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スト2のリュウが娼館で働くようです

1 :名も無き被検体774号+:2010/07/22(木) 18:58:34.70 ID:j96ZE1Uq0
リュウ「ここで働かせてくれ」

女主人「つうかなにその格好。ダサッ!」

リュウ「……」

2 :名も無き被検体774号+:2010/07/22(木) 19:01:17.05 ID:j96ZE1Uq0
女主人「あんた男でしょ」

リュウ「ああ」

女主人「うち、娼館なの。わかる? 男が金払って女を抱きに来るところなの」

リュウ「知っている。用心棒としてやとってもらいたい」

女主人「なるほど、それでそんなカラテな格好してるのね。ダサッ!」

リュウ「……」

3 :名も無き被検体774号+:2010/07/22(木) 19:04:31.99 ID:j96ZE1Uq0
女主人「あんた日本人?」

リュウ「そうだ」

女主人「そのわりには良い体してるのね。眼鏡も出っ歯でもないし。格好はダサいけど」

リュウ「…雇ってくれるか?」

女主人「いまいる用心棒より強けりゃ雇ってやるわよ」

リュウ「わかった何処にいる?」

女主人「案内してあげる」

4 :名も無き被検体774号+:2010/07/22(木) 19:09:13.57 ID:j96ZE1Uq0
地下―――

女主人「入るわよ」

用心棒「なんだ、ババァ。なんかようか…」

娼婦「……」

女主人「またウチの娘を駄目にしたわねあんた。加減してっていてるでしょう」

用心棒「うるせぇ。おれがこの店を守ってやってんだぞ」

女主人「あんたに抱かれると身体中に痣だらけにされるし、足腰が立たなくなって三日は使い物にならなくなる。暴れる客よりよっぽど迷惑だよ」

リュウ「そいつが用心棒か?」

用心棒「なんだ、そいつは? おい、ババァ」

5 :名も無き被検体774号+:2010/07/22(木) 19:12:58.55 ID:j96ZE1Uq0
女主人「新しい用心棒さ」

用心棒「おい、聞いてねえぞ!」

女主人「そりゃそうさ。いまさっき尋ねてきたんだから。ま、あんたより弱いならこのままお引取り願うけどね」

用心棒「おもしれぇ。俺とやらせようってか?」

女主人「そういう事」

リュウ「もう始めてもいいのか?」

用心棒「おい、ジャップ。そんなカラテ着、全然恐くねえぞ!」

 ゴッ!

用心棒「ぎゅふっ!」

女主人「……あらまぁ」

6 :名も無き被検体774号+:2010/07/22(木) 19:17:14.09 ID:j96ZE1Uq0
女主人「完全に伸びてるわ。あんた何したの?」

リュウ「腹と顎に一発ずつ入れただけだ」

女主人「(殴った音は一回しか聞こえてこなかったけど…)やるわねぇ。よし、あんた採用。とりあえずこいつ外に捨ててきて」

リュウ「こいつ裸だけど…」

女主人「構わないよ。捨てたらもう一回あたしの部屋に来て、そこで詳しく説明するから」

リュウ「わかった」

女主人「でも、あんた凄いのねぇ。ダサいのに」

リュウ「……」

7 :名も無き被検体774号+:2010/07/22(木) 19:25:59.88 ID:j96ZE1Uq0
マダムの部屋

女主人「あら早かったのねぇ」

リュウ「雪が降り出したが、大丈夫か?」

女主人「大丈夫大丈夫。行き倒れなんてここじゃ珍しくもないから。さて、ビジネスの話をしましょう」
     「用心棒は基本週500.厄介ごとを処理すればそのつど100を支払うわ」
     「けど、用心棒だからって厄介ごとばかり相手にしてもらっては困るわけ。掃除選択その他もろもろ雑用もやってもらうわ」

リュウ「わかった」

女主人「あと週に一回ならうちの子に手を出してもいいわ。無料でね。ただし指名は出来ないから。ま、うちの子は結構レベル高いから安心しなさい」

リュウ「…」

女主人「普通ならここで鼻の下を伸ばすもんだけど、反応しないのね。もしかしてゲイ?」

リュウ「違う」

8 :名も無き被検体774号+:2010/07/22(木) 19:31:32.07 ID:j96ZE1Uq0
女主人「そう。ま、なんでも良いわ。少なくとも前のヤツよりマシな感じがするし。正直、あいつは雇って大失敗だったわ。雑用しないわ。女抱きまくるわで、もう最悪」

リュウ「……」

女主人「とりあえず、そのダサい格好を何とかしないとね。あとで店の子に服を買いに行かせるわ」

リュウ「すまない」

女主人「なんで謝るの? あ、そうそう。貴方が泊まる部屋、さっきのろくでなしがいた部屋なんだけど」

リュウ「別に構わないが」

女主人「けど、まあした後のにおいが染み付いた部屋なんて嫌でしょう。一応掃除するから、今日は私の部屋に止まりなさい」
 
リュウ「いや、本当に構わないんだが…」

女主人「大丈夫よ。取って食ったりしないわ。まあそっちがその気なら別に襲ってくれても構わないけどね」

リュウ「……」

9 :名も無き被検体774号+:2010/07/22(木) 20:40:27.85 ID:MIqVXhZcP
続きはまだか

10 :名も無き被検体774号+:2010/07/22(木) 20:42:31.55 ID:qKOLHEI80
リュウ「……」

11 :名も無き被検体774号+:2010/07/22(木) 22:05:56.64 ID:j96ZE1Uq0
女主人「そうだ大事な事を聞いてなかった。あんた名前は?」

リュウ「リュウだ」

女主人「リュウ…覚えやすくて良い名前ね。じゃあ、リュウ。私の部屋はこの館一階の一番奥の部屋よ」

リュウ「わかった。世話になる」

女主人「こちらこそよろしくね。言っておくけど、忙しいわよ。ウチの店」

リュウ「ここに来るまでの間に三回ほど絡まれた。覚悟している」

女主人「そんなダサい格好してるからよ。けど大いに結構だわね。もう行って良いわよ」
 
ガチャ、バタン

女主人「…意外と掘り出し物かもね。あの子」

12 :名も無き被検体774号+:2010/07/22(木) 22:17:32.64 ID:j96ZE1Uq0
女主人の部屋―――

リュウ(どう見てもベッドが一つしかない)
    (床で寝ればいいか)

コンコン
女の声「もしもーし、入りますよー」

 ガチャッ

金髪女「あんた新しい用心棒?」

リュウ「そうだ。あんたは?」

金髪女「あたしはリリー。ここの娼婦。あんたの相手しろってマダム・ラブ言われてきたんだけど」

リュウ「ラブ?」

リリー「え? うちの女主人の名前。ラブって言うんだけど」

リュウ(そう言えば向こうの名前は聞いてなかったな)
   「ありがたいが、世話は要らない」

リリー「そういうと思った。あんたゲイなんだってね」

リュウ「違う」

リリー「けどまあ、ほら一人で待ってるのも退屈でしょ」

リュウ「別に。普段はいつも一人だ」

13 :名も無き被検体774号+:2010/07/22(木) 22:22:13.70 ID:j96ZE1Uq0
リリー「いつも一人? あんたどういう生活してんの?」

リュウ「関係ないだろ。とにかく世話は要らない」

リリー「ここの言葉上手いわね。マッチョなくせに頭良いんだ」

リュウ「出て行く気がないんだな」

リリー「当たり! 商品は私デース」

リュウ「必要ない。俺が欲しいのは金だけだ」

リリー「なら私と同じじゃん。用心棒と寝るとマダムから一回分の料金がもらえるんだー」

リュウ「そうか。ならマダムに俺と寝たと報告すればいいだろう」

リリー「ベッドが綺麗なままじゃバレちゃうよ」

リュウ「じゃあ適当に乱しといてくれ」

14 :名も無き被検体774号+:2010/07/22(木) 22:25:59.79 ID:j96ZE1Uq0
リリー「それも無理。やったあと股チェックがされるし」

リュウ「…」

リリー「いや何だかんだで厳しいんだよ、ウチの店。だから、ね? あたしを助けると思って」

リュウ「気の毒だが、本当に必要ないんだ」

リリー「ゲイじゃないのに?」

リュウ「だから違う」

リリー「ならインポ?」

リュウ「…違う」

リリー「えー! 困るよぉ。二重の意味で困る」

15 :名も無き被検体774号+:2010/07/22(木) 22:32:06.16 ID:j96ZE1Uq0
リュウ「二重の意味?」

リリー「一つ目はお金がもらえない。二つ目は女として立つ瀬がない」

リュウ「そう言われてもな…」

リリー「いやでも、お金だけじゃないんだよ? ほらあの馬鹿追い出してくれた感謝の気持ちもあるんだから」

リュウ「前の用心棒か」

リリー「そう。私あいつ大ッ嫌いだったんだぁ。独りよがりなセックスでさ。もうアソコガ腫れ上がっちゃうの」

リュウ「それは…大変だったな」

リリー「ていうかここにいる娼婦は皆嫌ってたよ。マダムにも何であんなの雇ったんだって詰め寄る子もいたし」

リュウ「だが、ここは治安があまり良くないみたいだな」

リリー「まぁねぇ。でもそんな所じゃないと娼館なんて出来ないよ」

16 :名も無き被検体774号+:2010/07/22(木) 22:40:15.22 ID:j96ZE1Uq0
リュウ「たしかに。そのおかげで俺もこうして職にありつけた」

リリー「それにウチの店、後ろ盾がないんだよね」

リュウ「後ろ盾?」

リリー「この界隈て結構こういう店が多いんだけど、だいたい後ろにはマフィアやギャングがいるわけよ」

リュウ「そうだろうな」

リリー「でもこの店はそういうのは一切なし。だから自分の身は自分で守るしかないわけ。
    「だからまあ、強い用心棒がいるし。実際あの馬鹿は結構強かったのよ」

リュウ「しかし、そんなんでやっていけるのか?」

リリー「マダムがね。中々凄いのよ。あたしは良く知らないけど。それに組織に納める金が要らないから他より安くサービスできるのよね」

リュウ「なるほどな」

17 :名も無き被検体774号+:2010/07/22(木) 22:45:31.31 ID:j96ZE1Uq0
リリー「って、こんなこと話してる場合じゃなかった。さあ、やろう!」

リュウ「だからいらな…服を脱がなくていい」

リリー「なんでぇ! オッパイ大きいでしょ、あたし」

リュウ「ああ、そうだな。分かったから、もう少しこの界隈の事を聞かせてくれ」

リリー「セックスするなら話す」

リュウ「じゃあ、出て行ってくれ」

リリー「娼婦は嫌なの?」

リュウ「そんなじゃない。俺は、修行中の身なんだ」

リリー「修行ってあなた聖職者?」

リュウ「…」

リリー「あ、今面倒くさいな、こいつ。って思ったでしょう」

リュウ「ああ、思った」

18 :名も無き被検体774号+:2010/07/22(木) 22:50:02.33 ID:j96ZE1Uq0
リリー「即答だよ。だいたいの日本人は「そんな事ないですよー」とか言うのに」

女主人「その子は日本人ぽくない日本人らしいね」

リリー「マダム!?」

女主人「リリーじゃお気に召さないかい? リュウ」

リリー「リュウ! あなたリュウって言うの?」

女主人「黙ってな、リリー。で、リュウ、どうなの?」

リュウ「別に、リリーであってもなくても、俺には必要ない」

女主人「やっぱりあんた…」

リュウ「ゲイじゃない。不能でもない。とにかく必要ない。そう思ってくれて良い」

19 :名も無き被検体774号+:2010/07/22(木) 22:51:30.01 ID:6y8N25r40
〃∩ ∧_∧   カタカタ
⊂⌒( ´・ω・) クヌゥ・・・・ ジラシヤガル・・・・
  `ヽ_っ_/ ̄ ̄ ̄/ ζ
      \/ 34歳 / 旦
       ̄ ̄ ̄


20 :名も無き被検体774号+:2010/07/22(木) 22:54:48.70 ID:j96ZE1Uq0
女主人「あっそ。まあこちらとしても助かるわ」

リリー「えー! ブーブーブー!」

女主人「黙りな、リリー。文句は無しだよ。けど話し相手にはなったようだから半分払ってあげるわ」

リリー「うーん…」

女主人「ほら、もう良いから。仕事に戻りな」

リリー「はぁい。リュウ、今度は抱いてね!」

ガチャ、バタン

リュウ「…」

女主人「酷な事したね。あんた」

リュウ「何がだ」

21 :名も無き被検体774号+:2010/07/22(木) 23:02:31.09 ID:j96ZE1Uq0
女主人「あの子、あんたに惚れてるよ」

リュウ「さっき出会ったばかりだぞ?」

女主人「まあ、惚れっぽい子ではあるけどね。ああ見えて中々人気があるんだよ」

リュウ「そうなのか」

女主人「ふふ、惜しい事したなって顔もしないのね。本当に不思議な子だわね」

リュウ「この店は後ろ盾が無いと聞いたんだが」

女主人「ええ。おかげさまで儲けは全部丸々私の懐に納まってるわ」

リュウ「忙しいのは、そのせいか?」

女主人「怖気づいた? マフィア相手にするのが怖い?」

リュウ「いいや…楽しみだ」

女主人(あらまぁ、笑ってるよ)

22 :名も無き被検体774号+:2010/07/22(木) 23:17:06.92 ID:j96ZE1Uq0
女主人「大いに結構。とりあえず今日はここで寝なさい。シャワーはあそこ。何か食いたかったら冷蔵庫から適当に取り出してやって頂戴」
     「ダサイからあんまり呼び出したくないけど何かあったら電話するわ。電話はあそこ」
     「言うまでも無いけど、うちは基本的に夜型だから昼はなるべく静かにしてあげてね」

リュウ「了解だ、マダム」

女主人「なんだか慣れてるわね。用心棒、初めてじゃなさそうね」

リュウ「何度か経験はある…」

女主人「そう。好奇心で聞くんだけど、なんでウチで働こうとおもったの?」

リュウ「強いて言えば、拳(コブシ)がここを選んだんだ」

女主人「…分けわかんないね。けど、来てくれて嬉しいよ」
 
ガチャ、バタン

リュウ「…寝るか」


23 :名も無き被検体774号+:2010/07/22(木) 23:18:51.15 ID:j96ZE1Uq0
つうわけで、俺も寝ます。
明日まだこのスレがあって規制されてなかったら続き書きます。

24 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 00:28:48.79 ID:FTDwFcT10
おつおつ

25 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 02:30:15.34 ID:zOLLNSCl0
影ながら応援してます

26 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 03:03:59.08 ID:dDMX40S80
保守

27 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 08:32:15.39 ID:Et84vbsN0
絶賛保守!

28 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 10:31:41.98 ID:NpQ8EO910
リュウ(朝か…)
 
ガチャ

女主人「あら起きてるじゃない。て、床で寝たの? あんた」

リュウ「ああ」

女主人「どうせあんたと入れ違いに寝るつもりだったからベッド使っても良かったのに。」
    「それともあたしが言ったことを気にしたのかしら。フフフ」

リュウ「今何時だ?」

女主人「朝の六時くらいかしら。今から働いてもらうわよ」

リュウ「雑用か」

女主人「ええ。ヴィラ、入ってきな」

ヴィラ「……」

29 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 10:35:46.45 ID:NpQ8EO910
リュウ(子供…女か?)

女主人「リュウ、この子ヴィラって言うの。ヴィラ、これがリュウよ」

ヴィラ「知ってる…」

女主人「いきなり雑用しろって言っても勝手が分からないだろうから、ヴィラに教えてもらって。
     まだ子供だけど、ここでは先輩だからちゃんと言う事聞くのよ、リュウ」

リュウ「了解だ。よろしく頼む」
 スッ←手を差し出す

ヴィラ「…ついて来い」

リュウ(握手は無視か)

30 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 10:42:49.03 ID:NpQ8EO910
ヴィラ「まずはシーツの回収だ。服や下着は自分たちで洗うように言ってるけど、シーツを洗うのは雑用の勤めだ」

リュウ「わかった」

ヴィラ「仕事が終わると、娼婦たちはゴミとシーツをドアの前に置く。まずそれを回収する。静かにな」

リュウ「わかった」

ヴィラ「このカゴにシーツを入れるんだ」

リュウ「そういえばここは何人くらい娼婦がいるんだ?」

ヴィラ「十五人くらい。まずは一階の部屋から回収するぞ」

31 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 10:45:51.89 ID:NpQ8EO910
娼館一階―――

リュウ「あきらかにカゴに入りきらないよな。あれ」

ヴィラ「一回ごとにシーツを変える娼婦もいる。とにかく詰め込むんだ」

リュウ「了解」

回収中―――

リュウ「ふう、何とか入ったな…ゴミはあとで回収するのか?」

ヴィラ「…そうだ。二階に行くぞ」

32 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 10:49:29.59 ID:NpQ8EO910
二階―――

リュウ「よいしょっと。なんとか入ったな」

ヴィラ「……ッ!」

リュウ「ん?」

ヴィラ「なんでもない。三階に行くぞ」

三階―――

リュウ「さすがに入りきらないか、よいしょ!」

ヴィラ「……」

リリー「あ、リュウじゃーん。早速お仕事?」

リュウ「……」

リリー「あ、今面倒くさいのが来たって思ったでしょう?」

リュウ「ああ、思ったな」

リリー「うはっ、即答」

33 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 10:54:14.89 ID:NpQ8EO910
ヴィラ「リリー、今仕事中だから…」

リリー「ヴィラも良かったね。リュウはきっとちゃんと雑用してくれるよ」

ヴィラ「……」

リリー「リュウも聞いてやってよ。前のロクデナシのかわりにこの子がずっと雑用してたんだよ。偉くない?」

リュウ「ああ、たいしたもんだ。シーツをカゴに詰め込むのがこんなに大変だとは」

リリー「でしょう? って、あれ? そのカゴなんか小っさいね」

ヴィラ「!」

リュウ「そうなのか?」

リリー「うん。ヴィラが使ってたのってもっと大きいヤツだったよね」

ヴィラ「あの、あの、それは私の身体がちっさいから大きく見えただけじゃ…」

34 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 10:57:16.26 ID:NpQ8EO910
リリー「えー、そんな事無いよぉ。もっと大きかったよぉ」

ヴィラ(あたふたあたふた)

リュウ「リリー。もう良い。仕事の邪魔だ。向こうに行ってくれ」

リリー「相変わらずつれないお言葉。分かりましたよー、ブーブーブー」

ヴィラ「……」

リュウ「シーツは何処に運べば良い?」

ヴィラ「…屋上」

リュウ「了解」

35 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 11:05:12.09 ID:NpQ8EO910
屋上、洗濯小屋―――

リュウ「屋上にコインランドリーがあるとは。ここで選択するのか?」

ヴィラ、うなずく

リュウ、洗濯機にシーツを放り込み始める。

ヴィラ「……怒らないのか?」

リュウ「何をだ?」

ヴィラ「意地悪した事」

リュウ「シゴキだろう。修行じゃ当たり前の事だ。弟子や後輩に無理難題を吹っかける。
    そして弟子が悪戦苦闘するのを師匠は眺める」

ヴィラ「私、あなたもあいつ見たいなヤツだと思った」

リュウ「本当に評判悪かったんだな、あいつ」

36 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 11:09:34.01 ID:NpQ8EO910
ヴィラ「私も殴られたりしたし…」

リュウ「ヴィラは、いくつだ?」

ヴィラ「14…」

リュウ「一応尋ねるが、娼婦じゃないのよな?」

ヴィラ「違う。でもいずれそうなると思うし、そうなりたいと思ってる」

リュウ「そうか…なんでここに?」

ヴィラ「両親がいない。マダムが私を引き取ってくれた。ここの娼婦は大体そういった感じでここにいる」

リュウ「リリーもか?」

リュウ「リリーは故郷に兄弟がいる。兄弟を養って進学させるために働いてる」

37 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 11:15:03.94 ID:NpQ8EO910
リュウ「なるほどな…よしっ洗濯機に全部ぶちこんだぞ」

ヴィラ「じゃあ洗剤をこれくらいいれて、ここを押す」

ピッ、ブィーンブィーン。

ヴィラ「ゴミの回収に行く」

リュウ「了解」

ヴィラ「回収したゴミは裏口のゴミ捨て場に捨てれば良い」

リュウ「カゴは使わないのか?」

ヴィラ「……意地悪だ」

リュウ「?」

38 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 13:51:25.94 ID:zOLLNSCl0


39 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 14:42:44.16 ID:NpQ8EO910
娼館受付

リュウ「ゴミ捨て終わったぞ」

ヴィラ「じゃあ、掃除。受付から階段の手すりまで綺麗に」

リュウ「了解だ」

ヴィラ「これ、雑巾とモップ。バケツはあそこ。水はトイレから汲んできて」

リュウ「……」

ヴィラ「なに?」

リュウ「これもお前が一人でやってたのか?」

ヴィラ「ううん。皆が手伝ってくれてた」

リュウ「そうか」

40 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 14:44:58.05 ID:dO9d7XgR0
きた!

41 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 14:46:45.48 ID:NpQ8EO910
掃除中―――

ヴィラ「手際いいね」

リュウ「掃除も修行の一環だからな」

ヴィラ「修行?」

リュウ「そう。俺は格闘家だ。強くなるために修行をしている」

ヴィラ「ここに来たのも修行するため?」

リュウ「まあ、そうも言えなくは無いが。修行するにも金が要る。いろいろな所に行くからな」

ヴィラ「じゃあ、お金のためだ」

リュウ「そうだな。だがこういう所は思わぬ状況にもであったりできる。やはり修行になる」

42 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 14:52:22.64 ID:NpQ8EO910
ヴィラ「???」

リュウ「つまりは両方だ」

ヴィラ「なるほど」

赤髪女「ブツブツうるせえな! 黙って掃除しろよ、練れねえだろ!」

ヴィラ「ごめん、ロック。静かにする」

ロック「あーヴィラは良いんだよ。俺はその新入りに言ってんだ」

リュウ「すまない。気をつける」

ロック「なにその格好。カラァテかい? だっせぇ」

リュウ「……」

ヴィラ「ロック、この人は…」

ロック「知ってる、新しい用心棒だろ。たしかリュウだっけ。昨日リリーが話してたよ。ホモなんだって?」

ヴィラ「そうなの?」

リュウ「違う」

43 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 14:55:18.16 ID:NpQ8EO910
ロック「ホモでも何でも良いから、静かに掃除しな。あんたの給料稼いでんのは俺たちなんだ」

リュウ「肝に銘じておく」

ロック「ふーん…前のヤツと違って素直だね。仕込みがいがありそうだわ」

ヴィラ「ロック…」

ロック「冗談よ。じゃあ、図書館みたいに静かに掃除しな、リュウちゃん。おやすみ、ヴィラ」

ヴィラ「おやすみ、ロック」

ガチャバタン

44 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 14:57:42.36 ID:NpQ8EO910
ヴィラ「あの人はロック。口は悪いけど、優しい人、だと思う」

リュウ「そう願う」

ヴィラ「ごめん。リュウ」

リュウ「別に気にしてない」

ヴィラ「でも、ここの人は皆優しい。それはわかって」

リュウ「ああ、ヴィラが言うんだからそうなんだろう。ここは終わった、二階に上がろう」

45 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 15:01:39.48 ID:NpQ8EO910
二階―――

黙々と掃除する二人。

ガチャ

背の高い女「あらぁ、ヴィラちゃんおはよー。そっちが新入りさん?」

ヴィラ「おはよう、アニー。リュウだよ。リュウ、この人はアニー」

リュウ「うるさかったか?」

アニー「掃除の音? まさか、全然。新入り君を見ようと思って」

リュウ「俺を?」

アニー「ええ、昨日リリーが楽しそうに話してたから。ねえ、あなたって…」

リュウ「ゲイじゃないぞ」

46 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 15:06:05.30 ID:NpQ8EO910
アニー「くすっ、違うわよ。格闘家なの? って訊こうとしたの」

ヴィラ「リュウは格闘家だよ」

アニー「あらやっぱり。修行してるんだって?」

リュウ「ああ」

アニー「気のない返事。ストイックなのね」

ヴィラ「でもお金のために働いてるんだよ」

アニー「お金と修行。両方のために働いてるんでしょう?」

リュウ「話を聞いてたのか?」

アニー「いいえ。昔、あなたみたいな人と出会ったことがあるの。あなたみたいな目をしてた」
    「でもあなたのほうが良い男だわ。可愛い」

47 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 15:11:20.62 ID:NpQ8EO910
リュウ「その男は強かったのか?」

アニー「ええ、とても」

リュウ「そうか。なら、いつか俺と出会うかもしれない」

アニー「だったら伝えて。「まだ私の部屋にあるわ」って」

リュウ「何がだ?」

アニー「男と女の秘密。あなた、可愛いけどそういう事には鈍感そうね」

リュウ「よく言われる」

アニー「野暮な男も嫌いじゃないわ。でも野暮な男は思ってくれる人がいるから野暮なのよねぇ」

リュウ「?」

アニー「クスッ。本当に野暮な人。じゃあ、お休み。二人とも」

48 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 15:15:31.26 ID:NpQ8EO910
三階―――

ヴィラ「ここが終わったら。次は外回りの掃除」

リュウ「了解だ。さっさと終わらせよう」

リリー「やっほー」

リュウ「……」

リリー「そんな顔しないでよ。傷つくぞぉ」

リュウ「今度は何だ」

リリー「マダムから伝言。そんなダサい格好で外を掃除されちゃあたまらない。終わったら私の部屋に来るようにだってさ」

リュウ「そうか、分かった」

リリー「確かに伝えたからね」

49 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 15:19:16.68 ID:NpQ8EO910
リュウ「ああ、確かに聞いた」

リリー「…」

リュウ「…」

ヴィラ「…」

リリー「…」

リュウ「なにかまだあるのか?」

リリー「別にぃ」

ヴィラ「リュウが掃除してるところ、リリーの部屋の前なんだよ」

リリー「あ、ヴィラ。言っちゃ駄目だよ」

リュウ「入りたいならさっさと言えよ」

ガチャ

リリー「ドアを開けてくれるなんて紳士だねぇ。惚れ直したわ」

50 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 15:22:07.44 ID:NpQ8EO910
リュウ「……」

リリー「なんかその呆れた目に見られるとゾクゾクする。おかしいな、あたしそういう気は無いと思ったんだけど」

リュウ「入らないなら閉めるぞ」

リリー「あーはいはい。お休み、ヴィラ。リュウ」

チュッ←投げキッス
バタン

ヴィラ「……初日なのに皆に気に入られてるね」

リュウ「そうなのか?」

ヴィラ(確かに鈍感だ)

51 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 15:24:51.37 ID:xlK0T6TwP
俺だったら迷わずセクロス

52 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 15:25:52.25 ID:NpQ8EO910
掃除を終えて、マダムの部屋―――

リュウ「入ります」

女主人「どうぞ」
ガチャ、バタン。

女主人「どう雑用は?」

リュウ「ああ、こなせそうだ」

女主人「結構。そこにあんたの着替えを置いてるから、それを着て仕事をして頂戴」

リュウ「わかった」

女主人「あと、申し訳ないけど、まだ地下の部屋は準備が整ってないのよ」

リュウ「じゃあ屋上で着替える」

女主人「そこまで行かなくて良いわ。ここで着替えなさい」

53 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 15:30:12.36 ID:NpQ8EO910
リュウ「今なんと?」

女主人「ここえ着替えて。まあ率直に言うとあんたの身体が見たいのよ」

リュウ「…ふん」
着替え始めるリュウ。

女主人(あらまぁ)
    「こっちがお金払いたくなるわね」

リュウ「……」

女主人「いろいろな男の裸を見てきたけど、あんたはトップクラスね。女泣かせの身体してるわ」

リュウ「着替えたぞ。行っていいか?」

女主人「ええ、どうぞ。仕事は掃除だけじゃないわよ」

リュウ「わかってる」

54 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 15:39:41.85 ID:NpQ8EO910
受付―――

ヴィラ「似合ってるね」

リュウ「……」

ヴィラ(怒ってる?)
   「はい、これ。箒とゴミハサミ。昨日雪が降ったから、枯葉が濡れて集めにくいと思うけど」

リュウ「ありがとう」

ヴィラ「それが終わったら、買い物。料理は出来る?」

リュウ「少しなら」

ヴィラ「良かった。あとで手伝って」

リュウ「わかった」

55 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 15:43:44.74 ID:NpQ8EO910
掃除終了―――

ヴィラ「じゃあ、買い物いこう」

リュウ「ああ、金は?」

ヴィラ「マダムから貰ってるから大丈夫。あ、そうだちょっと待ってて」

一旦、屋敷に戻るヴィラ。が、すぐに出てくる。

ヴィラ「お待たせ。これを取りに行ってたんだよ」

リュウ「紙の束?」

ヴィラ「娼婦たちの買出し依頼。一回につき5は貰えるんだよ」

リュウ「そうなのか」

56 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 15:49:57.57 ID:NpQ8EO910
―――店

店主「いらっしゃい」

ヴィラ「こんにちは、おじさん」

テンシュ「おお、ヴィラちゃんか。で、そちらは?」

ヴィラ「新しい用心棒のリュウだよ。これからお世話になると思うから、よろしく」

リュウ「よろしく頼む」

店主「おー、あのゴロツキいなくなったのか。良かった良かった」
   「で? 今日は何をお買い求めで?」

ヴィラ「えーと、普通のコンドーム10個と、フルーツ味のするヤツを5個適当に見繕って。
    あと編みタイツに…」

リュウ(娼館とここまでの間に銃を持ったヤツと何回かすれ違ったな。対銃の修行になりそうだ」

ヴィラ「それに避妊ピル1カートンお願い」

57 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 15:53:24.75 ID:NpQ8EO910
店主「あいよ。食料品も買うかね?」

ヴィラ「うん。あ、そうだ、おじさん。ロックから伝言があるよ」

店主「女お、ロックさんから?」

ヴィラ「うん、えーっと、「ちゃんと入れてるんでしょうね。はずしたらお仕置きだから」だって。あとこのボタンを押して来いって言われた」
ポチ、ヴーン、ヴーン。

店主「うほう! ヴィ、ヴィラちゃん。ロックさんに伝えてくれ…芯まで響いてますってなっ(ニカッ」

ヴィラ「わかった」
    (なんのボタンなんだろう?)
    「リュウ、買い物手伝だって」

リュウ「わかった」

58 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 15:57:43.27 ID:NpQ8EO910
買い物終了

ヴィラ「リュウがいるからいっぱい買えたよ。でも大丈夫? 重くない」

リュウ「大丈夫だ。これも修行になる」

ヴィラ「ふーん」

リュウ「それにしても、あの店主大丈夫か? レジ打ちしながら奇声を発してたが」

ヴィラ「なんかロックからの伝後があるときは大体あんな感じだよ」

リュウ「そうなのか」

ヴィラ「あ! しまった。ボタン押しっぱなしできちゃった」

リュウ「ボタン?」

59 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 16:05:02.54 ID:NpQ8EO910
ヴィラ「うん。買い物終わったら、ちゃんとボタンをオフにするんだよって言われてたのに」

リュウ「なんのボタンだ?」

ヴィラ「わかんない」

リュウ「じゃあ、たいしたボタンじゃないだろう」

ヴィラ「そうだね」
ティウンティウンティウン
ヴィラ「あ、メール」
ピ。
ヴィラ「リュウ、大変! あいつが仲間連れて戻ってきたって!」

60 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 16:07:24.08 ID:xlK0T6TwP
しえん

61 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 16:09:44.16 ID:NpQ8EO910
娼館前

元用心棒「あいつ出せって言ってんだろう! ババァ!」

女主人「今はいないよ。買い物に出かけてる」

元用心棒「コケにしやがって1 じゃああいつが戻ってくるまで中で待たせてもらおうか」

女主人「入るんじゃないよ、クソ野郎。さっさとクソ仲間連れて帰りな!」

元用心棒「ババァ、口の利き方に気をつけろよ。あいつをミンチにした後はここの女たちだ。
      ボロボロに犯しまくってやるからな!」
仲間たち「ギャハハハハハハ」

女主人「そのチンカスだらけチンコしまってさっさと帰るんだね」

元用心棒「ババァ!」

リュウ「待て」

62 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 16:13:19.38 ID:NpQ8EO910
リュウ「お前たちの相手は俺だ。その人に手を出すな」
    「ヴィラ、さきに中に入ってろ」

ヴィラ「うん。でもリュウ」

リュウ「大丈夫。俺の相手じゃない」

元用心棒「聞こえてるぞ、ジャップ!」

リュウ(相手は五人か。全員武器を持っていると考えた方がよさそうだな)
    「さあヴィラ、行け」
タッタッタッ

63 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 16:17:38.77 ID:NpQ8EO910
ヴィラ「マダム、どうしよう。五人もいる」

女主人「どうなるかね。覚悟を決めるか」

ロック「おー? なんだなんだ。あの馬鹿か馬鹿ども引き連れて戻ってきってか?」

アニー「あらあら。新入りちゃん大丈夫かしら」

リリー「大丈夫だよ、きっと。リュウなんだから」

女主人「あんたら寝てなよ。仕事に響くよ」

ロック「どうせあいつが負けたら寝てる場合じゃなくなる」

アニー「ヴィラちゃん。わたしのストッキング買って来てくれた?」

ロック「緊張感ねえな、お前は」

リリー「いけーリュウー! そんな奴らやっつけちゃえ!」

64 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 16:22:34.58 ID:NpQ8EO910
女主人「緊張感無いのはあんたらだよ。まったくレイプされるかもしれないってのに」

リリー「まあ、その時はその時ですよ、マダム。ただマンさせたと思えば」

ロック「私は襲おうとしたヤツの球をペンチで潰すから大丈夫」

アニー「マダムが安心してるんだもの、悪い事なんて起こりっこないわ。新入りちゃんを買ってるのね」

女主人「良い体してんのよ、あの子」

リリー「え? なにそれ!?」

元用心棒「うるせえぞ、ビッチども!」

リュウ「どうした、来ないのか?」

元用心棒「てめぇもうるせえ! あの時は不意打ちくらって何されたかわからなかったが、今度は上手くいkねえぞ!」

65 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 16:28:59.39 ID:NpQ8EO910
リュウ「そうか、何をされたか分からなかったから確認しにきたんだな?」

元用心棒「てめぇをぶっ殺しにきたんだよ!」

次々とナイフを抜くゴロツキたち。

元用心棒「覚悟しろよ、ジャップ!」

リュウの後ろにいたゴロツキAがナイフを振り上げる。
ゴキャッ!
しかし、それを振り下ろすより早く、ゴロツキの顎にリュウの足刀が決まる。
そして次の相手ゴロツキBの手を取り、勢い良く地面に背負い投げで叩きつけた。

C「この!」
その攻撃にカウンターで正拳をあわせ、顎を砕く。
襲ってきたDの足を払い、倒れるより早く前蹴りを腹に叩き込んだ。

元用心棒「………っんな馬鹿な」

66 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 16:29:09.56 ID:xlK0T6TwP
sen

67 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 16:33:00.24 ID:NpQ8EO910
リュウ「何をされたか分からないといったな?」

元用心棒「……」

リュウ「今から実演してやる」

元用心棒「ま、待ってくれ。わかった、もう十分だ。お前は強い。ここの女には二度とかかわらぐほぁ!」
元用心棒の腹にリュウの拳がめり込んでいる。

リュウ「まず、こうして」

元用心棒「ぎょぶっ!」
さらに右フックが用心棒の顎を粉砕した。

リュウ「こうだ。あの時は手加減したがな」
 
ドサァ―――

68 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 16:36:54.97 ID:NpQ8EO910
リュウ「…マダム。こいつらはどうすれば良い?」

女主人「そうね。まとめて街の外に放り出して頂戴」

リュウ「了解した」

ズルズル。
五人の男の首根っこを持ち、引きずりだす。


リリー「…なにあれ、超強い! 超惚れる!」

アニー「鮮やかねぇ。惚れ惚れするわ」

ロック「中々やるじゃん。仕込みがいがあるね」

ヴィラ「……(トクン)」

女主人「ホント、良い掘り出し物だわね」

69 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 16:46:28.09 ID:IdoBBLNN0

リュウのキャラがぶれてなくて良い

スト2のころなのか3rdのころなのかわからない感じもいいな

70 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 17:18:24.78 ID:NpQ8EO910
娼館―――

リュウ「捨ててきたぞ」

女主人「ご苦労様。たぶん、誰かが見つけて救急車を呼んでくれるでしょうよ」

リュウ「あの場で呼べばよかったんじゃないのか?」

女主人「店の前で騒ぎを起こされちゃかなわないわ。はい、これ今回の報酬。厄介事と買い物の分」

リュウ「買い物の分はヴィラに渡してくれ、俺はただの荷物持ちだ」

女主人「いいのかい? 行っておくけど、厄介ごとの処理は人数じゃなくて回数だからね。今回は100だけだよ」

リュウ「構わない。…200入ってるぞ」

女主人「100は私から。もう100は娼婦たちからさ」

71 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 17:22:12.27 ID:NpQ8EO910
リュウ「ありがたく貰っておく」

女主人「ふふ、気をつけな。あんたあの騒ぎ狙われたよ」

リュウ「誰にだ?」

女主人「うちの子たちにさ。誰が一番早くあんたと寝るかでトトカルチョやってるよ」

リュウ「……」

女主人「あっはっは。その顔。本当にストイックなんだねぇ。面白いわ。私も賭けに乗ろうかしら」

リュウ「マダム…」

女主人「私だってまだ現役だしね。私と寝たいって客も結構いるのよ」

リュ「行っていいか?」

女主人「ええどうぞ。部屋の準備は終わってる」

ガチャ

女主人「寝込みに気をつけな! フフフ」

バタン

72 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 18:50:01.26 ID:zOLLNSCl0
支援

73 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 19:02:15.90 ID:spch5k810
続きは明日かな?

74 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 19:45:12.87 ID:oeijuS1t0
萌えた
支援age

75 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 19:52:20.02 ID:NpQ8EO910
地下室―――

ガチャ

リュウ「何してる」

リリー「疲れてるでしょう。マッサージしてあげようと思って」

リュウ「ありがたがいが、結構だ」

リリー「なんでぇー?」

リュウ「ベッドの横に置いてあるのはなんだ?」

リリー「マッサージに使うローションです!」

リュウ「その箱は?」

リリー「それはえーと、マッサージに使う道具です」

リュウ「コンドームだな?」

リリー「マッサージに…」

リュウ「コンドームだろ?」

リリー「……あれぇ? 本当だ。コンドームだ! 間違えちゃったー」

76 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 19:58:22.81 ID:NpQ8EO910
リュウ「……」

リリー「はいでました。その目」

リュウ「リリー、良く聞いてくれ。悪いが俺がここにいる間、君を抱く事は無いと思って欲しい。」
    「君だけじゃない。ここにいる女性全員、俺は抱くつもりは無い。俺はただ金を稼ぐた目にここにいる」

リリー「でもそれじゃつまらないでしょう?」

リュウ「そういう問題じゃない。とにかく皆にも伝えてくれ。俺にはそういうつもりは無いと」

リリー「…」

リュウ「分かってくれたか?」

リリー「分かった」

リュウ「ふう、そうか、良かったよ」

77 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 20:05:27.97 ID:NpQ8EO910
リリー「じゃあ、ベッドに横になって。マッサージします。お客さんはじめてぇ?」
バリ←コンドームの箱を開ける音

リュウ「わかってないだろ。まったく」
ヒョイ

リリー「きゃぁ。やだっお姫様抱っこ! 初めてされた。リュウ、もう格好良過ぎ!」

ポイ、ドスン

リリー「って、ここ部屋の外じゃん!」

リュウ「さっさと寝ろ。仕事に響くぞ」
バタンッ。

リリー「ちょっとぉ! リュウ! あたしは諦めないからねー!」

78 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 20:10:14.37 ID:NpQ8EO910
リュウ「まったく…」

コンコン
ロック「入るぞ」
ガチャ、バタン

ロック「よう、カラァテ。来てやったぞ」

リュウ「…呼んでない」

ロック「なんかリリーが部屋の前でコンドーム振り回しながら騒いでたぞ」

リュウ「あんたの手にあるそれはなんだ?」

ロック「これ? これは違う。イボ付きコンドームだから」

リュウ「同じだろ」

79 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 20:16:01.73 ID:NpQ8EO910
ロック「ほら、日本人てちいせぇの多いだろ。だからイボ付き。やっぱやるならお互い愉しまねえとな」

リュウ「やらないぞ、俺は」

ロック「分かってるよ。普通のじゃ満足出来ねぇんだろう?」

リュウ「?」

ロック「いや、正直さ。見直したよ、お前の喧嘩ッぷり見てさ。ゾクゾクした。良く心得てるよ、人を壊す方法」

リュウ「…」

ロック「それでいて急所のはずし方も見事なもんだ」
    「そこでピーンと来たね。あんたSM好きだろう」

リュウ「いや、もう何を言ってるのかさっぱり分からん」

80 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 20:21:20.34 ID:NpQ8EO910
ロック「用心棒なんかやるヤツは大体変態が多いんだ。そこで俺の出番。変態プレイなら任せろ」

リュウ「とりあえず出て行ってくれ」

ロック「なんだよ。せっかく来てやったのに」

リュウ「呼んでない」

ロック「知ってるよ。で? どうする? どういうのが好みなんだ? 殴りあいながらやるか?」

リュウ「……」

ロック「それとも無理やりやられるのが好きか? 道具使う? 俺の部屋に歩けど」

ヒョイ

ロック「わ、なんだ! 馬鹿、離せ! こら! かってぇ身体してんな、お前」

ガチャ、ポイ、ドスン

リュウ「そういう趣味は無い」

バタン

ロック「てめぇ! 絶対やってやっからな! ケツの穴きれいにしとけぇ! タコ!」

81 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 20:24:05.06 ID:NpQ8EO910
リュウ「……」

コンコンコン、ガチャ

アニー「お邪魔しまーす」

ヒョイ

アニー「あら、いきなり? 積極的ねぇ。じゃあ私も頑張らないとぉ」

ポイ、スン

リュウ「間に合ってる」

バタン

アニー「あらあら。取り付く島も無いわぁ」

82 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 20:26:34.82 ID:NpQ8EO910
コンコン
リュウ「ええい!」
ガチャ

リュウ「だからそう言うのは…!」

ヴィラ「!」

リュウ「あ、すまない。ヴィラだったのか」

ヴィラ「ごめん。邪魔だった?」

リュウ「いや、なんでもない。どうした?」

ヴィラ「料理。手伝ってくれるって」

リュウ「そうだったな。わかった、行こう」

83 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 20:31:12.19 ID:NpQ8EO910
キッチン―――

リュウ「ずいぶん、沢山作るんだな」

ヴィラ「皆の分だから」

リュウ「なるほどな。俺は何をすればいい」

ヴィラ「野菜を洗って。それが終わったら大体の大きさでいいから切って欲しい」

リュウ「わかった」

ヴィラ「……」

リュウ「……」

ヴィラ「リュウは強いね」

リュウ「ああ」

ヴィラ「修行したから?」

リュウ「そうだな」

84 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 20:31:37.98 ID:ASWmiec40
しえんだよー

85 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 20:35:27.88 ID:Et84vbsN0
ヴィラはレイプされるんだろうな...
支援。

86 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 20:37:54.37 ID:NpQ8EO910
ヴィラ「…どうして、強くなろうって思ったの?」

リュウ「どうしてかな。強くなって、強いやつと戦うと、なんていうか…実感がわく」
    「生きているという実感だな。俺の場合、物心ついたときにはもう修行をしていた」
    「だから他の生き方なんて知らない」

ヴィラ「負けたことはある?」

リュウ「何度もある。死にそうになった事だってある」

ヴィラ「苦しくないの? やめようとか思わない?」

リュウ「苦しいし、辛い。だがそれは俺の糧になってる」

ヴィラ「……誰かを好きになった事は?」

リュウ「……どうなんだろうな。俺は鈍感だから、人からの好意も自分の好意も気づけないんだ」

87 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 20:43:52.70 ID:DRXA/pYS0
支援

88 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 20:45:01.39 ID:NpQ8EO910
ヴィラ「でも、リュウは優しい、と思う」

リュウ「そうなのか?」

ヴィラ「聞き返されると、困っちゃうけど」

リュウ「すまない」

ヴィラ「フフフ…」


リリー「なにあれ。なにあの雰囲気」

ロック「あいつ、ペドフィリアか? しまったな、さすがの俺も毛は剃れるが、あのペッタンコは無理だ」

アニー「ヴィラちゃんが笑うなんて久しぶりね」

リリー「悔しいなぁ。ヴィラが一歩リードか」

ロック「ヴィラって倍率どれくらいだ?」

アニー「106倍。マダムと同じよ」

ロック「大穴だな。よし、100賭けるぞ」

リリー「じゃああたし達は寝ますか。仕事もあるし」

アニー「そうね。お料理楽しみだわ」

89 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 20:46:40.13 ID:NpQ8EO910
支援ありがとうございます。
時間が空きしだいまた書きに来ます。
規制されてなければの話ですが。

90 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 20:47:48.71 ID:oeijuS1t0
ヴィラたんとリリーたん萌え

91 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 20:49:15.42 ID:xlK0T6TwP


また期待してる

92 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 20:51:54.65 ID:DRXA/pYS0
おつ〜

93 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 21:55:37.07 ID:4fWK57a+0
なんという良スレ

94 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 22:08:06.32 ID:IdoBBLNN0
おつかれさーん!
リュウはスト1のころに中国人の彼女らしき存在がいたけども
それ以降でてないので、多分振ってるか別れてる。
修行のためと鈍感なためだろうね。

やっぱリュウはいいな。

95 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 22:21:07.58 ID:Et84vbsN0
俺に絵の才能があったら、全員書くのに...

96 :名も無き被検体774号+:2010/07/23(金) 22:49:34.59 ID:65f2fDEq0
〃∩ ∧_∧   カタカタ
⊂⌒( ´・ω・) >>95 俺は娼婦館のメンツは豪血寺で脳内補完している
  `ヽ_っ_/ ̄ ̄ ̄/ ζ
      \/ 34歳 / 旦  
       ̄ ̄ ̄   


97 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 11:21:03.16 ID:V59KKqQh0
夜―――

リリー「さー、今日頑張って稼ぎますか」

ロック「店主の野郎、今日はどう虐めてやろう」

アニー「ヴィラちゃん、新入りちゃんは?」

ヴィラ「マダムと話してる」

アニー「そう。じゃあヴィラちゃん。今日お疲れ様。お料理おいしかったわ」

ヴィラ「うん。おやすみ」

三人「「「おやすみ」」」

98 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 11:27:26.78 ID:V59KKqQh0
女主人の部屋―――

女主人「さて、まあいまさら説明する事もないけど、あんたは受付の奥で待機してもらうよ」

リュウ「了解だ」

女主人「事前にやばそうな客を見定めておくれ。それと何かあったら電話で呼び出す」
     「娼婦たちにどこどこの部屋ににこういう客がいるからつまみ出せ。と言われたらその通りにするんだ」

リュウ「わかった

女主人「けど、まだ宵の口だし、給料日前だから今日は静かなもんだと思うわ。なんだったら寝ててもいいよ」

リュウ「いや、平気だ」

女主人「あそうそう。騒いだ客を間違っても殺さないように。後々面倒な事になるからね」

リュウ「心得た」

99 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 11:29:14.18 ID:wXV/N9LHO
支援

100 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 11:36:41.40 ID:V59KKqQh0
娼館のネオン看板が輝きだす。
玄関ホールに娼婦たちがきらびやかで扇情的な姿で並んでいる

女主人「さあ、女ども。今日も男のタマ握って、金を落とさせな。相手を昇天させれば堕ちてくる見返りもデカイよ」

娼婦たち「わかってるよ、マダム」

ガチャ

客「リリーをお願いしたいんだが」

女主人「リリー! お客だよ」

リリー「はーい。あら、また来てくれたの? 嬉しいなぁ!」

ガチャ

店主「あのぅ、うほぅ、女王さ、ろ、ロックさまをお願いしましゅぅぅ」
ヴィーンヴィーン

女主人「ロック、お着きだよ」

ロック「あいよ。来たか豚。先に部屋に行ってろ。タバコ吸ってくるから」

店主「はいぃぃ、よろこんでぇぇぇぇ! あひゃう」

101 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 11:42:09.09 ID:+ZppaVYl0
店主はボタン押されっぱなしか?
電池切れかな。

102 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 11:42:19.83 ID:V59KKqQh0
ガチャ

老人「すまないが、アニーさんはいるかね?」

女主人「いますよ。ミスター。アニー、案内して差し上げて」

アニー「はい、マダム。さあ、ミスター手を取って。段差があるから気をつけてください」

老人「ああ、ありがとう。アニーさんはいつ見ても美しいねぇ」

アニー「ありがとう、ミスター」

次々と客はやってくる。

103 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 11:45:16.21 ID:V59KKqQh0
リュウ「繁盛してるんだな」

女主人「当たり前さ。うちはこの界隈じゃあ優良店なんだ」

客「マダム、リリーはいるかい?」

女主人「ごめんよ、リリーはもう上さ。待つ? それとも別の娘を紹介しようか?」

客「なんだよ、くそ。一足遅かったか。どうしようかねぇ」

女主人「あの娘なんてどう? オッパイはリリーより小さいけど、テクニックなら保障するよ」

客「ほうほう」

女主人「舌が長くてね。絡みつくよ」
女主人の目配せに、娼婦がいやらしく舌なめずりする。

客「やってみようかな」

女主人「毎度あり。ほら、行って」

104 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 11:51:24.09 ID:V59KKqQh0
リュウ「商売も上手いようだ」

女主人「娼館なんて、しょせん夢物語さ。客たちは一夜の愛を買いに来る。代用可能な、気軽で便利な愛。
     なければ代わりを紹介してやるまでさ」

リュウ「……」

女主人「もちろん、あの娘たちもそれを分かってる。
    「ベッドの中でいくら愛してるといわせるのが仕事。しかし言われても、あの娘たちはなびかない」
    「だから、あんたが気に入られるのさ。女に手を出さず、黙って守る」

リュウ「俺は金を稼ぐ為にやっている」

女主人「そういう男ほど落としたくなるのが女よ。あんた、結構女泣かせてきてるんじゃない?」

105 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 11:51:45.05 ID:3kuPAZe00 ?PLT(34567)
一気に読んだ
面白いしテンポもいい
完走期待してる

106 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 11:55:49.74 ID:V59KKqQh0
リュウ「……」

女主人「あ、鈍感だから分からないか。ダサッ!」

リュウ「客が来たぞ」

女主人「ん? あー、あれは私の客じゃない。あんたの客だ」

ゴロツキ「おい、女を寄越せ!」

女主人「女ねぇ。どんな女?」

ゴロツキ「胸がでかくて尻がでかくて大人しい女だ!」

女主人「ちょっと待ってね。あーあの子は胸をお尻も小さいし、あの子はお尻は大きいけど胸がちょっとね」
    「ああの娘は胸もお尻も大きいけど、やんちゃだから駄目ね」

107 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 11:57:32.08 ID:cZw+ypqD0
ロック姐さん萌え

108 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 11:59:27.83 ID:V59KKqQh0
ゴロツキ「まて、胸も尻もでかいんならあいつで良い」

女主人「大人しいのが良いんでしょう? あの子と寝ると、あんたの尻に尻尾が生えるよ。ふふふ」

ゴロツキ「てめぇ! なめてんのか!」

女主人「リュウ」

リュウ「…お引き取りください」

ゴロツキ「うるせぇ! 俺は客だぞ!」

リュウ「騒ぎを起こされては困ります。お引取りください」

ゴロツキ「うるせぇ! どけっ!」

ボカッ

リュウ「お引き取りください」

109 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 12:01:45.16 ID:V59KKqQh0
ゴロツキ「この!」

ドカッ!

ゴロツキ「きいてねえのか…」

リュウ「これが最後です。お引取りください」

女主人「…」

ゴロツキ「…けっ! 二度と来るか!」

ガチャ、バタン!

女主人「あんた大丈夫!?」

リュウ「問題ない」

110 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 12:04:00.39 ID:V59KKqQh0
女主人「思いっきり殴ってたわよね、あいつ」

リュウ「そうだな」

女主人「なんか冷やすもの持ってこさせるわ」

リュウ「必要ない。本当になんともないんだ」

女主人「ちょっと見せなさい」

リュウ「……」

女主人「少し赤くなってる」

リュウ「その程度ならすぐに消える。問題を処理した。ちゃんと給料に入れておいてくれ」

111 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 12:08:36.40 ID:V59KKqQh0
女主人「でも、なんで? あんたならパンチ一発だろうに」

リュウ「殴ればまた元用心棒みたいな事になるかもしれない。自分で帰らせるのが一番良い」

女主人「だからって」

リュウ「用心棒は初めてじゃない。倒すだけが用心棒の仕事じゃないんだ」
    「それにしても、あんたこそなんで用心棒の身体を心配する?」

女主人「は? 当たり前でしょう。初日で使い物にならなくなられちゃあ困るのよ!」

リュウ「そうか。しかし、あの程度なら大丈夫だ。もう心配しなくて良い」

女主人「そうするわ」
     (言われてみれば、なんで心配してるんだろうね。あたし…)

112 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 12:14:01.07 ID:V59KKqQh0
深夜―――

リリー「ありがとう! また来てねー!」
ガチャ

リリー「ねえ、マダム。リュウは?」

女主人「暇すぎて奥で寝てるよ」

リリー「寝顔を拝見…」

女主人「リリー」

リリー「はぁい、分かってますよ」
タッタッタ←部屋に戻るリリー

ロック「延長しまくりやがって、この豚! どんだけ好き物なんだよ!」

店主「ああすいません。許してください。けどもっと罵ってぇ!」

ロック「うわっ、キモッ。死ねばいいのに」

店主「最高でしゅうう!」

ロック「さっさと帰って、店の準備でもしてろ、クソ犬!」

ガチャ、バタン

113 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 12:18:24.74 ID:V59KKqQh0
ロック「リュウは?」

女主人「奥で寝てるよ」

ロック「どれ、間抜けな寝顔を拝んでやるか」

女主人「ロック、さっさと戻って部屋を片してくるんだよ」

ロック「ええ、豚の相手でもう俺へとへとだよぉ」

女主人「なら疲れきっちまう前にもう一仕事しなきゃね」

ロック「強欲ババァ! 守銭奴! 俺は奴隷じゃないぞ!」

女主人「うるさい、アバズレ。無駄口叩けるなら、さっさと部屋もどれ! もう、フフフ」

ロック「あはは、分かったよ。マダムにゃかなわねえや」

114 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 12:22:39.43 ID:V59KKqQh0
アニー「今日はお疲れ様。また来てくださいね」

ガチャ、バタン

アニー「マダム」

女主人「リュウなら奥で寝てるよ」

アニー「クスッ、皆彼に夢中なのね」

女主人「あんたもだろ」

アニー「そうね、新入りちゃん可愛いから」

女主人「あたしからしてみれば、結構な事だよ。皆張り切って仕事してる」
     「だから正直にいうと、前のやつを雇ったことを謝りたいんだけどね」

アニー「あら、ラブ。弱気なこというのね」

115 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 12:27:13.73 ID:V59KKqQh0
女主人「なんだかんだであたしも女よ。細腕一本じゃ支えきれなくなる時だってあるわ」

アニー「……ごめんなさいね。あなた一人にまかせちゃって」

女主人「良いんだよ。自分で買って出た事だもの」

アニー「ラヴ…大丈夫?」

女主人「アニー、あたしは大丈夫だよ。さあ、部屋に戻って、客はまだ来るよ」

アニー「わかったわ、マダム」

リュウ「……」

女主人「起きてんでしょ」

116 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 12:30:36.59 ID:V59KKqQh0
リュウ「気づいてたのか」

女主人「元娼婦よ。男の狸寝入りに気づかないわけないでしょう」

リュウ「すまない。盗み聞くつもりはなかった」

女主人「私も聞かせるつもりはなかったわよ」

リュウ「……」

女主人「……用心棒のあんたには関係ないことよ」

リュウ「ああ、そうだな」

女主人「あんたはあんたの仕事をして頂戴」

リュウ「わかってる」
ガチャ、バタン
女主人「いらっしゃい、どんな子をお探し?」

117 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 12:57:04.77 ID:xBvqKlSF0
+もまだ捨てたもんじゃないな

118 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 13:24:24.04 ID:G6ACWu7y0
支援age

119 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 15:08:17.57 ID:V59KKqQh0
早朝、店じまい―――

アニー「じゃあマダム。お疲れ様」

ロック「あーつっかっれったっなっと。マダム、おやすみ」

リリー「マダム。リュウは?」

女主人「地下だよ。もう仕事がなさそうだから休ませた」

リリー「ねえ、仕事終わったんだから、行ってもいいでしょう?」

女主人「好きにしな。望み薄だろうけどね」

リリー「わぁーい。いってきまーす!」

120 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 15:15:57.98 ID:V59KKqQh0
地下―――

リュウ「358…359…360…」

ガチャ
リリー「おじゃましまーす」

リュウ「361…362…」

リリー(ワオ! 片手で腕立てしてる)
    「リュウ! リリーが来ましたよー」

リュウ「なんのようだ?…365」

リリー「リュウの顔を見に来た」

リュウ「じゃあなんでコンドームを持ってるんだ。…367。」

121 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 15:21:04.33 ID:V59KKqQh0
リリー「ばれたか…休まないの?」

リュウ「これが終わったら、休む。…370」

リリー「なるほど。ちなみにあと何回やるの?」

リュウ「500回だ」

リリー「でももうすぐヴィラが起きてくるよ。寝る暇あるの?」

リュウ「睡眠ならさっきとった。三時間も寝れば十分だ」

リリー「タフねぇ。これは期待できそうだわ」

リュウ「用は済んだか? ならさっさと行ってくれ。集中したい」

122 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 15:24:39.97 ID:/8Ps0mrq0
支援
他のキャラでるのかも気になるw

123 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 15:25:58.46 ID:V59KKqQh0
リリー「うー、わかった。邪魔しないからもう少しここにいてもいいでしょう?」

リュウ「なんでだ?」

リリー「仕事のを疲れを好きな人を見ることで癒しちゃ駄目?」

リュウ「……好きにしろ」

リリー「ふふーん」

リリー、ベッドに腰掛ける。

リュウ「401…402…403…」

リリー「ねえ、リュウは世界中を旅して回ってるの?」

リュウ「邪魔しないんじゃなかったのか?」

124 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 15:29:19.73 ID:V59KKqQh0
リリー「ブーブーブー!」

リュウ「405・・・406…407…」

リリー「…」

リュウ「……430…431…432」

リリー「あー退屈!」

リュウ「なら戻ればいいだろう」

リリー「あーリュウといると自信なくしちゃうなぁ。あたしって魅力ないのかな?」

リュウ「さあな。たがリリーの客は皆良い顔をしていたぞ。満足していたようだ」

リリー「本当?」

125 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 15:35:16.61 ID:V59KKqQh0
リュウ「お前を指名して待ちぼうけを食っていた客もいた。まあ、マダムが他の娘をあてがっていたが」

リリー「あはは」

リュウ「たが、俺のことは諦めろ」

リリー「ちぇっ。喜んで損した」

リュウ「だがお前は必要とされている。俺とは違う」

リリー「えー! あたしはリュウが必要だよ。抱いて欲しいもん!」

リュウ「なぜそこまで俺にこだわる?」

リリー「なんでって、好きだからだよ?」

リュウ「……」

リリー「きたねー、その目。冗談よ。わかってるって。なんでかなぁ? 今まで会った事無いタイプだったからかな?」

126 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 15:45:55.30 ID:V59KKqQh0
リリー「あたしさ。兄弟がいるのね。あたしが長女で、他は皆男の子。私含めて五人兄弟なんだ」
    「まあ貧乏よね、そんな家。しかも両親は借金だけ残して消えちゃうしさ」

リュウ「441…442…443」

リリー「ちょっと人が話してるときくらいシュギョウはやめたら?」

リュウ「ちゃんと聞いてる」

リリー「なら良いけど。ま、後は想像つくでしょう。兄弟養うために身体売って生活してたんだ」
   「道端に立って、精一杯にお洒落な格好して、男が声をかけてくれるのを待つ」
   「何度も怖い目にあった。けど馬鹿だからその方法いがい思いつかなかったんだ」
   「そんな事してたら、ある日マダムが声をかけてくれたの。あたしの店で働きなって。借金も代わりに払ってくれた」

リュウ「そうなのか」

リリー「まあ給料に関してはシビアだけどねぇ。けど感謝してるんだ。おかげで弟たちはちゃんと学校通えてるし」
   「あたしも勉強教えてもらえたし。馬鹿だとお客がつかないとか言われてね」

127 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 15:53:56.37 ID:V59KKqQh0
リリー「えーと何の話してたんだっけ? あ、そうかリュウが好きな理由か」
    「ま、あたしを見る男の目は皆オッパイなわけ。おかげでご飯食べれてるから文句言う筋合い無いんだけど」
    「でも、リュウはさ。違ったんだよね。そういう男たちとは違う雰囲気があった。そりゃときめくじゃん?」

リュウ「さあな」

リリー「そのそっけなさも好き。私のオッパイじゃなくて、中身を見てるからそっけないんだよね」

リュウ「500っと。話は終わったか?」

リリー「うん。終わった。で、どう? かわいそうなリリーちゃんの半生を聞いて思わず抱きしめたくは…」

リュウ「ならないな。だが、見直した」

リリー「本当?」

リュウ「ああ、苦労したんだな」
ポン←リリーの頭に手を置く
リリー「あっ…」

128 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 15:58:12.00 ID:V59KKqQh0
リュウ「シャワーを浴びる」

リリー「いいい、一緒に入る!」

リュウ「何言ってるんだ?」

リリー「やばい! これはやばい!」

リュウ「おい、落ち着け」

リリー「リュウゥ!」

コンコン

ヴィラ「リュウ、おはよう。仕事の時間…」

リュウ「もうそんな時間か。待ってくれ、シャワーを浴びたらすぐに行く」

ヴィラ(汗だくのリュウ。興奮したりリー。シャワー…)
    「あのっ…私も少し早く来すぎて、だから…時間なら、まだ…」

129 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 15:59:16.70 ID:/8Ps0mrq0
      キ        //   /::::://O/,|      /
      ュ     / |''''   |::::://O//|     /
      .ッ       \ |‐┐ |::://O/ ノ   ヾ、/
       :       |__」 |/ヾ. /    /
         ヽ /\  ヽ___ノ / . へ、,/
        /  ×    /  { く  /
        く  /_ \   !、.ノ `ー''"
  /\        ''"  //
 | \/、/           ゙′
 |\ /|\ ̄
   \|

130 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 16:01:37.16 ID:V59KKqQh0
リュウ「? いや、すぐに行く。ここで待っててくれ」

ヴィラ「え、でも」

リュウ「すぐに済む」
ガチャ、バタン、キュッキュ、サー

ヴィラ「……」

リリー「くそぅ、逃げられた」

ヴィラ「……したの?」

リリー「まさか。ガード固いよ、リュウは」

ヴィラ「そう……良かった」

リリー「ん?」

ヴィラ「リリーも早く寝ないと、起きれなくなるよ」

131 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 16:06:14.63 ID:V59KKqQh0
リリー「うーん、そうね。そうする。仕方ない。リュウの臭いが染み込んだパンツを持って帰るか」

ヴィラ「ちょっと…それは……」

リリー「よいしょっと、じゃあね。ヴィラ、おやすみ」

ヴィラ「おやすみ、リリー(本当に持って行った)」

サー

ヴィラ「……」
   (お客を待ってる間ってこんな感じなのかな?)

132 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 16:12:12.63 ID:V59KKqQh0
キュッキュッ

ヴィラ(終わった)

リュウ「ふー」

ヴィラ(! パンツ一丁! 凄い体…)

リュウ「すまない。そこの着替えを取ってくれ」

ヴィラ「う、うん、はいこれ」

リュウ「よいしょっと…よし、行くか」

ヴィラ「う、うん」

133 :HωM; ◆HardM.jTT. :2010/07/24(土) 16:23:03.76 ID:c7mp9vmQP ?2BP(2921)
目が乾く。。。

!vip2:stop:
---
見習い戦士のふつうの攻撃
MP295使ってへっぽこの呪文を唱えた。★ミ (スレのダメージ 0)
このスレは1回目のダメージを受けた (150/412)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは2回目のダメージを受けた (300/412)


134 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 16:29:42.18 ID:/8Ps0mrq0
支援

135 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 16:30:39.12 ID:3kuPAZe00 ?PLT(34567)
!vip2:heal:
止めんなよw
---
MP350使って回復の呪文を唱えた!★ミ 132回復した。
このスレは3回目に回復の呪文を受けた (168/2000)


136 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 16:32:32.33 ID:+ZppaVYl0
良スレだし。止められてもかなわんから2スレ目も立てとくか?

137 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 16:34:44.30 ID:3kuPAZe00 ?PLT(34217)
!vip2:heal:

---
MP350使って回復の呪文を唱えた!★ミ 238回復した。
このスレは4回目に回復の呪文を受けた (-70/2000)


138 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 16:35:48.79 ID:4W9lwUz20
良スレは下げるのが一番わざわざ ageる人の気がしれん

139 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 16:37:35.57 ID:3kuPAZe00 ?PLT(33867)
>>1
ヒールするから続けてくれ

140 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 16:56:11.50 ID:V59KKqQh0
保守ありがとうございます。
合間合間にちょくちょく書いているので、気長に待っていただければ幸いです。


141 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 20:40:43.37 ID:xBvqKlSF0
応援保守

142 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 20:42:50.38 ID:V59KKqQh0
屋上、コインランドリー―――

リュウ「……」シーツを洗濯機に詰め込み中。
 
ヴィラ「……あ」

リュウ「うん?」
ビチョ
リュウ「なんだこれは?」

ヴィラ「たぶん、ロックのところのシーツ。たまに凄く汚れてる」

リュウ「…手を洗ってくる」

ヴィラ「一応、袋に分けてくれてるから他のは汚れてない。ロックのヤツはあとで別に洗おう」

リュウ「了解だ」

143 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 20:46:36.06 ID:V59KKqQh0
リュウ「洗ってきた」

ヴィラ「災難だったね」

リュウ「まあ、仕方ない」

ブルルルルーン、キッ、ガチャ、バタン

ヴィラ「あ、車だ。珍しい」

リュウ「そうなのか?」

ヴィラ「ここ、治安悪いから。車置いとくと盗まれる」

リュウ「なるほど」
    (黒塗りのリムジン。マフィアか。分かりやすいな)

144 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 20:50:44.10 ID:TUlfSa0V0
応援ほっしゅ

145 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 20:50:58.18 ID:V59KKqQh0
リュウ「ヴィラ、すまない。俺は下に行く。洗濯頼めるか?」

ヴィラ「うん。大丈夫」

玄関ホール

女主人「…」

七三分け「これはこれはマダム。わざわざお出迎えありがとうございます」

男の護衛A,B「……」

女主人「なんの用だい? ヨーク」

ヨーク「マダム、おおマダム。分かってるでしょう? ビジネスの話ですよ」

女主人「いまうちは店じまい中だけどね」

ヨーク「ふふふ、それも含めた大きいビジネスの話です」

146 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 20:55:39.00 ID:V59KKqQh0
タッタッタ
女主人「遅いよ、リュウ」

リュウ「すまない」

ヨーク「おや、そちらは?」

女主人「うちの用心棒よ。名前はリュウ。リュウ、こちらミスターヨーク。リイワー家のドンだよ」

ヨーク「お初にお目にかかります。ヨークと申します。若輩ながらここらへんを仕切っております」
手を差し出すヨーク。リュウはそれを握り返す。
リュウ「リュウだ。用心棒をしている」

ヨーク「おお、なんとも力強い握手。マダム、良い用心棒を見つけられましたね」

女主人「ああ、重宝してるよ」

147 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 21:01:01.89 ID:V59KKqQh0
ヨーク「さて、私たちはいつまでこの場所で立ち話をしてればいいんでしょうかねぇ?」

女主人「…はぁ、私の部屋に案内しましょう、ミスターヨーク」

ヨーク「嬉しいお申し出だ。参りましょう参りましょう」

護衛A、B「……」

リュウ(あの男を含めて全員銃を持っている)
    (もし騒ぎになった場合、マダムを守りながら三人をやれるか…)

ヨーク「ミスターリュウ」

リュウ「なんです?」

ヨーク「私はわりと神経質なもので、そんな目で見られると不愉快な気分になる。自重していただけるかね?」

リュウ「失礼…」

148 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 21:10:38.97 ID:V59KKqQh0
マダムの部屋

ヨーク「さて、話というのは他でもありません。この娼館を譲っていただけませんか? 娼婦も含めて」

女主人「そんな事だろうと思ったよ」

ヨーク「価格はなたの言い値で結構。何しろ今の我々は飛ぶ鳥を落とす勢いでして…ふひひ」

女主人「お断りだね」

ヨーク「マダム、まあ私の話も聞いてください。ここの評判は素晴らしいものがある」
    「新規、常連含めて皆一様に口にするんです。素晴らしいところだと」

女主人「当たり前だろ」

ヨーク「ええ、娼婦どもの顔も明るい。生き生きと仕事をしてますね」
    「そこが魅力だ。なぜか、私のシのノ娼婦どもは暗くてね。見てると胸がくさくさするんです」

女主人「売り上げの半分以上をピンはねしたらそりゃあ暗くもなるだろうさ」

149 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 21:17:57.87 ID:V59KKqQh0
ヨーク「我々は彼女たちの面倒を見てる。食事に住居etcetc」
    「もっと貰ってしかるべしですよ」

女主人「クスリも撒いてるんだってね」

ヨーク「福利厚生ですよ。手っ取り早くやる気を出してもらって、疲れを取るには一番の手です」
    「それに向こうも欲しがる。需要と供給。あなた方が男を癒すのと同じです」

女主人「なるほどね。あんた達なりに考えての行動だというんだね」

ヨーク「ええ」

女主人「帰っておくれ。聞けば聞くほど売る気が無くなる話をどうもありがとう」

ヨーク「マダム、それは賢い選択ですか?」

女主人「関係ないね。帰っておくれ」

150 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 21:26:28.00 ID:V59KKqQh0
ヨーク「…残念です、マダム。私がこうして穏便に頭を下げに来るのはもうありませんよ」

女主人「……リュウ! お帰りだよ!」

リュウ「…こちらへ」

ヨーク「結構、出口なら分かる。それではマダム。ごきげんよう」

ガチャ、バタン。

ヨーク「おい」

護衛A「はっ」

ヨーク「あのリュウってやつ調べろ。なんか見た覚えがある」

護衛A「はっ」

151 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 21:29:42.00 ID:V59KKqQh0
ヨーク「それと…」
タッタッタ

ヴィラ「!」

ヨーク「うん? あらあら可愛いお嬢さんだ。こんにちは、お嬢さん。お名前は?」

ヴィラ「……ヴィラ…」

ヨーク「ヴィラ、ヴィラ。良い名前だ。ここで働いてるのかい?」

ヴィラ「……っ」

ヨーク「美しい髪。細い首に身体。良いねぇ。気に入りましたよ」

リュウ「ミスター、出口が分からないのか?」

ヴィラ「リュウ…」

リュウ「ヴィラ、こっちに来るんだ」

152 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 21:33:03.73 ID:V59KKqQh0
ヨーク「可愛い妖精に惑わされてね」

リュウ「この子はただの雑用だ」

ヨーク「なるほど、まだ新品なわけだ」

ヴィラ「リュウ…」

リュウ「出口ならすぐそこだ。早く帰ってくれ」

ヨーク「言われなくともそうするよ、ビッチの犬っころ。じゃあね、ヴィラちゃん。ふひひ」

ガチャ、バタン!

153 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 21:37:19.41 ID:V59KKqQh0
ヴィラ「あいつ、嫌なにおいがした」

リュウ「ああ」

女主人「リュウ、ちょっと来て」

リュウ「わかった。ヴィラ、大丈夫か?」

ヴィラ「うん…」

リュウ「良いか。買い物は俺がもどるまで行くんじゃないぞ」

ヴィラ「わかった」

リュウ「よし」

154 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 21:44:58.71 ID:V59KKqQh0
再びマダムの部屋―――

リュウ「入ります」

女主人「どうぞ」
ガチャ、バタン
女主人「あれが言ったマフィアよ」

リュウ「ヨークと言ったか。腕っ節は強そうには見えないが、狡猾な男のようだ」

女主人「たしかに賢い男よ。少し前まで弱小組織だったリイワーをこの街一の組織に押し上げた男さ」

リュウ「やっかいな相手だな」

女主人「厄介なんてもんじゃないね。最悪さ」
     「この街にはびこってたマフィアやギャングを皆殺しにしたんだから」

リュウ「……」

155 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 21:53:09.86 ID:V59KKqQh0
女主人「噂ではどっかの組織が後ろ立ってるって話だけどね」
   
リュウ「ありそうな話だ」

女主人「……あんたどうするの?」

リュウ「? なにがだ?」

女主人「あんた私の話聞いてた? リイワーの奴らは普通じゃないって言ってんのよ」

リュウ「それを相手にするのが用心棒だろう。まさか、逃げると思ったのか?」

女主人「普通逃げるでしょう」

リュウ「俺には金がいる。それを稼ぐまでここを辞めるつもりは無い。それに…」

女主人「?」

リュウ「良い修行になりそうだ」

女主人(笑ってる…)

156 :名も無き被検体774号+:2010/07/24(土) 22:07:02.72 ID:V59KKqQh0
夕方、受付―――

ロック「おい、リュウいるか?」

女主人「いるよ」

ロック「おい、リュウ! テメェ!」

リュウ「なんだいきなり」

ロック「俺のシーツが洗濯されてねえのはどういうわけだ!」

リュウ「え?」

ロック「え? じゃねえよ。タコッ! シーツが無しにどうやって仕事しろってんだよ!」

女主人「まあ、落ち着きな。あたしがリュウに野暮用を頼んでね。それで忘れちゃったんでしょ」

ロック「ガキの使いじゃねえんだぞ。ったく」

157 :HωM; ◆HardM.jTT. :2010/07/24(土) 22:08:06.61 ID:/KbFzO5X0 ?2BP(1000)
>136 名前:名も無き被検体774号+[sage] 投稿日:2010/07/24(土) 16:32:32.33 ID:+ZppaVYl0 [2/2]
>良スレだし。止められてもかなわんから2スレ目も立てとくか?

まず、このセリフ
これは間違いです。

>止められてもかなわん

ここですね。
なぜならここはVIP+
スレストがある板で、止められてかなわんとか意味をなしません。
バカなんですかね?

!vip2:stop:

---
見習い戦士のふつうの攻撃
MP417使ってへっぽこの呪文を唱えた。★ミ (スレのダメージ 0)
このスレは1回目のダメージを受けた (150/740)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは2回目のダメージを受けた (300/740)


158 :HωM; ◆HardM.jTT. :2010/07/24(土) 22:09:14.92 ID:c7mp9vmQP ?2BP(2626)
!vip2:stop:くさくさ
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見習い戦士のふつうの攻撃
MP243使ってへっぽこの呪文を唱えた。★ミ (スレのダメージ 300)
このスレは3回目のダメージを受けた (450/303)
このスレは・・・

停止しました。


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