(メメ;^ω^)「ハインさん何してはるんですかお!?」

从 ゚∀从「え? 乗ってるんだけど?」

そう! ハインさんは僕の体の上に乗っているのだ!
何これ!? 何この超展開! いや、アリだけど!
そりゃフラグボッキボッキだし僕の息子もボッキボッキだからいいけど!

でも!

(メメ;^ω^)「あばばばばば、あばばばばば」

ぜ、全然まともに喋れないんだ! だって、僕……彼女いない暦=年齢だよ?
そんな女性経験が全くない僕にこんなステキイベントがいきなり発生しても、どうしようもないじゃない! これなんてエロゲ!?


161 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 04:03:31.41 ID:/bL7QPqQ0

从 ゚∀从「んだよー変な声だしやがってー」

(メメ;^ω^)「ちょ、ちょ、いいからおお、降りてくだい、くださいお!」

それ以上下に下がっちゃうと僕のマイサンとあなたの大事なものが合体しちゃうから。
だから余計に危ない。いや、そりゃ僕としてはあなたと合体したい気分だけども。

の、脳内エレクチオン! じゃなくて、早く! 早く降りて!

从 ゚-从「……。俺のこと、嫌いか?」

(メメ ^ω^)「ドキン」

そんなことないですお!

あれ……。なんか間違えた。

162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 04:04:01.84 ID:491+8/1H0
wktkしえん

163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 04:04:49.63 ID:jJ8c8EP8O
ブーンキメェwwwww

164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 04:06:27.97 ID:vRPlQnqA0
あれ?フラグ?


あと後日またスレ立てたほうがいんじゃね?

165 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 04:13:29.92 ID:/bL7QPqQ0
>>164
プロット的にはもうすぐ終わるですよね……
駄目かな

  _
( ゚∀゚)「お、やっと起きたか……って、お前ら何やってんの?」

(メメ;^ω^)「え!? いやこれは、親睦を深める立派な行為であって、別にそれは行為に小と生がくっついたりするわけでは決してないですお!?」
  _
( ゚∀゚)「はっはーん。なるほど。いやー、若いってのはいいねー」

(メメ;^ω^)「や、ですから僕とハインさんは別にそういうアレがあるわけせもう、ないわふぇでひぃて」
  _
(;゚∀゚)「わーった。わーったから。それより、いいか? ちょっと痛むぞー?」

そういうとジョルジュさんは僕の頭に手を添えた。ちなみにハインさんはまだ僕のおなかの辺りに乗っている。
何これ。何この変なプレイ。エロゲでもこんなシーン見たことないよ僕。

……。ん、あれ。痛みが引いていく。

166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 04:14:33.70 ID:491+8/1H0
>>164
ここまで起きてた意味がwww

支援

167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 04:16:05.23 ID:jJ8c8EP8O
支援支援

168 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 04:16:06.56 ID:/bL7QPqQ0

( ^ω^)「あれ? お? 痛みが……」
  _
( ゚∀゚)「バックアップ。知ってるだろ? 一応応急処置としてだからあまり効果はねーけどな」

( ^ω^)「そんなことないですお! もう全然痛くな痛い!」
  _
(;゚∀゚)「無理すんなっての」

情けないなほんと。
なんか特訓したっていうのにまたドクオの時と同じように気絶したしさ。

っていうか


169 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 04:18:07.34 ID:/bL7QPqQ0

(;^ω^)「まだ乗ってるんですかおハインさん」

从 ゚∀从「え? いやなんかお前の腹に乗ってると落ち着くんだ」

(;^ω^)「そうですかお……」

まあいいや。このまま寝ててもいいだろう。多少人の目が痛いけど。
それに、この視点からだと見事にハインさんのスカートからぱんちゅが見えるわけだしね。
……ほう、縞パンか。なかなかいい趣味をしていらっしゃる。ぐへへ……

从 ゚∀从「……とう!」

(;^ω^)「痛っ! な、なななんですかお!」

从 ゚∀从「なんか鼻伸びてたぞ」

(;^ω^)「そ、そそそんなことな、ななないですお」

从 ゚∀从「この変態が」


170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 04:18:38.49 ID:jJ8c8EP8O
変態支援

171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 04:19:34.73 ID:491+8/1H0
ぱんつしえん

172 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 04:20:48.54 ID:/bL7QPqQ0

確かに、変態かもしれない。でも僕は変態ではない。変態であれど、変態ではない。
だって僕は

(;^ω^)「し、失敬な! 僕はキモピザでオタであって、多少破廉恥な心を持っていても変態では決してないですお!」
  _
( ゚∀゚)「人はそれを変態と呼ぶ」

(;^ω^)「うっ……」

( ・∀・)「あーやだやあーだ。ほんと最近の子はすぐにいちゃつくんだから……死ねばいいのに」

从 ゚∀从「いちゃつくー?」

( ・∀・)「……無自覚とは……恐ろしい子!」

173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 04:23:07.87 ID:491+8/1H0
しえん!

174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 04:25:08.10 ID:jJ8c8EP8O
モララーwwwテラオカマ口調www

175 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 04:27:40.98 ID:/bL7QPqQ0

というか、あれ? これってさ……もしかして、フラグじゃね?

先生。とうとう僕にも春が来ました。ようやく青い春がやってきそうです。
そう、今宙に浮いているUFOのように……


ん?


UFO?


(;^ω^)「ハインさんっ! 降りて下さいお!」

僕の中にある危険信号が大きく鳴る。危ない、危険だ、と。
この展開的に、次来るとしたら何かを打ってくる。

从 ゚∀从「へ?」

(;^ω^)「はやくっ!」

176 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 04:28:14.19 ID:/bL7QPqQ0

急いでハインさんを降ろして、ハインさんを抱きしめて、亀のように腰をかがめ蹲る。
僕はともかく、この人は―――――! 敵キャラが仲間になる=死亡フラグだなんて成立させてたまるものか!

しかし、僕の危険信号は全くハズレを引いており、聞こえてきたのはなんとも間抜けな声で……

「とうっ!」

何かがUFOから飛び降りてくる。
その影は徐々に大きくなって……


地面に衝突した。



177 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 04:28:22.17 ID:491+8/1H0
しーえーんー

178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 04:30:57.52 ID:jJ8c8EP8O
フラグ大量発生しあ

179 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 04:31:24.00 ID:/bL7QPqQ0


(;^ω^)「……」
  _
(;゚∀゚)「……」

( ・∀・)「お、可愛らしいぬこが一匹」

モララーさん……。それぬこじゃなくて、正真正銘の変態です……
というか……

(;^ω^)「あ、ごめんなさいですお!」

咄嗟にハインさんを抱きしめてたなんて……
ちょっと強引過ぎたかもしれない。反省しないと……

从* ゚∀从「……」

(;^ω^)「ハインさん?」

从;゚∀从「え!? なんだ!?」

180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 04:32:56.44 ID:491+8/1H0
なんというフラグ乱立・・・

181 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 04:33:27.22 ID:jJ8c8EP8O
ぬこwktk

182 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 04:36:46.43 ID:/bL7QPqQ0

(;^ω^)「え? いや、いきなりすみませんでしたお」

从;゚∀从「いやっ、全然気にしてないからっ! うんっ!」

ああ、やっぱ怒ってるよなぁ。
そりゃいきなりだもんな。それも正当に何か攻撃があったとかならまだしも……

地面で這い蹲ってるのがこの攻撃の正体だしなぁ……


( ФωФ)


くそ、忌々しい。とりあえず踏みつけてやろう。
この猫人間め……っ!

( ФωФ)「なんつってな。我輩はそうそう気絶などせぬわ!」

(;^ω^)「お、起きてたのかお!?」


183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 04:38:35.16 ID:jJ8c8EP8O
なんという鈍感

184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 04:40:26.68 ID:491+8/1H0
ハインかわいいなちくしょう

185 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 04:43:56.20 ID:/bL7QPqQ0

不味いことになった……。ちょっと久しぶりにほのぼのとした雰囲気を楽しみながら
ちょっと恋愛コメディっぽい感じでいられると思ったのに……

あ、なんかすごい腹立ってきた。今はなんというかこの猫畜生に恐怖とかいうより異常に腹が立ってきた。

でも足が震えるあたり僕は非常に臆病だと思う。だがそこがいい。

( ФωФ)「ふん、真昼間から堂々といちゃつきやがる糞どもがいると聞いて飛んできたのだ」

( ・∀・)「……よし、今日限定で君の味方につこう」

(;^ω^)「なんで!?」

(#´゚∀゚)「てっめえらがいちゃつくからだっろおがああああああ!! ファアアアアック!!」

駄目だ。狂ってらっしゃるわこのお方。

186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 04:45:36.36 ID:491+8/1H0
ロマネスクには非常にがんばっていただきたい

187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 04:46:28.95 ID:jJ8c8EP8O
モララーてめぇwwwww

188 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 04:49:33.13 ID:/bL7QPqQ0

(;^ω^)「何がですかお」
  _
( ゚∀゚)「お前の特訓の成果を試すいい機会じゃねーか」

(;^ω^)「え、でも僕気絶しただけだお……」

そうだよ。特訓っていってもただジョルジュさんの弾を避けて……。いや避けれてなかったけど。
思いっきり顔面に命中してたけどね。で、挙句気絶したんだから……
  _
( ゚∀゚)「お前は、充分成長した。心配すんな」

(;^ω^)「んなこと言われても……」
  _
( ゚∀゚)「来るぞっ!」

(;^ω^)「え!?」


189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 04:53:01.32 ID:jJ8c8EP8O
しえしえ

190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 04:54:14.21 ID:491+8/1H0
しえん

191 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 04:55:12.60 ID:/bL7QPqQ0

从 ゚∀从「へっ……この変な感情とともに取っ払ってやらあ!」



モララーさんが白と黒に近い灰色の双剣を構え走ってくる。
そして、猫のおっさんもキーボードを構え走ってきていた。

それに対してジョルジュさんは何かを打ち込み、大きな空間を作って……

って何!? あの魔法みたいな紋章何!? なんかすっごい必殺技っぽいんですけど!?
 _
( ゚∀゚)「見とけブーン。これが俺の必殺技だ!」

異空間。とでも呼ぶべきか。小型のブラックホールのような空間がジョルジュさんの前に出来上がり、何かをそこから吸収している。

(;・∀・)「ちょ、いきなり本気かい!?」
 _
( ゚∀゚)「俺は最初っから最後まで……クライマックスだぜっ!」

192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 04:56:43.32 ID:491+8/1H0
必殺技ktkr

193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 04:57:38.68 ID:jJ8c8EP8O
ジョルジュカッコヨス

194 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 04:58:54.13 ID:/bL7QPqQ0

(;・∀・)「くっ! 秘儀! ぬこ星人シールド!」

( ФωФ)「え?」

一緒に走っていた猫のおっさんの背後に回りこみ、がっしりと捕まえているモララーさん。
文字通り、おっさんを盾にしている。

……この人ほんと最悪だ。

そんなことを思っている最中にも、ジョルジュさんの前にある空間は何かを飲み込んでいる。
  _
( ゚∀゚)「死んでくれるなよ! モララー!」

(;ФωФ)「いや、ちょ! 危ないの我輩だから! お、落ち着こうぞ! 話合えば――――」


195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 05:00:13.10 ID:491+8/1H0
しえん

196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 05:01:29.57 ID:jJ8c8EP8O
ひでぇwwwwwwwwww

197 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 05:02:28.33 ID:/bL7QPqQ0
                           __,,:::========:::,,__
                        ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...
                      ..‐´      ゙          `‐..
                    /                   \
        .................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´                      ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
   .......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙      .'                          ヽ      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
  ;;;;;;゙゙゙゙゙            /                           ゙:               ゙゙゙゙゙;;;;;;
  ゙゙゙゙゙;;;;;;;;............        ;゙                             ゙;       .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;.............................              ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
                ゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
              ノi|lli; i . .;, 、    .,,            ` ; 、  .; ´ ;,il||iγ
                 /゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li   ' ;   .` .;    il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
                `;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `,  ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
                 ゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
                    ´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙i|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´


                            ちゅどーん



198 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 05:03:49.02 ID:491+8/1H0
これ盾あっても死ぬだろwwww

199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 05:04:53.85 ID:jJ8c8EP8O
ちょwww死ぬwww

200 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 05:06:23.18 ID:/bL7QPqQ0

視界全体を奪うだけの光が真っ白に白光し、前が見えなくなった瞬間。
轟音と共に、風が吹き荒れた。荒れた空気が僕の視界を更に奪う。

爆発音、それに近い音だ。

恐らくあの空間から何かを射出して、それをぶつけたのだろう。
多分モララーさんは無事だろうけど、あの猫のおっさんは……

生きてる、かねぇ。

視界が段々と元に戻ってきて、猫のおっさんの方を見てみると

(  ω )「ぐべら……」

なんとか生きていた。
ただ、着衣していた服は全て燃え尽きており、残っているのは赤色のふんどしのみだった。
ちなみにモララーさんはぼろぼろの猫のおっさんの後ろでピンピンしている。

……まあ、とりあえず猫のおっさんはもう戦えないだろうなあ。


201 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 05:07:07.52 ID:491+8/1H0
おっさんwwwwww

202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 05:08:22.39 ID:jJ8c8EP8O
フwwwンwwwドwwwシwww

203 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 05:12:50.64 ID:/bL7QPqQ0
  _
(;゚∀゚)「はあ……はあ……」

( ・∀・)「はは、自慢の必殺技も利かなかったねジョル君よ!」

あんた後ろで隠れてただけだろうが。
  _
(;゚∀゚)「あー……ブーン」

(;^ω^)「はいですお」
  _
(;゚∀゚)「これ使うとしばらく動けないんだわー。あと頼んだぜー……」

(;^ω^)「ちょ! 絶対無理っ!」

とりあえず、地面で蠢いているおっさんをちょっと見てみる。
モララーさんは、まあなんとか口で押さえられればそれでなんとかなるだろうし。



204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 05:14:07.49 ID:491+8/1H0
支援

205 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 05:14:57.60 ID:jJ8c8EP8O
やっとブーンか しえ支援

206 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 05:16:23.68 ID:/bL7QPqQ0

(  ω )「ひ、さしぶりの……出番だったのに……がく」

(;・∀・)「ぬ、ぬこくん―――――!!」

なんか……敵なのに……ここまで悲惨だと可哀相になってきた。

从 ゚∀从「終わったなー」

(;^ω^)「ええ、一応は……」

(# ∀ )ゴゴゴゴゴゴゴゴ「やい……てめえら……なあにが終わっただと……」

あ、あれ。モララーさんがなんか凄く怒ってらっしゃる。
あれー……? 終わった、はずだよね?

(#´゚∀゚)「ぬこくんの仇討ち……!! 弔い合戦じゃああああああああああ!!」

(;^ω^)「原因はあんただろうがああああああ!!」


207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 05:18:53.32 ID:xwhaig/4O
モララーwwwww

208 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 05:20:10.30 ID:/bL7QPqQ0

モララーさんの握る双剣が、白光する。
白の剣は白く。灰色に近い剣はクリアブラック色に。

血眼になりながら、血の涙を流しながら僕等に向けて駆け出すモララーさん。

まさに、鬼の如く。

……っていうか、なんで僕の覚醒フラグは立たなかったのにモララーさんは覚醒してんの?
この人フラグ立つ要素もなかったはずなのに……。

(#・∀・)「るああっ!」

(;^ω^)「ほわっちょ山田!」

やばい、やばいやばいやばい――――!! この人本気と書いてマジだ。
今本当に容赦なく双剣を振るってきよった! モーション的には三国無双の陸孫的な感じで!

……ふと考えたら僕の知ってる中で一番強いのってモララーさんだったような気がするんだけど。

これ……実はめちゃくちゃピンチじゃね?

209 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 05:21:41.25 ID:xwhaig/4O
しえん

210 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 05:23:45.10 ID:jJ8c8EP8O
しあ

211 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 05:29:46.10 ID:/bL7QPqQ0


―――――でも、今やらなきゃ終わる。

モララーさんは本気だ。本気のモララーさんと対峙することになるとすれば、こっちは普段の三倍以上の力が必要だろう。
だったら、今僕にできる精一杯を。

精一杯の努力を。やれるだけのことを―――――やらなきゃならないんだ!!

( ^ω^)「ハインさんっ! 僕は前線に立って守りますおっ!」

从 ゚∀从「よしきた! 攻撃は任せとけ!」

僕は体を前へと突き出し、モララーさんと睨み合う。
……ほんとは怖い。かっこつけても、やっぱこの人は事実上最強なのだから。

でも、でもっ!

212 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 05:32:55.07 ID:xwhaig/4O
支援

213 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 05:34:12.99 ID:/bL7QPqQ0

(#^ω^)「役立たずと呼ばれ……攻撃もできない僕の力を……」

(#・∀・)「うるあっ!」

(#^ω^)「見せてやるおおおお―――――!!」

振るわれた双剣。いまだに白光は続いている。右手は下から上へ。左手は胴を裂くようにして横一閃。
しかし、その剣が僕の体を切り裂くことはなく……

(;・∀・)「んな……!」

(#^ω^)「今だおっ! ハインさんっ!」

何が起きたか分からず、うろたえているモララーさんを尻目に僕はハインさんに攻撃を求める。
何故、僕の体を切り裂かなかったのか。
答えは単純だ。

(;・∀・)「それが君の力か! ブーン君!」

(#^ω^)「僕は攻撃には向いてないですお……だからっ! 僕はみんなを守るためにこの力を選んだだおっ!」

214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 05:37:04.62 ID:xwhaig/4O
支援!

215 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 05:37:50.55 ID:/bL7QPqQ0

具現化せず、目で見ることはできない体全体を包み込む盾。
ジョルジュさんや、モララーさんも恐らく使っていると思えるものだけども

僕のは、一部分の空間を作りだし、攻撃を防ぐ仕組みになっている。

いうなれば、空間防御壁。……痛い名前だ。

でも今は……

(;・∀・)「くっ!」

モララーさんを全力を以って止めることが先決だ。

砂の触手がモララーさんを襲う。しかし、モララーさんとてそう易々と食らうほど甘くはない。
双剣を振るい、向かってくる触手を薙ぎ倒している。いくら砂とはいえども、束になれば強度はかなり増す。それをも切り裂くのだ。
まともに食らえば致命傷どころか、一瞬で絶命に至るかもしれない。


216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 05:39:15.22 ID:xwhaig/4O
しえん

217 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 05:43:05.45 ID:/bL7QPqQ0

(#^ω^)「おおっ!」

(;・∀・)「くっ! 腕が……動かない!?」

空間をモララーさんの両腕に作り上げ、腕を宙に固定させる。
そうなれば、触手を防ぐ術はなく

(; ∀ )「ぐ、あああ!?」

わけが分からないまま、モララーさんの体を締め上げる触手。

(;^ω^)「はあ……はあ……」

便利な力ではあるけれども、なかなか体力を使うものだということを身をもって知った。
これ……ほんと疲れるな……

ミシ、ミシ、といった痛々しい音色を奏でながらモララーさんの悲痛な叫びを耳にする。
そして、静かにモララーさんの目から光が消えたのを確認すると触手が音もなく消えた。

218 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 05:44:43.40 ID:xwhaig/4O
支援

219 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 05:47:31.39 ID:/bL7QPqQ0


从 ゚∀从「ほい、いっちょあがりっと」

(;^ω^)「や、ったお……」
  _
( ゚∀゚)「よくやったなブーン。少しシリアスだったのが痛いところだ」

(;^ω^)「いや……シリアスじゃなかったら……駄目な雰囲気でしたお……」
  _
( ゚∀゚)「まあ、よくやった。モララーとあのおっさんは任して、ゆっくり休みな」

そんなわけには、と言いたかったが、想像以上に体力を使ったらしく身動きが取れない。
まともに喋ることもできないみたいだ。

(;-ω-)「……お、言葉に……甘えます……お」

そこで、僕の意識は途絶えた。

220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 05:50:04.60 ID:xwhaig/4O
支援

221 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 05:51:08.17 ID:/bL7QPqQ0
  _
( ゚∀゚)「ったく……。これじゃどっちが勝者かもわかんねーな」

(メ ・∀・)「全くだね」

从;゚∀从「うお!? おっさんいつの間に!?」

(メ ・∀・)「ははは、君たち如きに負けるわけないだろう。全部事前にジョル君と組んでた計画さ」
  _
( ゚∀゚)「なかなか上手だったぜ」

(メ ・∀・)「さーていい感じの傷も出来たし、ヒートに手当てして貰おうっと」
  _
(;゚∀゚)「……お前はいい加減子離れしろよな」

(メ ・∀・)「アーアーキコエナーイ」
  _
( ゚∀゚)「やれやれ……」

222 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 05:54:01.05 ID:/bL7QPqQ0






从 ゚-从「ブーン」

( -ω-)「すー。すー」

从 ゚ー从「お疲れ」





僕が目を覚ました時、そこには膝枕をしていたハインさんの姿があった。
僕はそれを夢だと勘違いして、頭をごろごろと転がしていると思いっきり顔面めがけて拳骨を食らった。
本当に、フラグってのは立ったり成立したりするもんなんだなあ。しみじみ。

そして再び、僕の意識はまた闇の中へと落ちていった。無論、ハインさんの膝の上での話しだけども。ふひひ

223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 05:54:03.72 ID:xwhaig/4O
支援

224 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 05:54:31.56 ID:/bL7QPqQ0





十二話 おわり

225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 05:56:51.98 ID:xwhaig/4O
乙!
ブーン俺と代われ!

226 : ◆fMqrvr1rTs :2008/02/21(木) 06:00:34.12 ID:/bL7QPqQ0

先ず、こんな時間まで付き合ってくれた人にお礼を言いたい。
本当にありがとう。そしてリアルをもっと大事にしよう。

それはともかくスーパー言い訳タイム。

先ず、実はこの十二話二部編成で、その1 その2でわける予定だったんです。
ロマネスクが現れた辺りで一旦切って、そこからその2に移る予定でした。が

これも全部いきなり「書き溜めして……投下したい……」とか言い出す僕の不祥事により一気に全部投下しました。
それもながらで。途中から全部ながらで。一応プロットはあったんですけど全部六行ほどなんでほとんどなかったんです。
それでも一応流れみたいなのは脳内で出来上がってたんで書ききってみました。

あと、ブーンにフラグを立たせる予定はプロット上皆無でした。書いてる自分がブーンを憎しみ殺せるんじゃないかと思いながら。
今着ているブーンTシャツを引き裂きたい気分です。


最後に、もう一度こんな時間までお付き合い頂いてありがとうございました。
お前ら大好き!

227 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 06:21:18.38 ID:EVlrYaiK0
スレタイがダッチワイフに見えた

228 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/21(木) 06:25:10.08 ID:c37yiWRjO
ブーン嫌われすぎワロチwww

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