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( ^ω^)ブーンは、春がくるたび戸惑うようです

1 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 20:03:21.87 ID:uWZcN9VN0
ついに、周一に間に合わず……
嫌な事件だったね…まだ、消えた書き溜め、見つかってないんだろ?


まとめさん

http://yeisu.hp.infoseek.co.jp/matome/haru/haru.html

http://vipmain.sakura.ne.jp/576-top.html

http://nanabatu.web.fc2.com/boon/boon_haru_tomadou.html

http://boonnovel.g.hatena.ne.jp/bbs/358?mode=tree

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 20:03:58.00 ID:bWIbwjHSO
支援ぬ
パリジェンヌ

3 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 20:05:53.86 ID:uWZcN9VN0
「しくしく、めそめそ」


ξ )ξ(……も−、いつまでないてるつもりなのよ!)


(……う、だって……ひっく)


ξ )ξ(だってじゃないわよ! おとこのこでしょ!)


(ですが)


ξ# )ξ(うるさい!!)

ポカ ポカッ

(いたいいたいいたい! ちょ、ぎおんとはうらはらにほんきでいたい!!)


<チヲ ミル! チヲミルヨ!!

<ヤカマシイ!!

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 20:07:02.58 ID:00Wo/PgcO
支援

5 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 20:08:17.22 ID:uWZcN9VN0
ξ )ξ(ほら、いいかげんたちなさいよ)

(うう、つんちゃんひどいお…なんでなぐるんだお…)


ξ )ξ(ぶーんが、すぐなくからでしょ)

(たたいたって、ないてるこは、なきやまないお……)


ξ ー )ξ(ううん、あたしはしってるもの、ぶーんは、ほんとうは……)


ξ ー ):::(ぶーんは::::::::::::と::::



ξ -…:::::::: 



::::;:::;;:::::::::::


(*-∀-)

( ;ω;)(あ……)

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 20:10:33.98 ID:NwXk8eTP0
きたああああああああああああああああああああああ

7 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 20:11:02.04 ID:uWZcN9VN0
どうして、僕は、こんな事を思い出しているんだろう。
こんな時に、何故、なんで今なんだ、こんな……。


( ;ω;)「うっ、ぐ………う、うぇ……」



さて、今の僕が泣き止むまで、ちょっとばかり、昔話を聞いてほしい。



昔の僕は、とっても弱かったのだ、転んでは泣き、悲しいお話を聞いては泣き、
おとうさんが居ない事に泣き、怖い夢をみるたびに、別れのたびに、泣いていたんだ。

……そういえば、昔は本当に怖い夢が駄目だったなぁ。
まあ、怖い夢っていうのだから、それが当然なんだけど。

当時の僕は、よく怖い夢を見ては、夜中に目を覚まし、そのまま一人で起きていた。
どんな暗闇より、お化けより、怖い夢をみる事が怖くて、眠りたくなかったから。


というか、眠ること自体、好きじゃなかった。

睡眠という存在に、恐怖を感じていた。

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 20:13:40.87 ID:eYG8LUSfO
自分で決めた期限に間に合わなくても慌てんなよ
ゆっくりやれゆっくり

9 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 20:15:17.33 ID:uWZcN9VN0
部屋を暗くするなんて、もってのほか。

そんな事したら、こわい夢ライオンがやってきて、僕に怖い夢をみせるんだよ。
本当に、見たことあるもの、暗い中に大きな影が、ひええ。

しかも奴らは暗い部屋を好むんだよ、だから、明るくしなきゃいけないんだ。


とまあ、そんな想像もあいなって、寝るのが嫌いだった。


まあ……なぜ、ライオンだったのかは、今ではよく分からないし、
いつから、目を閉じる事が怖くなくなったのかも、覚えていない。



だけど、怖い夢っていうのは、今でも思い出せる。
ほとんど、毎日のように見ていたから。


それはいつも、誰かに追いかけられて、殺される夢だった。

夢の中で僕は、いつも懸命に逃げて、何処かに身を潜めるんだけど、
必ず見つかってしまうんだ、どんなに上手にかくれても、見つかってしまう。

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 20:15:17.74 ID:EjlSPkQIO
初遭遇支援

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 20:16:07.65 ID:WDEsFcXDO
戸惑うなカスが

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 20:17:59.61 ID:Cg3uL1hX0
>>11
死ねゴミクズ

13 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 20:18:10.89 ID:uWZcN9VN0
一度、ドラゴンボールに出てきた、セルに追いかけられた事もある、
これは、今になってみると、もうギャグのレベルだなぁ…。

まあ、それはさておき。

見つかって、僕は殺されるんだ。

もう駄目、もう死にます、って直前で、いつも飛び起きる。


これが、いつものパターンだった。

目が覚めてからも、汗だくで、心臓もやばい、静かだから余計にやばい。
こんなのが、年中だ、正直……幼心にはかなりきつかった。


けど実際には、そういった類の夢は、むしろ良い物らしい。


殺される夢は、自分が、生まれ変わろうとする証であり。
追われる夢は、自分が、嫌な事を忘れようとする証であるそうだ。


……確かに、改めて考えてみると、なんか納得のいく話だ。

14 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 20:20:14.44 ID:uWZcN9VN0
つまり、僕はそうやって。



ξ )ξ「」


ξ )ξ「           」



大事なことを、たくさん、忘れていったんだろう。


色々なことを、思い出せないようにと、忘れることで、自分を保った。
いやな事や、苦しいことは、楽しいことより、記憶に残るから。

思い出さないことで、無意識に、忘れようとしていた……のかもしれない。


だけど、ああ、だけど、それでも一つだけ。


一つだけ、残っている。



15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 20:20:35.45 ID:XIHDlA4vO
支援です

16 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 20:23:26.58 ID:uWZcN9VN0
記憶はこんなにも、色あせてしまったのに。
思い出せることなんて、ほとんどないのに。


この想いだけは、消えたりしなかった。


一度は届きかけながら、春の日に散った片道の恋。


別れの言葉も、あの子の言葉も、あの約束さえも、色あせてしまったのに。
だけど、この想いだけは、決して色あせたりはしなかった。


そう、今でも、オレンジ色の海岸に映える夕陽のような、あたたかな光となって、
さざ波の寂しさと、ほろ苦い切なさを内包しながら、確かに…残っていたんだ。








17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 20:23:49.18 ID:00Wo/PgcO
支援!

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 20:27:24.51 ID:7M9N/Tnz0
待ってました!期待支援

19 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 20:27:30.04 ID:uWZcN9VN0
それを、僕は今、はっきりと思い出していた。
だから、一向に涙が止まらないってのに、ああ、もう、どうしてこんな。

(;*-∀-)「はぁ……いつまで泣いてんだよ」

( ;ω;)「いや、だって…自分で蹴っておいて……」

こんな事を、なぜ今、なぜこの人を見て、思い出してるんだ。
僕はどうして、さっきから、あの子の名前を当てはめているんだ。


(#*゚∀゚)「だってじゃねえっ、しゃっきりしやがれ、男だろ!」

( ;ω;)(あう……)

視界が滲んでいく、すごいな、こんなに出るものなのか、涙は。
このままでは、干からびて、魚みたいにぴくぴくしちゃうんじゃなかろうか。


そんな事を考えながら、体を起こして、顔をあげると。
そこにはやっぱり、猫さんが僕を見下していた。

思わず僕は、その名を声にだしてしまって、怪訝な顔をされた。


(*゚∀゚)「……つん? 誰だそりゃ」


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 20:28:13.47 ID:w8JLZGYu0
あれ?wwwまとめ増えてね?www

21 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 20:30:51.05 ID:uWZcN9VN0
違うことなんて、考えるまでもない、わかってる、わかっているんだ。
だと言うのに、どうしても、頭に浮かんだ名前が離れない。


(;*゚∀゚)「な、なんだその目は……変な目でこっち見んなって」

じっと見ていると、猫さんは何だか、急にそわそわしだして、
目をそらし、頬をかきながら「…しょうがねえなぁ」と、小さく口にした。


(*゚∀゚)つ「うりゃ」

(; ω )「あたっ」

そして、僕の頭に、小さな手がぽんと置かれた。
互いに口にした、言葉とは裏腹に、それはとても優しくて。

年がいもなく、心休まるヌクモリティを感じて、鼻を一度すすった。
でも涙は拭わなかった、もう少しだけ、手のぬくもりを感じていたかったから。


22 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 20:34:50.83 ID:uWZcN9VN0
姿形なんかまるで違うし、口調だってぜんぜん違う、だと言うのに、
僕は、そっくりだと思ってしまって、その姿に見惚れていた。


ξ ー )ξ


ああ、まるで、僕の中にいるあの子が、そのまま成長したかのようだ。


夜の校舎、静かで人気のない廊下、僕ら二人だけが居る、ここはふしぎのせかい。
窓からさしこむ薄明かりは、とても幻想的で、よけいに現実味を薄れさせる。

猫さんの髪は、ほんのり赤みがかかった銀色、つまりはピンク。

そこに、夜が与えた灰色のフィルターが被さり、くすんだ色になって、
薄暗闇に、はっきりと輪郭を映し出すそれは、まるで夜桜のよう。


これなら届きそうだと、つい、手が出そうになった、
けど僅かに上がった手は、すぐに慌てて引っ込めた。



桜に伸ばしかけた手に込められた、この想いを、

ひたすら、違う違うと繰り返し、否定しながら。


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 20:35:08.50 ID:wIgKOZCxO
支援

24 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 20:36:30.67 ID:uWZcN9VN0
   ;;;   :::: ...        ::::: ::;;;:::.....
;;;; ,,, 、、   ,i'            :;;::.,,:  丶;;:;;:
      ヾヾ              ゞ  ```
ゞゝ;;;ヾ  :::,r'  `  `          i、;;;ヽ;;;  ヾ;;;
i;;;::::′~^        `    `        ;;; ″~  ~
ii;;::iヽ /      `               ゞ:,,,:: ヾ 〃::;:
iii;::i `           `     `          ii;;;;::: ::   
iii;;::i   `E「夕陽の再開、はじめました」     iii;;;;::: ::
iiiii;;::i      `               `      iii;;;;::: ::
iii.,ii;;:i,                          iii;;;;::: :::
iiiii゚i;;:i            `        `      iiiii;;; :::::
iiiiiii;;::i                         ||iiii;;;;::::
iiiiiii;;::::ヽ;;,,';;"'';;";;""~"`"`;.";;""'"~"`~"'';;,,,   /iiiiii;;;;o;;;
iiiiiii;;::;';;"                    `;;/i:ii iii;;;;;::::


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 20:37:13.20 ID:w8JLZGYu0
支援、はじめました

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 20:38:17.71 ID:Rhb6oewi0
支援す

27 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 20:38:39.71 ID:uWZcN9VN0
とぼとぼ……。

なんて擬音がぴったりな感じで、僕はひとり、帰路を行く。
ほう、と静かに吐きだす息は、ため息にもならずに、風にのって消えていく。



( ^ω^)「……なんか、まだ頬がぱりぱりするお……」

あれから、僕はとくに何をするでもなく、帰ることになった。
と言いますか、強制的に帰らせられた、というか。
呼ばれた理由も聞いてないし、他にも、聞きたいことはあったんだけども…。


(*゚∀゚)(さて、んじゃ…とりあえずお前は帰れ)

(;^ω^)(へ? で、でも)

(*゚∀゚)(いいから、今日のとこは大人しくカエレ、な?)


ホラホラ (*゚∀゚)б);^ω^)(は、はぁ……)


端的に言うと、このような感じでして、それはもう、
有無を言わさない感じでして、僕は、すごすご引き下がったのだった。


28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 20:40:41.22 ID:Wlw38CvzO
wktk

29 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 20:41:16.41 ID:uWZcN9VN0
そんなこんなで、猫さんに見送られながら、その場を離れ、
校舎を出て、グラウンドを抜け、やがて今に至る。


夜の住宅街は、やっぱり静かで、遠い排気音だけが空に響いてた。
あとは、歩くたびに、アスファルトにある、小さな砂利がザッ、と鳴るくらい。

聞こえてくるのは、それくらいだ、それもそのはず。

帰宅ラッシュも過ぎて、ゴールデンタイムもちょい過ぎたら、人なんか通らないさ。


せっかく誰も居ないので、ムーンウォークを始めた、なかなか難しい。
ああ、ムーンが輝く空の下でするムーンウォーク、ああ、なんということでしょう。

気付いたら、歩いてきた道をかなり戻っていた。

くそ、せめて逆向きにすればよかった。


30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 20:41:32.64 ID:Rhb6oewi0
支援す

31 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 20:44:05.06 ID:uWZcN9VN0
しょうがないので、地球と喧嘩しながら家路を急ぐ。
でも地球の奴はやたら硬い、蹴っても無反応だ、くそっ、このっ、このっ。

でもそうこうする間に帰り着いた。


( ^ω^)「ふ、今回は…このくらいで勘弁してやる…」

僕は口をぬぐい、捨て台詞をのこし、玄関へと向かった。


しかし……この時、僕はまだ、気付いてはいなかった。


地球だと信じて戦っていた相手は、アスファルトと呼ばれる存在であり。


守護者たちが造りし、外部装甲の一部に過ぎない、ということを……。



……。




32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 20:46:00.84 ID:Rhb6oewi0
支援す

33 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 20:47:23.11 ID:uWZcN9VN0
<ガシャガシャガシャシャ


(;^ω^)「うわっ!? なになになにごと!?」


おはようございます、朝です。

僕は、部屋にひびく大きな騒音で、飛び起きました。
その音は、とても金属的で、何かをひっかくような音でした。


(;^ω^)「べ、ベランダから…?」

眠気の余韻ものこさず、一気に目を覚ました僕は、音のする方を見ました、
外の明るさを受けて、ぼんやり光るカーテン、そこに、ハシゴ状の影がうつっていた。


…奴か、あの、良い尻を持った男。

そう確信すると、なんだかギシギシアンアン聞こえてきた。
ハシゴを登ると言う、性行為によって生まれる音だった。


く、とうとう…こんなところにまで……。


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 20:48:03.85 ID:Ldku2Ri40
支援

そして、ブログのコメントをちょっと見てほしいんだぜ

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 20:48:24.89 ID:Wlw38CvzO
支援

36 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 20:49:41.73 ID:uWZcN9VN0
僕は立ち上がり、そっとベランダへと向かった。
そして……ハシゴの影に、人影が映りこんだ、その瞬間。

カーテンに手をやり、勢いよく開け放った。

シャッ、とスライドするカーテン、まばゆい光が差し込む。


( ゚∋゚)「!!」

そして、その影となりて、予想通り、あの男がそこに居た、
ハシゴを登りかけた姿で、こっちを見ている。

なんという巨躯だ、これは、僕では歯が立つまい。
このままでは、やられる、僕は壁に尻をあずけ、開発を防がんとする。

しかし、そこで男は、予想外の行動に出た。


( ゚∋゚)「ふっ」

(; ω )(……え?)

確かに、僕を見て、微笑んだのだ、まるで、そう……。
「案ずるな、俺はただ朝を皆に知らせたいだけだ」とでも言うかのように。

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 20:50:20.47 ID:NwXk8eTP0
タイトルは再会じゃないのか、支援

38 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 20:52:37.44 ID:uWZcN9VN0
……。



早めに出たので、人もそう多くない、朝の通学路。
何の気なしに歩いていると、前方に、見慣れたうしろ姿があった。

すらりと伸びた手足、凛とした姿勢に、背中で揺れる長い黒髪。
走れば追いつけるけど、さて、声をかけるべきか、止めておくべきか……。


川 ゚ -゚)「?」

(;^ω^)「ありゃ?」

とか考えてたら、クーさんはふと立ち止まり、その場でふりかえった。
そして、僕を見つけると、そのまま回れ右、来た道を戻って、こっちへ向かってくる。


川 ゚ー゚)「おはよう、内藤君」

(;^ω^)「おはようだお」

朝特有の、清涼感のある澄んだ空気に、クーさんの穏やかな声が響き。
交わした言葉はそれだけで、僕らは並んで、一緒に歩き始めた。


39 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 20:55:25.90 ID:uWZcN9VN0
( ^ω^)「クーさん、いつもこの時間なのかお?」

川 ゚ -゚)「いや、もうちょっと遅いかな」

( ^ω^)「そっかお」

川 ゚ -゚)「内藤君こそ、ずいぶん早いんだな」

(;^ω^)「ああ……ちょっと変な目覚ましが居て」

川;゚ -゚)「?」


(;^ω^)(………それにしても)

……何だろう、さっきから、妙に照れくさいぞ。
別に見られちゃいないのに、周りの視線がやたら気になる。
ああ、もう、そわそわしてしょうがない……。

この隣に女の子がいる、という、この存在感が、うう、落ち着かない……。

とりあえず、距離にやたら気を使う、たまに肩がぶつかりそうになるし。
それに、歩く速度も違うから、つねに視野を警戒して、歩幅も合わせないと…。


(;^ω^)「って、あれ?」

40 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 20:58:15.21 ID:uWZcN9VN0
とかなんとか考えながら、ふと気付けば、横に居るはずの姿がない、
いつの間にか、消えた、と思ったら、後ろの方から声をかけられた。


川 ゚ -゚)「……どこに行くんだ?」

いかんいかん、学校はこっちじゃなかった。
クーさんは、曲がり角の手前で、首をかしげていた。


(;^ω^)「あ、ごめんお」

川 ゚ -゚)「…しょうがないな」

慌てて道を戻ると、クーさんは肩をすくめて、手を差し出してきた。
……え、なに、この手は、どういうこと?

とか困惑してると、クーさんが強引に僕の手をとった。
か細くて、ひんやりとした指が、手のひらに絡みつく。

ちょっとこう、背筋にきた。


(;^ω^)「え、ちょっと、あの」

川 ゚ー゚)「……君の手は、あたたかいな」

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 20:58:15.38 ID:TdEUsh0F0
支援!

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 20:59:00.04 ID:Rhb6oewi0
支援す

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 20:59:44.62 ID:RqI1IAFN0
ブーンに腹が立ってきた
支援

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:00:24.86 ID:f/WVc6dH0
なんだかよくわからないのは俺の読解力が足りないだけですね

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:01:15.18 ID:+7eFRHzO0
最近はリア充なブーンが多すぎる・・・

46 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 21:01:31.87 ID:uWZcN9VN0
(;^ω^)「な、ななな、な、なんで手を…?」

川 ゚ -゚)「…何故って、放っておくと、また迷いそうじゃないか
     君、たしか初日も道に迷って、遅刻していただろう?」

(;^ω^)「いやいやいやいや、大丈夫だお、さすがにもう迷わないお」

川 ゚ー゚)「どうかな、今だって、ふらふらどっか行きそうになってたじゃないか」

(;^ω^)「いやあれはジョークで、そ、そう、あれはわざとだお!」

川;゚ -゚)「つまり…こうして、手を繋ぐために、わざと道を?」

(;^ω^)「ちょ、なんでそうなるんだお!?」


川 ゚ -゚)「……」

うう、そんな真っ直ぐ見つめられると、ちょっとあの、困ります。
ていうか、さっきから心臓、やばいくらい鳴ってるんだけど。

もしかして…手をつたって聞こえてやしないだろうか。

川 ゚ー゚)「…ふふ、冗談だよ」


47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:04:02.61 ID:Rhb6oewi0
支援す

48 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 21:04:09.86 ID:uWZcN9VN0
(;^ω^)「……そうかお、なら、とりあえず手を…」

川 ゚ -゚)「む、嫌なのか?」

(;^ω^)「嫌とかじゃなくて……その」


恥ずかしい……。


川 ゚ー゚)「ならいいじゃないか、ほら、早く行こう」

(;^ω^)「あーれー」

結局、僕はクーさんの笑顔に勝てなくて、
引きずられるように、学校をめざした。

ああ、先生……ノウと言える、強い意志がほしいです……。



……。




49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:05:21.88 ID:L6bMoX70O
ブーン死援

50 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 21:06:57.19 ID:uWZcN9VN0
学校が近づいてくると、生徒もたくさん見え隠れする。

ここまで来ると、お互いに、どちらともなく、繋いだ手を離した。

同時に、ぬくもりも薄れて、手のひらが妙に寒い、
まだ残る温かさを求めて、拳をにぎった。

クーさんの手なんか、あんなに冷たかったし、きっと僕より……。
自然と、視線が下がってしまう、これ、さっきまで繋いでたんだよね……。

そこまで考えて、自分が、名残惜しんでいると気付いた。

こりゃいかん、と視線をあげると、横顔が見えた。
寒さのせいだろうか、クーさんの耳、ちょっと赤くなってる。


それからは、特にこれといった会話もなく、何事もないまま教室に着いた。

  _
( ゚∀゚)「よお」

( ^ω^)「おいすー」

すると、何故かジョルジュが居て、僕を見るなり、ゴミ箱に何かを投げた。
雑巾っぽかったけど、なんだろう、まあいいや、それよりも……。

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:07:13.00 ID:fhBdbsfI0
あああああああああうらやましいいいいいいいいいいいいい

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:08:24.34 ID:Tot3rWAm0
リア充氏ね!!!!

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:09:12.68 ID:NwXk8eTP0
>>39なるほど、五話の【再会】に掛けて、不完全だった【再会】を【再開】する訳か、と勝手に理解しておこう

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:09:17.22 ID:ySqAnJiPO
イジメか

55 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 21:09:48.10 ID:uWZcN9VN0
川 ゚ -゚)「ん? 朝練はどうしたんだ?」
  _
( ゚∀゚)「いやさ、今日のジョルジュは、ちょっと具合が悪いという事になっててな」

( ^ω^)「それって…つまりさぼりじゃ」
  _
( ゚∀゚)「体調不良ってんだろwwwwwwwww」

(;^ω^)「ちょwwwwwwギブギブwwwwwwww」

<カラン

川 ゚ -゚)「ん?」



( A )



(;^ω^)「…って、あれ?」


あれ、なんか今、入り口のほうで、誰かこっちを睨んでいたような…。
しかも……なんか、ちょっと、やたら鋭い視線だった気が…。

  _,
( ゚∀゚)「お、どうした?」

(;^ω^)「いや……なんでもないお」

56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:09:58.42 ID:Ej/i9YTwO
ジョルジュは何を?

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:10:54.33 ID:Wlw38CvzO
んー……?

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:11:18.01 ID:NwXk8eTP0
ジョルジュwwwwww嫉妬ですね、わかります^^

59 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 21:12:16.97 ID:uWZcN9VN0
川 ゚ -゚)「ところで、今なんか落としたよ? はい」

(;^ω^)「え? あ……ありがとだお」

 _
(;゚∀゚)「……は!?」


呆けた僕へと、クーさんが何かを手渡す。
例の、猫さんがくれた、変なバッジだった。

ああ、さっき暴れたときに落としたのか……。
危ない危ない、失くすなって言われてるんだから、気をつけないと。

ていうか、ジョルジュは何で、いきなり驚いてるんだ?
しかも何か、お、お、おま、って口ごもってる、変なの。


川;゚ -゚)「…?」

(;^ω^)「どったの?」
 _
(;゚∀゚)「おいおいおい、お前、今のそれ、どうしたんだよ!?」

(;^ω^)「あー、なんか…借りた…?」
 _
(;゚∀゚)「はあ? 借りたって……んなアホな……」

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:12:43.78 ID:ApwcwyOlO
逆にやられてたのは拭いてあげてたと信じるぞ!

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:12:56.65 ID:Aey+rDe0O
もしかしたらブーンの机に雑巾がおかれてたのを取り除いただけかもしれんよ

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:15:11.05 ID:TdEUsh0F0
おっおっ

63 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 21:15:17.15 ID:uWZcN9VN0
(;^ω^)「あれ、ジョルジュ、これが何か知ってるのかお?」

 _
(;゚∀゚)「知らいでかっての! ヴィッパーの印じゃねえか!!」

川;゚ -゚)「え、あれがそうなの?」
 _
(;゚∀゚)「ああ、間違いねえ、部活の先輩が持ってて、見たことあるから分かる」

川;゚ -゚)「そ、そうなのか……」

む、二人はこれが何なのか、知ってるようだ。
ちょっと疎外感、まあしょうがないけど、何せ転入生ですし。


(;^ω^)「で、何なんだお? その、ヴィッパーの印ってのは?
       アルテマウエポンでも作るのかお?」
 _
(;゚∀゚)「アルテマ……? いや、まあいいや、そいつはなぁ…」


改めて言うが、この学校は、とんでもない広大さを誇っている。
隠れ水田、なんてものが平気である事からも、敷地の余裕が伺える。

そして、そんだけ広いと、もう教師だけでは、全てのトラブルに対応しきれない。
こうして生まれたのが、生徒によって構成された、いわゆる、風紀委員というやつだ。


64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:17:26.89 ID:ySqAnJiPO
しえん

65 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 21:18:55.84 ID:uWZcN9VN0
( ^ω^)(ああ、そういえば……最初に、そんなようなのを、聞いたような)

  _
( ゚∀゚)「ちなみに風紀委員、なんて大人しげな名前してるがな……
     実際は、むしろあれだ、警察みてーなもんでさ、誰も逆らえねえ」


(;^ω^)「警察……」


中でも、一部の選ばれた生徒には、教員並みの権限が与えられているらしく。

……わかりやすく言えば、その生徒の独断で、停学、退学処理まで執行できる、とかで。

更には、他にも様々な特権があり、学校のルールさえ通じない、治安維持部隊。

まさに特別待遇者、そんな彼らは、ヴィッパーと呼ばれている……そうな。

  _
( ゚∀゚)「わかったか?」

(;^ω^)「……う、うーん…まあ、なんか凄い人たちなんだって事は……」
 _
(;゚∀゚)「んで、本題だが、そいつらヴィッパーにはな、もう一つ役目があんだよ」

(;^ω^)「役目かお?」

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:20:13.48 ID:00Wo/PgcO
支援

67 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 21:21:31.82 ID:uWZcN9VN0
  _
( ゚∀゚)「ああ……後継者を作る、っていうな」

(;^ω^)「こ……はあ? なにそれ?」

  _
( ゚∀゚)「ヴィッパーは、選ばれた奴がなるって言ったろ?
     これは、他でもない、現ヴィッパーが自分で選ぶようになってんだよ」

教員が選んだんじゃ、上辺しか見れない事もあるからな、とジョルジュは続ける。

なるほど……確かにそうかもしれない。
もし、変な奴がそんな権限持ったら、大変だもの。

そして、その後継者を選ぶためにできたシステムこそ。


川 ゚ -゚)「…スール制度」

そう、ロサキネンシスアンブゥトン、薔薇の蕾。
つまりは、自分で部下を作って、育てるわけだ、後継者を。

 _
(;゚∀゚)「……よく分からんが、まあ、多分そんな感じだな」


68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:21:39.68 ID:Rhb6oewi0
支援す

69 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 21:23:59.99 ID:uWZcN9VN0
(;^ω^)「つまり、このバッジが…その妹である証、かお?」

川 ゚ -゚)「そう、スールの証だよ」

(;^ω^)「ええ……じゃあ、お姉さま、とか呼ばなきゃ駄目なの…?」

川 ゚ -゚)「もちろんだ」

(;^ω^)「ひええ……」

 _
(;゚∀゚)ノシ「おーい、そろそろ帰って来ーい」


うむむ…しかし、なんか、ど偉い物を借りちゃったんだなぁ。
いまいち実感が沸かない、まあ、存在を知らなかったくらいだし、当然か。

でもなぁ、そんな凄い物である割には、猫さん、何も言わなかったし……。
本当に、そのつもりで、僕にこれを渡したんだろうか。

  _
( ゚∀゚)「んで、誰なんだよ、それをお前に渡したのは」

( ^ω^)「え、あーと……確か……つー、だったかな、こんな猫耳生やしt」
 _
(;゚∀゚)「つーって、あの、4年の…?」

70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:26:29.14 ID:00Wo/PgcO
祥子さま支援

71 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 21:26:57.47 ID:uWZcN9VN0
(;^ω^)「う、うん? そうだお…?」
 _,
(;゚∀゚)「んで、背がちっこくて、猫耳の……?」

(;^ω^)「ええ…まあ……」

川;゚ -゚)「……一体、何がどうなって、そんな事になってるんだ…?」

むむむ、またなんか驚かれた、何だろう、有名だったのか?
ていうか、クーさんまで、ひどく動揺してる、珍しいな。


(;^ω^)「……?」
 _
(;゚∀゚)「お前……事の重大さ、わかってんのか?」

(;^ω^)「い、いや…ぜんぜん…」


 _
(;゚∀゚)「よおし、じゃあ、よおく聞けよ……そのつーって先輩はな……」




…………。




72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:27:12.30 ID:ySqAnJiPO
支援

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:27:48.99 ID:7EBwJP2D0
うひょおお 遭遇したか 支援

74 : ◆TxTgpzA5JI :2008/11/03(月) 21:27:52.72 ID:NwNivDjz0
初リアル遭遇www
支援支援

75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:28:04.94 ID:DG8o98y6O
支援

76 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 21:29:25.35 ID:uWZcN9VN0
放課後になって、僕は再び、あの中庭へと足を向ける。

楽しげに、別れの挨拶を告げる声、ただの笑い声、部活の発声、そんな喧騒を背にして、
中庭へとやってくれば、そこに、箒を手にした、小さな姿を見つけた。
あ、今日はちゃんと居た、なんて思いながら、僕は、その背中に声をかけた。


(*゚∀゚)「ん…なんだお前か、やれやれ、ほんとに来やがった……」

(;^ω^)「な、なんだおそれ、まるで来なくていい、みたいな……」

(*-∀゚)「ああ、そう言ってんだけど?」

(;^ω^)「……」


( ^ω^)「ところで、ごきげんようお姉さま、ここでな」

手にしたホウキで、思い切りぶん殴られた。
あの先っぽの部分が、地味にひっかき傷になった、いたい……。


::(メ ω )::「す…すみませんでした」

(*゚∀゚)「ああ」


77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:30:35.59 ID:TdEUsh0F0
wktk

78 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 21:32:22.54 ID:uWZcN9VN0
( ^ω^)「それで、何やってるんですお?」

(*゚∀゚)「見ればわかるだろ、掃除だよ」


猫さんの傍らには、大きなビニール袋がいくつか。
その中には、空き缶やら、パンの包装紙やらの、ゴミが入っていた。
これは……いわゆる、なんかの罰だろうか。

(;^ω^)「……なにしたんだお?」

(#*゚∀゚)「ばっ、変な勘違いすんじゃねえ! これは…」


( ^ω^)「風紀委員の……ヴィッパーの勤め、ですかお?」

僕がそう口にすると、猫さんは、む、とした表情を見せて、
言葉を途切らせ、僕を見ながら、一つ、ため息を吐いた。


(*゚∀゚)「……誰かに聞いたか」

( ^ω^)「……はいですお」

あと、猫さんが…次期・生徒会長と名高い、現・副会長だという事も。


79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:33:56.50 ID:w8JLZGYu0
支援

80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:34:35.24 ID:Rhb6oewi0
支援す

81 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 21:35:10.84 ID:uWZcN9VN0
そんな、凄い立場に居ると言うのに。

一向に後継者を作ろうとせず、そればかりか、部下を持ったことすら無くて、
とある一部では、その事が問題になっている、とも聞いた。


(*-∀-)「そうかい……」

(;^ω^)「あの、それで猫さん…あのバッジは……」

(*゚∀゚)「ああ、そんなわけだから、困った事があったら、適当にちらつかせてやれ」

(;^ω^)「へ?」

(*゚∀゚)「あれを見せりゃ、まず、お前に手だせる奴は居なくなるから」

(;^ω^)「そ、そんな……ちょっとそれって、なんか違うような……
       ていうか、まず、僕は別に、いじめられたりはしてないですお?」


(*-∀-)「……それは、どうかね」

(;^ω^)「……?」

猫さんは、とても意味ありげに、含み笑いを浮かべた。
それは、何と言うか…疑ってるとか、そういうのじゃなくて、もっと別の……。

82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:36:36.29 ID:NwXk8eTP0
>>74しむらー、とりとり

83 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 21:37:50.58 ID:uWZcN9VN0
(*゚∀゚)「まあ、用はそれだけだ、もう帰っていいぞ」

(;^ω^)「……」

何だろう、何か、やたら僕を帰らせようとしてる気が……。

(;^ω^)「でも、猫さん、言ったじゃないかお…気が向いたら、来てくれって」

(*゚∀゚)「……」

(;^ω^)「あ、あれって……もしかして、そういう事なんじゃないのかお…?」

後継者を育てる、それはつまり、部下が上司を手伝うような。
そういう事だろう、そして猫さんは、僕に、それをさせようとしたんじゃ……。


(;*-∀-)「…ちげーっての、俺はな、弟子はとらねぇ主義なんだよ…」

(;^ω^)「……で、でも…実際に、僕に渡してるじゃないかお」


(*゚∀゚)「おいおい、それは貸すだけって言ったろうが、勘違いすな、
     ほとほり冷めたら、当然、返してもらうんだから、いいんだよ」

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:40:10.82 ID:Rhb6oewi0
支援す

85 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 21:41:09.54 ID:uWZcN9VN0
(;^ω^)「ですが…」

(#*゚∀゚)(しつけえ……)


(* ∀ )「……」


(*゚∀゚)「………てか、お前はいいのかよ」

(;^ω^)「僕? な、何がだお…?」


(*゚∀゚)「なりたいのか? その後継者に……一応、言っておくが
    そんなに良いもんじゃねえぞ? むしろ面倒だらけだ」

(;^ω^)「……え」

あれ、そういえば、僕はなんで、こうまで食い下がってるんだろう。

はっきり言って、ヴィッパー、なんてのに全然興味ないし、
そもそも、色々聞いても、やっぱり、何がどう良いのかわからない。

なのに……何でだろう。
なんか……放っておけない、そう思ってしまったから。

86 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 21:43:39.38 ID:uWZcN9VN0
( ^ω^)「……それは…よく、わかりませんお……」

(;*゚∀゚)「なんだそりゃ……」

(;^ω^)「けど猫さんって、もしかして……その、
       毎日、学校内の掃除とか、してるんじゃないかお?」

(*゚∀゚)「……」

今もそうだし、考えてみれば、昨日もそうだ。
そして、いつでもいいから、放課後に来てくれ、とも言っていた。

これは、つまりそういう事だろう。

こんな広い学校を、こんな小さい子が、たった一人、夜遅くまでだよ?
そして、もし、僕に手伝いを望んで、呼びかけたのだとしたら…。


(;^ω^)「……だったら」

(*゚∀゚)「……違うって、んなわけないだろ」

(;^ω^)「……本当かお?」

(*゚∀゚)「ああ、そこまで暇人じゃねえよ」


87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:44:28.89 ID:Rhb6oewi0
支援す

88 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 21:46:47.48 ID:uWZcN9VN0
猫さんは、そっぽ向いて、あくまでも否定した。

だけど、何となく、嘘だとわかる、嘘をついてるふいんきだ。

昔とったきねづかで、何となく、人が意地張ってるのは分かるんだ。


ξ )ξ

だから、そう……あの時も。


………あの時?

一瞬だけ、何かの記憶が脳裏をかすめた。
そして、それに疑問をもつよりも早く、消えてしまった。

(*゚∀゚)「なあ、もういいだろ……いい加減、帰れよ」

(;^ω^)「……な、なら、せめて、今日だけは手伝いますお!」

(;*゚∀゚)「……お前って…」

(;^ω^)「だって、ほら、どう見たって途中だし、わざわざ来ちゃったし、
       どうせなら、何かしてかないと、僕来た意味ないですし…」

89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:48:25.59 ID:7EBwJP2D0


90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:48:54.48 ID:7d+VVV1QO


91 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 21:49:14.12 ID:uWZcN9VN0
(*-∀-)「……はぁ、わーったよ、じゃあ……ゴミ捨てだ」

猫さんも、これ以上の討論は、無駄だと察したのだろう。
背後に散らばっていた、ゴミ袋をたばねて、僕へと投げ渡した。

( ^ω^)「把握ですお!!」

僕はそれを受け取って、ゴミ捨て場をめざし、駆け出した。
なんだろう、こういうの、とても居心地がいい。


僕って、わりとMだから……。

と、その時。

走る僕を、猫さんが声を張り上げ、呼んだ。
ズザッ、と砂利を飛ばしながら、止まって振り向いた。

(*゚∀゚)「それが終わったら!! 校舎出入り口のゴミ箱も捨てとけーー!」


92 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 21:51:13.41 ID:uWZcN9VN0
(;^ω^)「校舎入り口……? って、たくさんあるけど、ど、どこのですかお!?」

(*゚∀゚)b「ああ、もち、全部だ!!」

(;^ω^)「ええええええ!!?」

(*゚∀゚)「おら! 早く行け! 日が暮れるぞ!!」

(;^ω^)「ひいい…」

何だろうね、この猫さんってば、
あれだけ渋ってた割には、ずいぶんスパルタですね。


こうして、僕はゴミを両手に、走り出した。


……僕って、もしかして結構、損な性格してるのかなぁ…。




………。





93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:53:02.21 ID:Rhb6oewi0
支援す

94 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 21:53:33.76 ID:uWZcN9VN0
今日は、まだ時間もそう遅くない、みな部活の真っ最中だし、
校舎の中になんて、教員くらいしか、もう残っていないだろう。

それでも、冬が終わって、日が伸びたとはいえ、そこそこ早く、陽は落ちる。

空は夕陽に染まり、窓から入り込んだ、茜色の日差しが校舎をも色づかせた。
やれやれ、僕はいったい、何をやってるんだろうねぇ……。

そんな事を愚痴りながら、ゴミ箱を掴み、廊下を進んでいく。
やがて、反対の校舎へと繋がる、下駄箱のまえを通過した。


「……考えて、くれた?」

そこで、人の気配、というか、誰かの話し声に気がついた。
見つからないように、こっそり探してみれば、そこには一組の男女が居た。

ちょっとした、野次馬根性、ゴミ箱で音を立てないよう、慎重に接近してみる。

ちょっぴり俯き加減な、制服姿の女の子と。
部活の途中なのだろうか、ユニフォーム姿の、体格の良い男。

しかも、やたらシリアスな空気、うわ、うわ、すごいとこに来ちゃった。
これって、もしかしなくても、あれか、告白ですか!?

95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:55:23.25 ID:Rhb6oewi0
支援す

96 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 21:57:09.39 ID:uWZcN9VN0
どどどどうしよう、立ち聞きはよくないよね。
けど、ちょっと気になる……し、しょうがないじゃん。


ζ( 、 *ζ「……すみません」

「……そっか、どうしても、駄目か…まあ、家の事情がしょうがないけどさ」


うわ、ごめんなさいが出ました、ああ、こりゃ切ない。
ていうか、家の事情て、そんな理由で振るのはありなのか?


って、いやちょっと待て……あれって……で、デレさん……?


(; ω )「………っ」

や、やばい……どうしよう。
てか、何で彼女がここに居るんだよ……。

こっちは、あの先日の件で、どうにも顔を合わせ辛くて、
教室でもずっと見ないでいたし、ずっと素知らぬふりをしていたのに。

だっていうのに……もし見つかったら、その…困るじゃないか。

97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 21:58:45.72 ID:Rhb6oewi0
支援す

98 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 22:01:11.15 ID:uWZcN9VN0
とにかく、早くここを離れよう……と、思うんだけど。

果たしてどうした事か、僕の足は、根を張ったように動かない。
そればかりか、耳を凝らして聞いている、なにやってんだ僕は。


「けど、勿体無いなぁ、君ならきっと、いいとこまで行けただろうに…」

ζ(゚、゚;ζ「い、いえそんな……私なんか、まだ全然…」

「ばれてるとは思うけど、女子のほうのキャプテンにさ、
 君を説得してくれって頼まれたくらいだよ、君は才能があるから、ってね…」


ζ(-、-;ζ「本当に、すみません……」


「でも、まあ……まだ二年生だしね、もしよければだけど、
 事情がどうにか出来たら、また、テニス部に戻ってきてほしいな」

「辞めちゃうからって、全然気にしないでいいんだからね?」

ζ(゚ー゚*ζ「……はい、ありがとうございます」

99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:02:44.16 ID:Rhb6oewi0
支援す

100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:03:29.42 ID:TdEUsh0F0
しえん

101 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 22:04:36.28 ID:uWZcN9VN0
……ふむ、修羅場かと思ったんだけど、どうやら違ったらしい。
話を聞いた感じでは、どうやら、デレさんは部活を辞めたようだ。

で、それを部活の先輩が、ひきとめに来た、と。
そういえば、レギュラーだとか誰かに聞いたような気がする……。


……家の事情、か……何か、あったのかな。とまで考えて、ハッとする。
何で僕は、見ず知らずの人の心配なんかしてるんだ。


ζ(゚、゚*ζ「………」


……。


ζ(-、-*ζ「…………」


………ていうか、何してるんだろう、ずっと、同じ場所に突っ立ったままだ。
何で帰らないんだ、僕が動くに動けないじゃないか、ううむ……。

考えられるとしたら、まあ、誰かを……待ってるんだろうか。

……頭の中に、ぽん、と彼の顔と、名前が浮かんで。
同時に、腹の中に、なんだか重くて、黒いものが流れてくる。

102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:06:43.44 ID:Rhb6oewi0
支援す

103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:07:44.10 ID:XIHDlA4vO
支援

104 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 22:07:48.54 ID:uWZcN9VN0
ああ、そういうことか、なるほどね。
……もういいや、見つかっても、大丈夫だろう。

だって僕には関係ないんだから。

さ、とっととゴミを捨てに行こう。


僕はゴミ箱を掴んで、物陰から、日差しの廊下へと足を向けた。

自分の足音が、妙にうるさい、でもそれ以上に、なぜか胸が、ドキドキと。


僕は、彼女に目を向けない、挨拶だってする気はない。
視野にちょっとだけ、姿が入った、うん、こっちを向いてない。


彼女は、下駄箱のまん前。

そして僕は、廊下側だから、普通にすれ違うだけ。


それだけ、互いに見向きもしないし。
言葉を交わす事だってない、やっぱり、違う、そう、違うんだ。


105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:12:38.58 ID:TdEUsh0F0
しいエアえghんbkr

106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:12:40.26 ID:Rhb6oewi0
支援す

107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:16:02.91 ID:7EBwJP2D0


108 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 22:16:45.01 ID:uWZcN9VN0
こうして、斜陽の影がつくる、しましま模様の廊下で、
僕は、聞こえてきた声に、足を止めてしまった。



え?


(  ω )「………」



金縛りにあったように、体が動かない、めまいがする。
聞き間違いじゃないか、なんて考えは、浮かびさえしなくて。

なんで? と聞き返したくて、でも、体が動かなくて。

それを確かめる暇も無く、間髪いれずに、同じ言葉がやってきた。


ζ( 、 *ζ「ブーン……だよね?」


(; ω )「……っ」


下駄箱を挟んで、背中合わせ、僕はそんな言葉に、息を飲むばかり。


109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:17:10.90 ID:+7eFRHzO0
ついに!!

110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:17:23.48 ID:TdEUsh0F0


111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:17:45.61 ID:7d+VVV1QO
記憶が再び開かれる

再開

112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:19:19.66 ID:7EBwJP2D0
おおおおお

113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:19:23.20 ID:RqI1IAFN0
dkdk

114 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 22:20:05.09 ID:uWZcN9VN0
ζ( ‐ ;ζ「あの……やっぱり、私のこと…覚えていませんか?」

やっぱり、と言った言葉が、心に刺さる。
そして、そんな不安げな声は、震えていた。

違う、それは違う。


ζ( ‐ ;ζ「昔、小さい頃……よく遊んで」

(; ω )「…っ………ツ、ン…?」

ζ( ‐ *ζ「え…」

ちょっと待って、もう頭の中、真っ白で、何も思いつかないって。
言いたい事なんて腐るほどあった、伝えたい事だって、話したいことだって、
思いつかないくらい、たくさんあったんだよ、なのに、浮かばない。

(; ω )「や……やっぱり、ツン………なのかお?」

どうにか、それだけ、捻り出した。


ζ(^ー^*ζ「……はい、お久しぶりです」

思わず振り向いた先には、あの時とは違う。
心からの喜びを表すような、初めて見る笑顔で、僕を見ていた。

115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:20:29.89 ID:w8JLZGYu0
ええええええええええええええええええええええ

116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:21:54.77 ID:9Nkthfs90
おおお?支援

117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:22:04.17 ID:fhBdbsfI0
人は変わるものなのか…?

118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:22:05.34 ID:Rhb6oewi0
支援す支援す

119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:22:35.88 ID:TdEUsh0F0
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

120 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 22:23:12.07 ID:uWZcN9VN0
まばゆい陽光が、ちょうど彼女の背後から差し込んで、
ウェーブのかかった、金色の髪に反射して、きらめいた。

それが、あまりに儚げで、そのまま、消えてしまいそう。

僕は、言葉も出せず、ただ呆然と立ち尽くしていた。


ζ(゚ー゚;ζ「あ……って、いうのも、変……かな」

ツン……本当に、この子が、ツン?
その時、得も知れない不安が、胸をざわつかせた。


(; ω )「で、でも……君、デレ、って……」

ζ(゚、゚;ζ「え、あ…そっか、そういえば…ブーンって、
       私のことを、ツンとしか呼んでいませんでしたね…」

(; ω )「…?」


ζ(゚、゚*ζ「私の本名は……」



121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:23:34.76 ID:7EBwJP2D0
キャラがwwwwwツンじゃねえwwww

122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:23:42.01 ID:7d+VVV1QO
ツンとかこんなおしとやかじゃないだろww

123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:23:44.23 ID:+7eFRHzO0
やっぱりか支援

124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:24:58.65 ID:fhBdbsfI0
>>121-123
なにかおしいwwwww
あと少し左ならwwwww

125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:25:15.94 ID:/aldOf2UO
ブーンに敬語だと……何が……何があったんだツーーン!!

126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:26:23.14 ID:NwXk8eTP0
ふむ、かまわん。続けなさい。

127 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 22:27:11.88 ID:uWZcN9VN0
陽が沈み、斜めの影がどんどん伸びていく、
ゆっくりだけど、確実に、夜は、すぐそこまで来ている。

影が、とんとん、落ちていく。



ζ(゚ー゚*ζ「ツン・デレ………と、言います」


胸がざわめく、木々が揺れて、葉っぱがこすれて、音を立てる。
ここに来て、急激に頭がすっきりしていく、考えがまとまっていく。

考えたくも無い事が、考えちゃいけない事が、まとまっていく。


そうか……僕は、そうだったんだ、やっと……分かったよ。


やがて、ずっと渦巻いていた想いが、疑問になって落ちてきた。


言葉にはしない、どす黒い感情と一緒に、飲み込んだから。



それは。



128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:27:42.03 ID:Rhb6oewi0
支援す

129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:29:39.76 ID:XIHDlA4vO
そ……それは!?

130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:31:32.61 ID:7d+VVV1QO
黄金獅子→ライオン→ツンでFA?

131 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 22:32:24.45 ID:uWZcN9VN0
ζ(゚、゚;ζ「あの……どうか、しましたか?」


これが……ツン?

という、一つの疑問と。




      違う




と、ざわめき続ける、拒否だった。



こうして、僕は、この日。


大事な物を、一つ、見失った。



              Open your eyes for the next falls down――――→

132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:33:28.08 ID:TdEUsh0F0
おー>>1

133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:36:20.95 ID:7d+VVV1QO
>>1


質問あるんだけどいい?

134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:36:31.52 ID:ApwcwyOlO
お疲れ

135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:36:31.99 ID:liWF+fg+O
はしごを昇るという性行為
これ見た瞬間無意識に
「うわ……気持ちわる……」
って口から言葉がでてきたよ

おもしろいけど所々アレだよね

136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:38:00.77 ID:00Wo/PgcO


137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:38:05.07 ID:7EBwJP2D0
乙ー 

138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:38:29.75 ID:7o+DID0CO
乙。次もリアルタイムで会えると良いなぁ

139 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 22:39:09.49 ID:uWZcN9VN0
以上になります、支援ありがとうございましですた。

>>8
意欲とは、湯と同じなのです、熱し続けなければ、すぐに水にかえる。
そして…その熱こそ、速度をもって書くことなのですよ。
>>133
はいー

140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:39:25.13 ID:+7eFRHzO0



141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:40:04.85 ID:fhBdbsfI0
乙!

142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:41:13.71 ID:7d+VVV1QO
>>1って文猫の作者さん?

143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:41:30.56 ID:D0b/Nd3/O
来てた! 乙です!
さて、読むぞー

144 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 22:43:28.19 ID:uWZcN9VN0
>>142
素敵なIDなので正直に答えると、そうです

145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:44:00.96 ID:RqI1IAFN0
乙!
ツンルートはなくなったのか?

146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:44:05.53 ID:7EBwJP2D0
次はいつだい?

147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:44:47.85 ID:00Wo/PgcO
>>144 作者つー好きだろwwwwwwwww

148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:47:04.08 ID:zuNHJ+OGO
乙ー
文猫も超待ってるんだぜ!

149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:47:07.74 ID:7d+VVV1QO
>>144
あーやっぱりーw

あっちって終わった?

150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:48:30.96 ID:6t7ecp2AO
Vさんはエスパーか!?

151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:49:41.66 ID:esULyCyn0
>>150
ブログで言ってた

152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 22:51:22.69 ID:7d+VVV1QO
ブログは知らないんだけど、目を伏せたときの。。って独特だからw

153 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 22:51:41.36 ID:uWZcN9VN0
>>145
プロローグが全てさ
>>146
早めたいです
ていうか、もう色々ばれてますし、どうしても気になる場合は
早いものでブーン系暦二年目か でぐぐれば、そこで予定を言うかもしれません
>>147
攻略なんかさせねえーってくらいには

文猫は、いまこうして最終章を書くためのリハビリしてるのでもうちょっと

154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 23:02:04.44 ID:Wlw38CvzO
乙!
そうか、うすうす感じてはいたけど、お前だったか。

どうか異世界のほうも。
何度釣りスレ立てて召喚しようと考えたか……。

155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 23:02:13.07 ID:Tot3rWAm0
鬱エンドはいやなんだぜ?
あと文猫待ってるぜ

156 : ◆aYo30Ks4N6 :2008/11/03(月) 23:06:38.26 ID:uWZcN9VN0
ミ,,。。彡うつむき顔、おいしいです

>>154
24日までには必ず・・・たぶん、なんせ、異世界初投下の日なんで
>>155
頑張ってフラグと伏線立ててるのは、鬱になるためじゃないんだとか

157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 23:12:03.05 ID:Rhb6oewi0
乙でした

文猫もこれも完結まで応援しますよっと

158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 23:14:54.35 ID:Wlw38CvzO
そういえば、何気に、コンスタントに面白い話を書いてるよね。
凄いな。

159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 23:43:06.71 ID:hhndkZh4O


160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/03(月) 23:59:22.91 ID:eYG8LUSfO
畜生やっぱ文猫だったのかよwwwww
乙wwww

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